アンドロイドアプリから見るネットワークカメラ8選

こんにちは、カメチョ編集部です。今回は、自宅の様子をスマホで簡単に監視できるスマホアプリをタイプ別にまとめてみました。スマートフォンの国内における普及率は総務省の「平成27年通信利用動向調査」によると71%(世帯単位での集計)!となっており、高齢者世帯を除くとほとんどの家庭でスマートフォンが利用されている計算です。スマートフォンと、そのスマホにインストールした監視カメラアプリを利用して出来ること・出来ないこと、録画やアラームなどを含めた機能についてまとめてみました。

一口に監視カメラアプリと言っても出来ることは様々!

さて、今回ご紹介する監視カメラアプリですが、このページをご覧の方は自分のスマホにインストールするアプリを選んでいる方だと思います。そんなみなさんにアプリを一覧形式で紹介する前にまず、アプリの種類について知っておいて欲しい内容があります。一口で監視カメラアプリ・見守りアプリと言ってもカメラの機器構成やアプリは様々ですので、世の中にある監視カメラアプリというものをカテゴライズしてみたいと思います。もしこの部分を理解できたなら、チョイスするべきアプリは判断できたも同然ですので、少しだけお付き合い下さい。

参考URL:総務省平成27年通信利用動向調査の結果(外部サイト/PDF)

タイプ①:特定のメーカーの防犯・監視カメラ製品の映像を閲覧するアプリ

タイプ①は比較的わかりやすいので、このタイプのアプリを間違ってインストールして使い方に困る、なんてことは無いと思われますが、一応解説すると、Panasonicやプラネックスなど、ネットワークカメラを製造しているメーカーが自社のカメラ製品の映像閲覧用に開発しているアプリです。代表的なアプリは、パナソニックのホームセキュリティカメラ「スマ@ホーム システム」用の「ホームネットワーク」アプリ(リンク先:GooglePlayストア)やプラネックスのスマカメシリーズ、カメラ一発シリーズ(リンク先:GooglePlayストア)などが有名です。製品の購入者が個々にダウンロードして利用するため、基本的には無料のアプリが多いですが、クラウドサーバー上への録画機能など、月額料金が発生するアプリも稀にあります。製品購入時にはアプリのダウンロードに料金が発生するかどうか、月額の利用料があるかどうかなどに気をつけておくようにしましょう。

タイプ②:ネットワークカメラ(IPカメラ)の通信規格「ONVIF」に対応した製品の映像を閲覧するアプリ

このタイプはネットワークカメラとレコーダーや閲覧ソフト間での通信方法を定めた「ONVIF(オンビフ)」という通信規格に対応したネットワークカメラの映像の閲覧を可能にするアプリです。それらしく専門用語で言うとマルチベンダー対応のスマートデバイス用の閲覧アプリということになります。Panasonicやソニーなど、みなさんお馴染みの国内メーカーだけでなく中国のカメラメーカーのDahua(ダーファ)やHikVision(ハイクビジョン)などのネットワークカメラなど数多くのメーカーのカメラに対応しているため、カメラに「解像度録画機能」や「広角監視機能」、「アラームとの連携機能」など、ある程度高度な機能を求める場合などに最適です。実はONVIFにもバージョンがいくつもあり、年々更新されているので、アプリ側で動作が確認されているメーカーや機種に制限がある場合もありますので、事前にその対応を確認しなければならない点に注意が必要です。このタイプ②のアプリとネットワークカメラで監視を行う場合にはある程度の知識が必要になります。代表的なアプリは中国製ながら日本語にも対応している監視アプリXMeye(リンク先:GooglePlayストア)や世界的なシェアも高く無料版でも十分使えるIvideon(リンク先:GooglePlayストア)などが有名です。

タイプ③:PCに接続されたwebカメラの映像を閲覧できるアプリ

お次はPCに接続されたWebカメラの映像を手持ちのスマホから遠隔で閲覧できるアプリです。ネットワークカメラとWebカメラの違いに関しては以前の記事にて説明しておりますので知っていますか?ネットワークカメラとWebカメラの違い」を参照下さい。タイプ②で紹介したアプリ「Ivideon」であれば、ネットワークカメラだけでなく、PCに接続されたWebカメラでも閲覧が可能ですので、もし使っていないPCが自宅に眠っている場合であれば安価なネットワークカメラを購入するだけで自宅の遠隔監視が可能になります。

タイプ④:アプリをインストールしたスマホ同士で内蔵カメラの映像を閲覧できるアプリ

みなさんが今使っているスマホは何代目のスマホでしょうか?2007年に初代iPhoneが発売されてからもう10年が経つわけですので、機種変更の際に以前使っていたスマホを持て余している人も多いことでしょう。古くなったスマホといっても購入当時は数万円もした高額なデバイスですので、コレを無駄に眠らせておく必要はありませんよね。そんな時に古いスマホのカメラ機能とWi-Fi接続機能を活用して、自宅の遠隔監視に使ってしまおう、というアプリです。使い方は至って簡単で、以前使っていた古いスマホと今使っている新しいスマホの両方に監視カメラアプリをインストールしてそれぞれを接続させることで遠隔監視を行うものです。詳しい内容は、以前の記事「【使ってみた】余ったスマホはネットワークカメラとして利用!お手軽監視カメラ構築」にて下記で紹介している「Alfred」を例に使い方を解説していますので参考にしてみて下さい。「AtHome Camera」と「AtHome Video Streamer」のように撮影側のアプリと閲覧用のアプリの種類が異なる場合もあります。

タイプ⑤:その他災害監視用やライブビューカメラ用のアプリ

その他のアプリとしては国内の地方自治体が災害監視や街頭ライブビュー用に配信している映像をアプリで視聴できるものや、変わり種でスマホを擬似的にONVIF対応のネットワークとしてレコーダーや閲覧ソフトに認識させてしまうものなどがあります。実は下記で紹介しているIP Webcamがアプリをインストールするだけでスマホがネットワークカメラに早変わりします。

アプリを使った防犯カメラ・監視カメラ・ネットワークカメラはどんな用途で使われるのか?

では、スマホアプリを使って実際にどのような使われ方ができるのか、についても簡単にご紹介しておきたいと思います。一般家庭での使い方で言うと下記の使い方などが一般的では無いでしょうか。

  • ペット・子ども・高齢者の見守り
  • 防犯(侵入検知・証拠保存)
  • 自宅の状況の把握(温度や湿度、家電製品の状況など)

では、現在配信されているスマートフォンアプリをご紹介してみたいと思います。

1. IP Webcam

ip-webcam

IPWebcamは、AndroidOS搭載のモバイル・スマホをネットワークカメラにすることを可能にしたアンドロイドアプリになります。こちらは携帯回線を利用するか、もしくはWiFi環境を通してビデオストリーミングを配信してくれるものになります。利用するにあたって気になるのはネット環境です。ですが、今は殆どの家庭でネットを利用していますので、家庭でお使いのWiFi環境に接続するだけで使わなくなったアンドロイドスマホがIPカメラ・ネットワークカメラに変わります。ダウンロード数1,000万超という大ヒットアプリですが、筆者が少し触ってみた感じでは外部からアクセスするために自宅のIPアドレスとデフォルトのポート番号8080番をリクエストする必要があるなど、初心者が設定を行うには少しハードルが高い印象です。

2. ペット、赤ちゃん見守り遠隔監視カメラアプリ無料

mimamori

こちらのアプリケーションも先ほどのIPWebcamと同じで、古いスマホが監視カメラになるものです。こちらは、2台のスマホで監視が可能。さらに動作センサーが働き対象物や映像範囲内で動きがあった場合には通知がくるのでリアルタイムで監視、通報が出来ます!

【使ってみた】余ったスマホはネットワークカメラとして利用!お手軽監視カメラ構築

3. スパイカメラ

spycam

2台の携帯を利用して、一つのGoogleアカウントを通じてつながるシステムになります。監視カメラにする側のスマホは省エネモードで長時間の撮影が可能となり、さらに、子供やペットに首からぶら下げておけば、GPS機能が搭載されているため、どこにいるかも分かるアプリケーションになります。使い古しのスマホはモバイル回線の契約が無い場合が多いので、スマホの監視の場合にはどうしてもWi-Fi経由の自宅の回線に頼ることになります。WiFi環境が届かない場所では3GやLTE回線を利用することになるので、子供の見守り携帯用に利用する場合には、回線キャリアの契約をしたスマホで利用すると良いでしょう。

4. スマートホームセキュリティー

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スマホを利用した監視カメラアプリになります。
こちらは、Googleアカウントでスパイカメラ同様にお互いのスマホをリンクさせますが、このアプリの場合は管理側とカメラ側の設定します。また複数台のカメラ側スマホを一つのスマホで映像を管理することができます。

つまり、家で監視したい場所が複数ある場合はこのアプリが便利で在るかと思います。また暗視モードなどで暗い場所でもある程度まで監視が可能となります。数台のスマホと自宅のネットワーク環境さえ整えば、そこはもう警備会社の管理室のように複数の映像を管理できます。

 

5. Ivideon監視カメラ

ivideon

Ivideonは、クラウドを利用したビデオ監視カメラです。
このアプリを利用すれば、監視・管理したい場所にネットワークカメラ(iLuv、Oco、Philips、Axis、Dahua、Hikvision のカメラに対応しております。)を設置しインターネットにそれぞれ接続させた映像データを、こちらのアプリで遠隔で監視することが可能になるアプリになります。

動作センサーと連動設定を行うことで、アプリを導入しているスマホにプッシュ通知、もしくはE-mailにて通知が行われます。また、管理アカウントを発行できるので、複数人で映像を監視・管理することが可能になるアプリです。

6. PLANEX スマカメ

planex

product

こちらのアプリはPLANEXが発売しているスマカメシリーズのアプリになります。一台おおよそ1万円前後のカメラになり、このアプリをスマホにインストールして映像を管理します。カメラの性能としては赤外線やナイトビジョンといった設置場所に合わせたものを選べますが、アプリのレビューを見ると、同社の「カメラ一発」シリーズと比べると歴史が浅いためか、操作性に不満を持っているユーザーもいるようです。

7. セキュカム

doutai

こちらのアプリもスマホを監視カメラとして利用できるアプリになりますが、こちらは基本的に動体検知に特化した監視カメラアプリになっております。具体的には監視カメラ化したスマホが動体物をキャッチした際に録画や撮影が行われデータがストックされます。同時に通知メールがGmail経由にて行われるようです。アプリのレビューを確認すると、動体作動時の映像が全く映っていなかったり映像が乱れていたりする場合があるようですが、星は3.6/5の評価ですので、無料で利用できるアプリとしての評価も高いようです。

8.IPC  Wear Proxy

 

ipc

このアプリは遠隔でネットワークカメラが閲覧できるアプリ「IP Cam Viewer」のウェアラブルデバイス版になります。時計型用OSのAndroid Ware(AppleでいうApple Watch)に対応したデバイスからIPカメラの映像を確認することができるのでちょっとしたスパイ気分を味わうことが出来るはずです。

 IPC Wear Proxy- スクリーンショット

ここまで紹介しておいて申し訳ないですが・・・最低限のセキュリティの知識が無いとやっぱり少し危険なんです

いかがだったでしょうか。自宅の見守りや監視を行うために防犯カメラを導入しようと考える人は多いかと思いますが、安易にアプリや安い防犯カメラを導入する前に少しだけ学んでおいて欲しい部分がありますので付記しておきます。

中国製のネットワークカメラ(しかも前述のONVIF対応ではない独自のアプリを使うカメラは特に)はちょっとだけ危険かも・・・

中国製の防犯カメラなど安価な防犯カメラの中には、セキュリティ上危険な製品も多数あります。少し技術的な内容になりますが、遠隔監視を行う際のセキュリティを確保するために必要なファイアウォールによるIPアドレスのフィルタリングが行われていなかったり、DDOS攻撃に耐えられない貧弱なDDNSサーバを介してスマホとカメラのマッチングを行う製品、P2P接続時の接続情報の管理がずさんなサービスなどなど名前を上げることは出来ませんがl、怪しいサービスが多数あったりします。もちろん、日本メーカーの製品だから、ある程度の価格が高い値段のカメラだからといって完全に安全である保証はありませんが、そういった製品を利用していて被害にあったりしても弁済が受けられる保証は無いので、不正アクセスを防ぐためにはほんの少しのネットワークの知識、もしくは詳しい知人などからのアドバイスが必要になるでしょう。

ネットワークカメラやウェブカメラ、スマホアプリによる監視を行う前のチェック事項

  • 監視カメラシステムにログインするためのユーザー名とパスワードを初期設定から変更しておく
  • 自宅のルータの設定などで、ファイアウォールによって外部と内部のアクセスが正常かどうか確認する
  • パスワードの定期更新

カメチョでは、自宅の見守りや防犯対策に関するご相談から、安全なネットワーク構築に関するお手伝いまで、広くご要望を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

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