ネットワークカメラ×格安SIM×クラウド録画!はコスト削減の当然の帰結!

今注目の格安SIM「mineo(マイネオ)」を利用した 法人向けIoTソリューション「mineo監視カメラサービス」スタート セーフィーのクラウド映像プラットフォームを採用

みなさんこんにちは。カメチョ編集部です。今回は以前ご紹介していたSaifie(セーフィー)に関連するお話です。2017年2月9日に、クラウド録画が可能なネットワークカメラSafie(セーフィー、運営会社:セーフィー株式会社)とNTTdocomo回線だけでなく、auの回線が利用できることで格安SIM界隈でも人気が高いmineo(マイネオ、運営会社:株式会社ケイ・オプティコム)が協業を発表されました。そこで、遅ればせながらカメチョでもこの協業の概要とその意味について少しまとめてみようと思います。

Safie(セーフィー)とmineo(マイネオ)について簡単に説明

クラウド録画用のストレージサーバーと映像確認用アプリ、そしてネットワークカメラがセットになったサービスSafie(セーフィー)

スマートセキュリティ「safie(セーフィー)」

safieについては、以前の記事「録画機器不要!クラウド型防犯カメラのメリットとデメリット【個人向け】」にて詳解しておりますが、簡単に言うとWi-Fi経由でインターネットに接続し、クラウドサーバー上で録画データの保存が出来るほか、専用のアプリで映像の閲覧やリアルタイムのアラート通知も出来てしまうスグレモノです。7日間の録画が出来る「7日間録画プラン」であれば月額980円(税別)で利用可能です。これを安いと思うか高いと思うかはユーザーによって判断が分かれるポイントかも知れません。

KDDIのLTE回線をMVNOとして提供するmineo(マイネオ)

mineo公式ホームページの画面

mineo(マイネオ)は関西電力の100%子会社である株式会社ケイ・オプティコムが運営するMVNOサービスで、2017年現在50万回線以上の契約数を突破する大手です。NTTdocomoのLTE回線だけでなく、KDDIの回線が利用できる「auプラン」が選べるという特徴があります。また、ケイ・オプティコムは、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)、M2M(Machine to Machine:機会同士の通信)分野などの他業種との協業にも積極的で、あまり知られてはいませんが、低価格でIoTセンサーなどとの連携を可能にするM2Mアクセスプランを法人向けに提供したりもしています。

報道発表内容について

株式会社ケイ・オプティコムは、セーフィー株式会社のクラウド映像プラットフォーム「Safie(セーフィー)」を活⽤し、法⼈向けの IoT ソリューション「mineo監視カメラサービス」を2017年4 ⽉より開始します。(中略)この度、ケイ・オプティコムの安定した⾼速 MVNO 回線と、セーフィーのクラウド映像プラットフォームをパッケージングすることで、カメラ⽤の電源さえ⽤意すれば、安価で簡単に撮影が可能になり、⾼画質(HD画質)で滑らかな(30fps)映像をスマホアプリから⼿軽に視聴できます。

出典:セーフィー株式会社プレスリリース(2017年2月9日付/PDF)

出典:セーフィー株式会社プレスリリース(2017年2月9日付/PDF)

上記に記載のある通り、「mineo(マイネオ)」監視カメラサービスが発表されました。報道発表からも分るとおり、従来のsafieでは契約者自身で用意をしなければならなかったインターネット回線契約をmineoの回線サービスに置き換え、さらにカメラも高機能にしたサービスと言えるでしょう。

このsafieの専用のモバイルアプリを含むクラウド録画と低価格・高速のLTE通信、そしてサードパーティーのネットワークカメラの3つを組み合わせることで、構築費用を抑えて高品質な監視カメラシステムを構築することが出来るようになった、という訳です。

「mineo監視カメラサービス」の特徴

  • 特徴①:ネットワークカメラには世界シェアNo.1のアクシスコミュニケーションズ製カメラを採用
  • 特徴②:mineoの安定したLTE回線によりHD画質の映像を30fpsで常時クラウドに配信・録画することが可能
  • 特徴③:通信経路に暗号化処理を施したセキュリティ対策により、ネットワークセキュリティに関する特別な知識が無くとも情報漏えいリスクを最小限に抑えられる
  • 特徴④:電源だけ確保できる環境であれば設置が可能なので、インターネット回線を整備していない倉庫や農地、畜産などの用途にも活用可能

やはり気になる月額費用とカメラの性能(型番)

価格設定は下記の通り発表されています。筆者個人的には7日間録画のプランでは少し高い印象を受けますが、7日間録画と30日間録画の価格にあまり差が無いので、30日間のコストで考えるとそこまで法外な価格設定ではないですね。ただし、カメラ・ルータ機器および工事料金は別途費用が必要であることを考えるとその点は残念な点といえるかも知れません。

価格表

HDコース VGAコース
7日間録画 4,200円/月額 3,200円/月額
14日間録画 4,650円/月額 3,650円/月額
30日間録画 5,000円/月額 4,000円/月額

※カメラ1台あたりの料金(税別)

カメラの型番(推定)

また、気になるカメラの型番ですが、プレスリリースによると、対応するネットワークカメラは2種類が公開されており、写真及び赤外線ナイトモード対応という点から判断すると、屋外用のカメラはアクシスコミュニケーションズ[AXIS M2025-LE](実売価格は約4万3千円)、屋内用のカメラは恐らく、アクシスコミュニケーションズ[AXIS M1045 M1045-LW](実売価格は約3万円)です。屋外用のカメラは水平画角が115度、屋内用のカメラは110度どかなり広い範囲を撮影できる広角レンズを採用しているので1台契約すればかなり広い反映をカバーできると思われます。

AXIS M2025-LE Network Camera

アクシスコミュニケーションズ[AXIS M2025-LE](実売価格は約4万3千円)

AXIS M2025-LE Network Camera

アクシスコミュニケーションズ[AXIS M1045 M1045-LW](実売価格は約3万円)

まとめ

いかがだったでしょうか。今回ご紹介したSafie以外にも、月額課金でクラウドサーバー上にデータを保存する仕組みは、クラウドストレージサービスであるMicrosoftのOneDriveやGoogleDrive、DropBoxなどが一般的ですが、ことセキュリティ分野においてはコスト的な障壁もあり、まだまだ一般に普及しているとはいえません。そんな中で、クラウドストレージと無線通信による遠隔監視を組み合わせて提供するというセーフィーの先見性は素晴らしいように思えます。今回ご紹介したサービスのターゲットは、主に法人ですが個人宅での利用も十分に可能なサービスになっています。
そこで、今後の普及の鍵ですが、筆者としては「ユーザーのリテラシー向上」というちょっと高いハードルになると考えています。日本においては、「監視カメラ」という言葉よりも「防犯カメラ」という言葉が一般的ですが、これはカメラの導入が「防犯」一辺倒になっているからかもしれません。今後、カメラの利用目的が店舗スタッフの監視や不正防止などにシフトしていくことで価値を見出すユーザーが増えてくるでしょう。まさに「監視ITリテラシーの向上」が我々に期待されているのではないでしょうか。

参考URL/画像引用元:
mineo(マイネオ)公式ホームページ
プレスリリース「mineo(マイネオ)」法人契約M2M/IoT向け新サービス提供開始について
アクシスコミュニケーション製品ホームページAXIS M2025-LE Network Camera
アクシスコミュニケーション製品ホームページAXIS M1045-LW Network Camera

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