防犯カメラ・監視カメラ用語集
RS-232
RS-232とはシリアル通信を行うインターフェース(異なる機器を接続するための装置)の規格のひとつ。RS-232CともEIA-232とも呼ばれる。防犯カメラや監視カメラにおいては、一般的にRS(EIA)-485端子がPTZ制御などに用いられるのに対してこのRS-232端子は外部センサーと接続してアラームの検知(入力端子を設けている)を行うことが多い。また、カメラ本体がが動体検知や外部からの衝撃、レンズへのスプレーの散布などを検知可能な高機能なカメラであれば、アラーム信号を(レコーダーやサイレンなどに)出力するための接続端子を設けている場合もある。端子の形状にはRS-485と同様に1ピンずつのものの他、9ピンが1セットになった端子もある。LANケーブルやRS-485等のケーブルと比べると伝送距離が15m~20mまでと圧倒的に短いのが欠点で、RS-232とRS-485を変換して伝送距離を伸ばすための変換コネクタなども販売されている。