防犯カメラ・監視カメラ用語集
VMS
VMSとは、(Video Management Software/System)の略で、防犯カメラや監視カメラで撮影した映像を記憶装置に保存し、管理するためのソフトウェアのことです。「映像監視ソフトウェア」、「録画映像統合管理システム」など各メーカーによって日本語の表記には若干の違いがあるが、一般的には同じものを指す。ドラマで見るようなモニタリングルームを備えた大規な監視カメラシステムを構築する際に利用されるとものだと思われがちだが、NAS(用語集ページ)のOS上で動くVMSなども登場しており、家庭用など中・小規模の監視カメラシステムでも利用されることが多くなってきている。クラウド録画のシステムで外出先から録画した映像やリアルタイムの映像をスマホで確認できたりする仕組みも、映像データを管理している仕組みであることを考えると、VMSのひとつだといえるだろう。
VMSで出来ること
- 複数台(複数拠点)のカメラを本部で記録、閲覧することが出来る
- 各拠点に設置してあるレコーダーから映像を参照して擬似的に中央管理システムを構築する
- クラウドサーバーにVMSシステムを構築して、本社のネットワーク帯域を削減したり、初期費用を抑えた構築が出来る
- 閲覧権限を施したアカウントを複数発行することで多人数のモニタリングを可能にする
- モバイルアプリからネットワークカメラの映像を閲覧する
- センサーやアラームと連携させて自動通報システムを構築する
- 画像解析システムと連携して、顔認証を人間の代わりに行ってくれる