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ネットワークカメラ用のLANケーブルが届かない!ラクラク延長させる方法はコレ!


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みなさんこんにちは。カメチョ編集部です。今回はネットワークカメラを設置する際にネックになるケーブルの敷設に関する問題解決手法をご紹介します。解決する課題は表題の通り、「ネットワークカメラを設置する時にLANケーブルの長さが足りない!」です。

LANケーブルの基礎知識~ネットワークカメラは確かに便利だが、伝送距離と遅延に致命的な問題が~

そもそもネットワークカメラとは

ネットワークカメラとは、一般的なビデオカメラと異なり、カメラ内部に映像を処理するためのチップが入ったものです。そのチップによって記録した映像を映像配するサーバーの役割を果たし、レコーダーや閲覧用のPCソフトなどのリクエストに対して映像の配信を行うことが出来ます。通常、記録した映像の伝送にはLANケーブルを用います。カメラがグローバルネット(インターネット)に接続されてさえいれば、遠隔地からカメラの映像を参照したり出来るため、中規模以上の監視カメラシステムにおいては従来のアナログカメラがそのままの形で利用されることはかなり少なくなってきています)(「アナログハイビジョン」などの規格を用いたり、アナログ映像を変換して擬似的にネットワークカメラとして利用している場合もありますが)。

ネットワークカメラのデメリット

このネットワークカメラを導入する際にしばしば問題になってくるのがLANケーブルの長さによる物理的な制限がある点です。ネットワークカメラと呼ばれるカメラにおいては、背面にはほとんどの場合LANケーブルを挿す端子が備わっており、そのケーブルを使って映像をネットワークハブやNVRまで伝送させるわけです。しかもLANケーブルには映像情報と一緒に電源を供給できる機能が備わっているので(PoE:Power over Ethernet規格の場合のみ)電源の取り回しの点でもメリットがあります。が、LANケーブルで映像を伝送できるのは、一般的な100BASE-TX規格を例にとると最大100mまでとなります。ネットワークから離れた場所を監視しようとすると、簡単に超えてしまう距離です。同軸ケーブルが500m程度であれば伝送できる距離であることを考えると明らかなデメリットです。

長さが足りなければ延長させる!「LAN(イーサネット)延長アダプター」を利用!

ハイテクインター 製のLANケーブル延長アダプター[MaxiiCopper Vi2300A PoE(+)延長モデム 172-VG-005]このモデルでは900mまでケーブルの長さを延長できる。

前置きが長くなってしまいましたが、LANケーブルの長さが足りない場合には、延長アダプタを利用します。こういった場合によく用いられるのが上記のような延長アダプタです。このような延長ケーブルを用いることによって、例えば自宅から離れた農地や畜舎空き家を監視したいというニーズに対応することが出来ます。インターネットのハブから離れた場所にネットワークカメラを設置する場合には、障害物が無い場合には無線での伝送も有効ですが、ノイズの発生などが不安定になる場合もあることや、監視場所で電源が確保できない時の対応という面ではやはり有線での接続のほうが安心です。

簡単に図解すると下記のような構成になります。

参考URL/画像引用元:
製品詳細ハイテクインター MaxiiCopper Vi2300A PoE(+)延長モデム 172-VG-005 (外部サイト)

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アナログカメラやアナログハイビジョンカメラからの置き換え(リプレース)時には「LAN・同軸コンバーター」!

また、上記では新たにネットワークカメラを設置する際の方法をご紹介しましたが、アナログカメラからのリプレースの場合には別の方法もあります。アナログカメラの場合には映像の伝送に「同軸ケーブル」と呼ばれるメタルケーブルを利用していましたが、この同軸ケーブルをそのまま利用出来るPoE対応LAN(イーサネット)・同軸信号コンバーターが利用できます。

参考URL/画像引用元:
PoE対応の同軸コンバーターセット“ECB-G01CX-HJP”(外部サイト)

まとめ~導入の際の注意点~

注意点①LANケーブルであってもノイズの影響は受ける

アナログカメラ用の同軸ケーブルであっても、ネットワーク用のイーサネットケーブルであってもノイズの影響を受けてしまうことは予め理解しておいたほうが良いでしょう。実はアナログの同軸ケーブルにも金属線の太さや被覆している素材(シールド)によって様々な種類がありまして、この仕様によって性能も変わってきます。例えば電源ケーブルを通している孔にカメラ用のケーブルを通す場合や著しく距離が長いケーブルを敷設する場合には、電磁気によってアナログケーブルにノイズが伝わってしまうので、シールドの性能の良いケーブルを敷設する必要があります。LANケーブルの場合にも同様でノイズが発生する場合があり、アナログケーブルと異なり厄介な点が、LANケーブルの場合にはノイズの発生によって(映像の劣化ではなく、)映像の遅延が発生してしまう場合があるという点です(アナログケーブルと違い、イーサネットを用いた通信はノイズの影響などでエラーが発生した場合にデータの再送を行うため)。

LANケーブル

注意点②供給電源の消費電力(ワット数)が足りない場合に注意

上記の説明で最大1100メートルまで伝送距離を伸ばすことが出来ると記しましたが、実はPoE給電の場合、伝送距離は大きくなっても電力をそこまで届けるのは不可能です。延長アダプターや、コンバーターの仕様詳細に詳しく記載がありますが、例えば[MaxiiCopper Vi2300]の場合900mでの給電能力は5.0Wとなります。赤外線照射装置のないネットワークカメラであればギリギリ消費電力をまかなえる可能性もありますが、なかなか厳しい数字です。そんな場合には敷設先でカメラ用の電源を取ってやる必要がありますのでご注意下さい。

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