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防犯カメラの録画機能|保存方法と録画時間・録画期間について解説

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防犯カメラの録画機能は、社内の監視や業務中のミス発見に役立ちます。しかし、録画機能についての解説が複雑で、どのカメラを選んで良いかわからない方もいるでしょう。

本記事では、防犯カメラの録画機能の概要や記録媒体の種類、長時間・長期間録画する方法を解説しています。録画機能付きの防犯カメラを導入し、社内の安全を守りましょう。

防犯カメラの録画機能とは

防犯カメラの搭載されている録画機能の概要を解説します。録画機能は一体どの媒体に、画像を録画できるのでしょうか。

また、録画機能が何の役に立つのかを解説します。

防犯カメラの映像をHDDなどに記録

防犯カメラの録画機能は、カメラの映像をHDDなどに記録する機能です。記録媒体はHDDの他に、SDカード、SSD、クラウドがあります。

記録媒体によって、設置場所や録画可能時間、価格、毎月のコストが異なります。

夜間などに起きた事件の証拠保全

防犯カメラは夜間などに起きた事件の証拠保全に役立ちます。事件を立件するには証拠が必要ですが、映像がないと捜査が難航するケースがあります。

しかし、防犯カメラの録画映像があれば犯人の見た目の特定が容易です。また、スーパーマーケットなどでお釣りの渡し忘れや間違いなどのクレームがあった際も、防犯カメラの録画映像が役立つでしょう。

録画された映像を確認し、どのタイミングでミスがあったか、またはミス自体がなかったか確認可能です。トラブルが起きた際に録画があれば、事件の内容や自社に非があるかどうかを立証できます。

常時録画も可能

防犯カメラによっては、常時録画も可能です。容量の大きい記録媒体が必要ですが、常時録画なのでいつ何が起きても映像を確認できる安心感があります。

常時録画機能がついた防犯カメラがあれば、昼夜を問わず社内や店内で起きた出来事を記録可能です。必要な時にいつでも映像で状況を把握できるため、防犯や監視のために常時録画を選ぶ企業も多いでしょう。

防犯カメラの録画保存方法

防犯カメラの録画保存方法は、主に以下の4つです。

  • HDD(ハードディスクドライブ)
  • SDカード
  • SSD(ソリッドステートドライブ)
  • クラウド

それぞれの媒体の特徴や記録方法の概要を解説します。

HDD(ハードディスクドライブ)

HDD(ハードディスクドライブ)は、防犯カメラの録画媒体の中でも最も使用されている媒体です。HDDはパソコンやご自宅のレコーダーにも利用されています。

1つのHDDで複数台の防犯カメラの映像を録画することもできます。

比較的安価で購入でき、容量の大きなHDDを選べば長時間録画ができる点がメリットです。入手しやすいため、どの録画方法が良いか迷ったらHDDを選ぶと良いでしょう。

SDカード

防犯カメラにSDカードを挿入し、カードに映像を記録するタイプもあります。SDカードはデジタルカメラやスマホで使っている人も多いでしょう。

SDカードを差し込んでおけば自動で映像を記録してくれます。価格が安く手に入りやすい点がメリットですが、保存期間がやや短い点がデメリットです。そのため、常時録画を希望する方には向いていない録画方法です。

SSD(ソリッドステートドライブ)

SSH(ソリッドステートドライブ)は、メモリーチップを媒体とした映像の読み書きができる装置です。読み書きのスピードが非常に早く、消費電力を抑えて録画できます。

ただし、SSD内蔵の防犯カメラはHDD内蔵防犯カメラよりも高価です。また、SSDドライブは記録時間がやや短くなる傾向にあります。

クラウド

クラウドとは、インターネット上に録画した映像を保管する方法です。ネットワークを通じて録画映像をクラウド上に保管できるので、パソコンやモバイル端末で映像を監視・確認できます。

非常に便利で需要が高い機能ですが、インターネット回線が必須で、回線が切断された場合は録画が機能しなくなる点がデメリットです。また、クラウドをレンタルする場合は月額費用がかかります。

防犯カメラの録画時間・録画期間はどう決まる?

防犯カメラの録画時間や録画期間が、どの要素で決まるか解説します。録画時間や録画期間は、防犯カメラを選ぶうえで大切な要素です。

十分な時間と期間録画できる防犯カメラを選び、会社や店内の防犯に役立てましょう。

画像の画質

防犯カメラの録画時間や期間は、画像の画質によって変わります。画質が良いほど記録した映像の容量が増え、記録媒体の容量を占めるからです。

しかし、長時間録画のために極端に画質を下げると、解像度が低く犯人の容姿をはっきり確認できないケースがあります。録画時間や期間との兼ね合いを考えつつ、画質を調整しましょう。

防犯カメラの設置台数

防犯カメラの設置台数によっても、録画時間や期間が変わります。防犯カメラの台数が多いとそれだけ映像の数が増えるため、記録媒体の容量を圧迫するからです。

社内に複数の防犯カメラを設置する場合は、対応できる容量の記録媒体を用意しなければなりません。

FPS(フレームレート)

FPS(フレームレート)とは、動画において1秒あたり何コマの画像を記録するかという単位です。動画は静止画を連続で映して記録することで、映像化されます。

FPSが高いほど鮮明な映像になり滑らかな動画を記録できますが、容量が増えてしまう点がデメリットです。反対にFPSを低くするとカクカクした精度の低い動画になります。

動画圧縮方式

動画圧縮方式によっても、録画時間と期間が変わります。記録された映像は圧縮され、記録媒体に保管される仕組みです。

圧縮効率の良い方式を選択すれば、きれいな画質のまま容量を減らして画像を保管できます。圧縮効率は主に以下の4つです。

  • H.265
  • H.264
  • MPEG-4
  • Motion JPEG

上から順に圧縮効率が良い方式で、画質を保ったまま容量を減らせます。防犯カメラを選ぶ際は、動画圧縮効率の良い方式を利用しているカメラを選びましょう。

防犯カメラの録画時間や録画期間を調整する3つの方法

防犯カメラの録画時間や録画期間を調整し、なるべく効率よく録画を保存しましょう。

スケジュールを決めて録画

防犯カメラの録画時間を延ばすためには、スケジュールを決めて録画します。例えばレジの監視であれば、営業時間内のみ録画を行いましょう。

その他無人になる夜間のみ録画するなどすれば、録画容量がそれだけ減るため、録画時間や録画期間を長くできます。

モーション検知録画を選択

防犯カメラを選ぶ際は、モーション検知録画機能があるカメラを選択しましょう。モーション検知録画機能とは、動くものを感知して自動で録画を始める機能です。

夜間に侵入者があった場合のみ録画するため、録画容量を圧迫せず、録画時間や期間を延長できます。

常時録画

防犯カメラを常時録画したい場合は、解像度やFPSなどを調整しましょう。画質は多少落ちますが、24時間常に録画できるため、不測の事態にも対応できます。

常時録画できる防犯カメラを購入する際は、容量の大きなHDDなどを用意してください。目安として、HDDの容量が1TBの場合は5日間、2TBの場合は10日間の録画が可能です。

まとめ

防犯カメラの録画機能は、無人の社内を監視したり、クレーム発生時の事実確認に役立ちます。映像で記録が残っているため、犯罪の証拠も掴みやすいでしょう。

カメラ選びの際は記録媒体の種類や画質、どの程度の長期間録画できるかなど総合的に判断してカメラを選んでください。

しかし、録画機能がついている防犯カメラの選び方は複雑で、どのカメラを選んで良いかわからない方もいるはずです。

もしどのカメラを選ぶべきか迷った際には、下の問い合わせフォームからお気軽にお問合せください!

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