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【ネット回線不要】SIM対応の防犯カメラとは?メリット・おすすめ機種などを紹介

「光回線が無いという理由で防犯カメラを設置できない」と悩んでいる方には
SIM対応の防犯カメラがおすすめです!

ネット回線がなくても稼働するため
・光回線を引くのが難しい場所にカメラを設置したい
・回線工事の費用をかけたくない
というシーンに有効です。

本記事では、SIM対応防犯カメラの概要やメリット、注意点などを紹介します。

SIM対応の防犯カメラを導入しようか検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

SIM対応の防犯カメラとは

SIM対応防犯カメラとは、防犯カメラ内部にデータ通信ができる「SIMカード」を挿入しているカメラです。
仕組みはスマートフォンなどに似ています。

Wi-Fi(光回線)を活用するネットワークカメラと違って、SIM対応防犯カメラはネット環境がなくても撮影できます。

山場付近や工事現場など、ネットワーク工事が難しい場所への利用に最適です。

ネットワークカメラの概要やその他防犯カメラとの違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。こちらも一緒に確認して、自分に合った防犯カメラを探しましょう。

ネットワークカメラ(IPカメラ)とは?ウェブカメラと違う?仕組みなどを解説

防犯カメラに使用するSIMカードの選び方

防犯カメラに使用するSIMカードの選び方

SIMカードとは通信サービスのために必要なICカードです。スマートフォンやタブレットなどの通信機器にも使われています。

SIMカード対応の防犯カメラを使う場合は、ネット通信のためにSIMカードが必須です。

どのSIMカードが防犯カメラに適しているのか、選び方を解説します。

対応キャリア

SIMカードを選ぶときは、対応キャリアを確認しましょう。キャリアとはドコモやau、ソフトバンクなどの通信会社のことです。

現在は3大キャリアのほかにも格安SIMなども販売されているため、通信費を抑えられます。

キャリアによって通信費や通信帯域、対応エリアが異なります。また自社で社用携帯を契約しているキャリアと合わせた方が、料金の支払い等もまとめられるでしょう。

 

またSIMカードの契約プランも重要です。基本的に防犯カメラのSIMカードは、下りよりも上りの容量を使います。通常のプランよりも上り優先のプランを選ぶことで、通信費用を抑えられます。

SIMカードのサイズ

SIMカードのサイズは1つではなく、標準SIM・microSIM・nanoSIMの3種類があります。使用する防犯カメラが対応しているサイズのSIMカードを選ばないと、そもそも挿入できないため注意しましょう。

通信帯域

SIMカードを選ぶときは、通信帯域についてもチェックしましょう。通信帯域とは通信で使われる一番高い周波数と低い周波数の範囲です。通信帯域が広いほどつながりやすく、帯域が狭いと通信速度は遅い傾向にあります。

帯域が狭いと動画データの転送が遅くなるため、動画を送信するのに不自由がない帯域を選びましょう。

SIMカード対応防犯カメラの料金目安

SIMカード対応防犯カメラの料金目安

SIMカード対応防犯カメラの料金目安を解説します。防犯カメラの本体価格に加えて、毎月通信量が発生する点に注意してください。

カメラ本体の価格は5〜10万円まで幅があります。

性能の高いカメラであれば高額になる傾向にあるため、購入前に機能面などをよく考えて選びましょう。初期費用を抑えたい場合は、リース契約も可能です。

 

また通信費はデータ送信量やキャリアプランによって異なりますが、以下の計算式で算出できます。

 

ビットレート×通信時間(1日あたり)×日数÷8

 

ビットレート1.0で24時間防犯カメラ映像を送信し続けた場合は、324GBの容量が必要となります。

目安として、BIGLOBEモバイルの上り高速プランから費用目安を見てみましょう。BIGLOBEモバイルで上り高速300GBのプランを契約した場合の費用は、月間15,500円です。

 

また楽天モバイルのデータSIMプランでは、300GBが月額9,000円で利用できます。契約キャリアによって幅はありますが、毎日動画を送信し続けても月額1万円以内の通信費で利用可能です。

おすすめしたいSIMカード内蔵防犯カメラの機種

SIMカード内蔵防犯カメラはさまざまなメーカーから販売されていますが、特におすすめは「Solid Camera」の防犯カメラです。

累計販売台数が150,000台を突破するほどの人気を誇り、SIMカード内蔵防犯カメラは全国5,000箇所以上で稼働しています。
メディアに紹介された実績もあり、信頼性が高いです。

Solid Cameraが販売しているSIMカード内蔵防犯カメラは、全部で2パターンあります。

IPC-16LTE:電源が必要な防犯カメラ

項目 情報
モデル LTE対応屋外用フルHD IPカメラ
電力 DC12V/1A
最大消費電力 LTE接続時:7W
有線接続時:5.5W
防水・防塵機能 IP66
音声 マイク内蔵
※オーディオ圧縮:G.711
赤外線LED ハイパワーLED 2個
同時接続ユーザー数 最大8人
動作条件(温度) 起動時:-20~50℃
作動時:-30~50℃

IPC-16LTEは、SIMカードによるデータ通信と電源のみで作動するSIMカード内蔵防犯カメラです。

SIMフリーで、ドコモやauのSIMカードに対応しています。
Solid Cameraが提供しているSIMサービスを選ぶと初期設定を省略することが出来るのでおすすめです。

別売りの最大64GBのSDカードを差し込めば、2週間程映像データを録画できます。
自動上書きや動体検知録画もでき、録画した映像データは専用アプリで遠隔再生可能です。

電源を用意できる場合は、SIMカード内蔵防犯カメラ「IPC-16LTE」の導入をおすすめします。

>>IPC-16LTEの詳細はこちらから

SLL-01LTE:電源不要なソーラー型防犯カメラ

項目 情報
モデル SLL-01LTE
電池 18650リチウムイオン電池 × 4本
※1本あたり2500mAh
消費電力 待機状態:0.03W
稼働時:昼モード1.3W/夜モード 3W
充電 5W ソーラーパネル充電、5V/2A USBポート
※約8時間でフル充電
防水・防塵機能 IP66相当
音声 コーデック:AACおよびG.726
ビットレート:8Kbps、16bit
赤外線LED 波長:850nm
有効照射距離:20m程
同時接続ユーザー数 最大4人
動作条件(温度) -20~60℃

SLL-01LTEは、ソーラーパネルが搭載されたSIMカード内蔵防犯カメラです。

太陽光発電でSIMカード内蔵防犯カメラに必要な電気を供給するため、通信工事だけでなく電源工事も行う必要がありません。

SIMカードはすでに内蔵された状態かつ専用ブラケットが付属していて、届いた瞬間に設置できます。

梅雨などで雨天が続くときでも、10,000mAhの大容量バッテリーを内蔵しているSLL-01LTEは最大60日間の待機が可能です。
同時に必要時のみ稼働する省電力設定になっているため、停止するケースはほとんどありません。

値段はIPC-16LTEと比べると多少高価になります。
ただ、IPC-16LTE+電源工事よりは安価に収まるケースが多くあります。

ネット環境も電源供給箇所もない場所に遠隔監視出来る防犯カメラを設置するなら、SLL-01LTEを導入しましょう。

>>SLL-01LTEの詳細はこちらから

SIMカード内蔵防犯カメラを使うメリット

SIMカード内蔵防犯カメラを使うメリットは、主に以下の4つです。

ネット回線工事が不要

SIMカード対応の防犯カメラは、内蔵されたSIMカードでデータ通信を行うため、ネット回線工事が不要です。

工事を行わないため
・防犯カメラ設置までの時間短縮
・導入コストを下げられる
といったメリットがあります。

できるだけ早く、安く防犯カメラを設置したい人には嬉しいポイントですね。

設置場所が制限されない

ネット回線工事が不要な分、防犯カメラの設置場所も制限されません。

「設置したい場所は決まっているのに、ネット環境がなくて導入できない」といったケースでも、SIMカード内蔵防犯カメラであれば問題なく設置できます。

ネットワークのない場所で防犯カメラの導入を検討するなら、SIMカード内蔵防犯カメラがおすすめです。

通信の安定性が高い

SIMカードで行うデータ通信はLTE回線、つまり携帯電話の「4G」「5G」と同じ回線を活用しています。

LTE回線は建物の影響を受けにくく、通信エリアも広いです。

そのため、Wi-Fiよりも通信品質が安定しており、防犯カメラの映像もしっかり撮影・録画できます。

遠隔操作ができる

ネットを利用しない防犯カメラは
「録画は出来ているが、遠隔監視は出来ないので現地へ行って映像を確認する」
というものが多いです。

一方で、SIMカード内蔵防犯カメラは、専用アプリを使って遠隔操作ができます。

防犯カメラの映像確認はもちろん、録画した映像の再生や録画データのダウンロードなども可能です。

わざわざ現地へ行って防犯カメラの映像を確認する手間がなくなるほか、外出中でも従業員の確認できるメリットもあります。

SIMカード内蔵防犯カメラを使うときの注意点

SIMカード内蔵防犯カメラはさまざまなメリットがある反面、以下3つの注意点もあります。

通信制限にかかるケースがある

SIMカード内蔵防犯カメラは携帯電話と同じように、映像データを確認しすぎると通信制限にかかるケースがあります。

通信制限になると、防犯カメラからの映像を視聴できなくなります。

「映像データを見すぎない」「チェック時間数に合ったデータ容量を契約する」など、通信制限にならないよう対策を練りましょう。

技適マークを取得しているか確認する

技適マークとは「技術基準適合証明の略称で、電波法令の基準に合った無線機だと証明する印です。無線機であれば、必ず技適マークが付いています。

技適マークのない無線機を使用すると電波法違反にあたる可能性があり、該当すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課されます。

SIMカード内蔵防犯カメラを使うときは、必ず技適マークが付いているか確認しましょう。技適マークは、銘板の中や底面に付いているケースが多いです。

参考:技適マーク、無線機の購入・使用に関すること|総務省電波利用ホームページ

プライバシーの侵害にあたる恐れがある

SIMカード内蔵防犯カメラは比較的好きな場所に設置できるため、思わぬところで他人を撮影してしまうこともあるでしょう。

撮影した映像データが漏洩するとプライバシーの侵害にあたる恐れがあり、違法だと認められれば民法709条『損害賠償請求・慰謝料請求(不法行為など)』に基づいて慰謝料請求されます。

プライバシーの侵害をしないよう、SIMカード内蔵防犯カメラで撮影した映像データは必ず徹底管理しましょう。

防犯カメラと個人情報保護法の関係については、別記事で詳細を解説しています。防犯カメラを設置する前に、こちらも合わせてご覧ください。

防犯・監視カメラの導入の注意点とは?法律違反の事例や防犯カメラの機能をご紹介!

SIMカード内蔵防犯カメラはこのような場所での利用におすすめ

SIMカード内蔵防犯カメラの特徴を考えると、設置するなら以下のような場所がおすすめです。

  • 農場・畑・・・盗難防止目的
  • 工事現場・・・不審者の侵入防止目的
  • 太陽光発電機などの僻地・・・環境安全のチェック目的

Wi-Fiを接続できない場所や、移動する手間がかかる場所への監視・防犯目的に、SIMカード内蔵防犯カメラは最適です。

逆にネットワーク環境が整っている場所であれば、わざわざSIMカード内蔵防犯カメラを使う必要はありません。

目的に合った防犯カメラを探したいときは、専門業者へ依頼しましょう。

カメチョ」では、導入目的を達成できる最適な防犯カメラをご提案し、設置までノンストップで行います。無料相談も承っているため、まずは一度お気軽にお問い合わせください。

>>カメチョへの無料相談はこちら

設置が厳しい場所はSIM内蔵の防犯カメラで対応しよう

今回は、SIM対応防犯カメラの概要やメリット、注意点などについて紹介しました。

SIM対応防犯カメラは、携帯電話と同じLTE回線で稼働します。

Wi-Fi環境がない場所でも利用できるため通信回線工事が不要なのが大きなメリットです。

工事現場や農場・畑といった、Wi-Fi環境がない場所へ防犯カメラを設置したい場合は、SIM対応防犯カメラを使いましょう。

・電源を供給できるなら「IPC-16LTE」
・電源を供給できないなら「SLL-01LTE」がおすすめです。

防犯カメラを設置する前に、わからないことや疑問点はすべて「カメチョ」へご相談ください。
無料相談はもちろん、提案から見積もり、設置までさせていただきます。

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