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防犯・監視カメラ録画の基本!録画方法毎のメリット・デメリットとは?

防犯カメラ・監視カメラの映像はどうやって記録する?

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みなさん、こんにちは!カメチョ編集部です。

今回の記事は防犯カメラ・監視カメラの肝である映像の録画についてです。
「SDカード録画やハードディスク録画のような様々な録画方法を聞くが、どれを選べばいいのか分からない」
というお声を非常に多くいただきます。

そこでこの記事では
・それぞれの録画手法のメリット/デメリット
・その録画媒体がオススメな人

を紹介していきます。

設置した後に想像と違ったと後悔しないように
是非、最後までご覧ください!

本体内録画タイプ

一般的にこれまで多かったのが、本体にハードディスクやメモリーカードが内蔵してあるタイプでスタンドアロン型といわれることもあります。
家庭用の防犯カメラ・監視カメラを導入する際にはこのタイプだったりします。

最近は本体内に録画しつつネットワークからモニタリングが出来る高機能なものもありますが、あくまでも価格を抑えることに特化したようなカメラです。

本体内録画タイプのメリット

メリット①:比較的費用が掛からない

電源があれば他に設置するものが無いため、比較的費用が掛からないというのがメリットです。

メリット②:管理が楽

本体内録画タイプ古いデータから消えていくタイプのものが多いです。
そのため、いっぱいになる度にデータを削除するものと違って、効率よくデータを管理することが出来ます。

メリット③:コンパクトな為、設置場所を選ばない

映像を本体に記録するタイプなので、外付けのレコーダーなどが不要なのがポイントになります。
そのため、建物から離れた屋外に設置して、録画をすることが出来ます。

電源の確保は必要になりますが
ある程度設置場所に制限が無いというのはありがたいポイントですよね

メリット④:ネットが無い環境でも使用が出来る

本体内録画タイプはネットでデータを管理しません。

本体内録画タイプはAPモードと言って
カメラから飛ぶWi-Fiをスマホで拾って映像の確認などを行います。

そのため、ネット環境が無くても録画や映像の視聴をすることが出来るのです。

電源があるところであれば
工事現場や畑などでも使用できるのは大きなメリットになります。

本体内録画タイプのデメリット

デメリット①:リアルタイム視聴が出来ない

本体内録画のタイプはAPモードで映像を見るため
カメラに近づかないと映像を確認することが出来ません。

カメラの設置場所から離れたところで映像を確認することが出来ないため
リアルタイムに情報が確認できないので犯罪や不正があったときの対応にしか使えないというデメリットがあります。

デメリット②:古いデータまで遡って確認することが出来ない。

保存できるデータ容量はカメラ毎に決まっていて、過去分からデータを消されていきます。

そのため1週間しか保存期間の無いカメラで
2週間前の映像を確認することが出来ません。

カメラの保存容量に応じて、カメラの映像を確認しに行く頻度が決まるので
手間になってしまうケースがあります。

デメリット③:カメラの破損によって記録してある映像も一緒に消えてしまう場合がある。

本体内に録画をするタイプなので、カメラ本体が壊れると映像を確認できなくなってしまうのがデメリットです。

特に悪意のある犯罪者にカメラを破壊されてしまい映像部分も損傷した場合には
犯人の特定が出来ない
というデメリットがあります。

デメリット④:映像の保存期間を簡単には長くできない

録画保存期間はカメラの容量により設定されているので
録画保存期間を増やすということは難しいです。

カメラを購入する前に
どれくらいの期間映像を保存したいのかを検討すると失敗が無くなります。

本体内録画タイプがオススメな人


本体内録画は
・初期費用を大きく抑えたい人
・ネットの無い環境への設定を検討している人

におすすめなものになります。

特にネットが無い場合には他の録画方法では対応が難しいこともあるので
本体内録画の物をおすすめすることがあります。

定期的に現地に赴く必要はありますが
価格を抑えたいというお声にもこたえることが出来るカメラになります。

SDカード記録タイプ

防犯カメラにSDカードを挿入して、SDカードにデータを保存していくタイプになります。
ハードディスクレコーダーに記録するタイプと違って初期費用が掛からないのが特徴になります。

挿入するSDカードの容量に応じて保存期間が変わります。
・容量のサイズによって値段が変わる
・カメラによって対応出来るSDカードサイズが異なる

という2点は重要なポイントになります。

SDカードタイプのメリット

メリット①:値段を抑えることが出来る

カメラ本体+SDカードで利用することが可能なのでコストを抑えることが出来ます。

またSDカードの保存データを消して再利用することも可能になっています。

メリット②:映像を保存しておくことが出来る

SDカードの録画データを新しいSDカードに保存していくと
録画データを残しておくことが出来ます。

見返したいデータは保存しておいて
特に何もなかったデータは消去して再利用していくのが最もコストのかからない運用方法になると思います。

SDカードタイプのデメリット

デメリット①:SDカードの耐久性が低い

SDカードはレコーダーに比べて壊れやすいです。

また、SDカードの映像を確認した際に
SDカードが壊れていて録画できなかったということに気が付くケースが多い
です。

容量が大きいモものに向いていない

SDカード保存タイプは、本体記録のカメラよりは長い期間の映像を保存できますが
レコーダー保存などと比べると保存期間は短くなります。

そのため映像を確認する頻度によっては
レコーダータイプを選択した方が効率的に運用することが出来ます。

SDカードタイプがオススメな人


保存期間が短い方におすすめのカメラです。
数週間~数か月のみ使用したいという短期的な保存で良いという方にはランニングコストの面からもおすすめのカメラになります。

防犯カメラに最適なSDカードの選び方。おすすめの容量やメーカーとは

レコーダー録画タイプ

最近の監視・防犯カメラで多いタイプになります。

カメラとレコーダーを有線で接続して、レコーダーに接続されたモニターやスマホで視聴するタイプ
です。

録画記録は、レコーダー内部のハードディスクドライブ(HDD)に保存されます。

現在では
・アナログレコーダー:モニターで映像を視聴するタイプ
・ネットワークレコーダー:ネットを利用し、遠くのスマホなどでもリアルタイムで視聴できるタイプ

の2パターンがあります。

カメラの周辺にネット環境がある場合は
ネットワークレコーダーを用いてリアルタイム視聴をされる方が多いです。

レコーダー録画タイプのメリット

メリット①:防犯カメラの映像を一括管理・録画することが出来る

防犯カメラの映像を1つのモニターで一括管理することが出来ます。

このような形で1つのモニター内で複数の画像を確認することが出来るので
効率良くチェックや防犯対策を行うことが出来ます。

メリット②:カメラを壊されたとしても、それまで録画していた映像は守られる

保存データはレコーダーのハードディスクに保存されるので
カメラ本体が破壊されても録画データを残しておくことが出来ます。

そのため、本体内やSDカードに記録するものと違って
防犯対策により向いているものと言えるでしょう

メリット③:リアルタイムで映像をかくにんすることが出来る

モニターやスマホでリアルタイムの映像を視聴できるのがメリットです。

特にネットワークレコーダーを利用すると
遠隔でも現地の映像をリアルタイムで確認することが出来ます。

そのため事件やトラブルが発生した際に
リアルタイムでの確認・対応をすることが出来るのが大きなメリットになります。

メリット④:映像の保存期間が長い

本体内録画やSDカード録画のタイプに比べて
録画可能期間が長いのが特徴になります。

レコーダー録画タイプのデメリット

デメリット①:導入・維持コストが高い

レコーダー録画タイプのものはネットワークを構築する必要がある上に、機器の構成も複雑になります。

そのため
現在ネットを利用していない場合には、新規でネットをひく必要があります。

構成もSDカードタイプのものと比べると複雑になるので初期コストが大きくなるケースがあります。

デメリット②:レコーダーが故障すると接続されているすべてのカメラの録画が停止してしまう

カメラの映像をレコーダーに集約させ、視聴する仕組みなので
レコーダー本体が壊れてしまうと全てのカメラの映像が確認できなくなってしまいます。

そのため、定期的なメンテナンスを行い故障が起きないように運用していくことが重要になります。

レコーダータイプがオススメな人


・複数の映像を確認したい人
・リアルタイムの映像を確認したい人

におすすめなカメラになります。

特に介護施設などの警備に併用すると
巡回業務の負担を減らすことが出来ます。

映像を確認して気になる所にすぐに迎えるため効率が上がります。

NVR(ネットワークビデオレコーダ)とは?DVRとの違いは?防犯カメラレコーダー選びの基礎!

クラウドタイプ

映像記録はすべてクラウド(インターネット)上に保存されるタイプのものです。

録画映像自体をクラウドサーバー上に保存できるので破損の心配も無く、管理も容易です。

クラウドサービスとして提供している専門の会社が管理するので、セキュリティも非常に堅固なシステムで構成されています。

クラウドタイプのメリット

メリット①:映像が紛失しない

録画のデータがネット上に記録されていくシステムなので、
カメラが破損しても映像が視聴できなくなるということはありません。

犯罪者などにカメラを壊されてしまっても、カメラに衝撃が加わる直前までの映像は残ります。
そのため、犯人の確保などに最適なシステムになります。

メリット②:初期費用を抑えることが出来る

SDカードやレコーダーの購入が不要になる為、初期費用を抑えることが出来ます。
また、レコーダーの定期メンテナンスや故障対応などが不要になるので工数がかかりにくいカメラになります。

メリット③:登録件数・設置エリアの制限がない

ネット上でデータを管理するため、カメラの制限がありません。
例えば東京と大阪のカメラの映像を北海道で確認することが出来ます。

メリット④:視聴者のデータの管理が簡単

クラウドタイプで映像を観る時は
視聴アカウントのIDとパスワードを入力するだけです。


そのためIDとパスワードを教えることで誰でも確認することが出来ます。
(パスワードなどは変更できるので安全です)

例えばA店・B店・C店に防犯カメラを設置した際に
オーナーさんは3店分の視聴アカウントを管理して
A店の店長さんはA店の視聴アカウントを管理する

ということが可能です。

そのため、誰に映像を見せるのかを管理しやすいというのがクラウドタイプのメリットです。

クラウドタイプのデメリット

デメリット①:長期の利用だと運用コストが高くなることも

クラウドタイプは1つのカメラ毎にクラウド利用料という利用料金を毎月支払うことになります。
クラウド利用額は管理会社によって異なるので確認してみると良いでしょう。

クラウドタイプがオススメな人


多くの拠点の画像を一括管理したい人

どこにいてもリアルタイムの映像を確認することが出来る為です。
また、視聴ID・パスワードを教えるだけで映像を確認することが出来るので
情報の共有が容易なのもおすすめです。

オフィス内での情報漏洩・社内トラブル・勤怠管理…人事の方たちにも役に立っているクラウドカメラの活用術とは

まとめ

映像の録画方法の種類とメリットなどを紹介いたしました。
設置場所やニーズによって最適な保存タイプは異なります。

どのタイプを購入する際でも
希望に添えないものを購入してしまうと再購入になってしまうケースもあります。

カメチョでは無料で最適な録画方法をご提案が可能です。
自分で選択するのが不安という方は是非お気軽にお問合せください!

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