防犯カメラ・監視カメラ用語集
終端抵抗
終端抵抗とは、電子機器の終端(始発点から流れる電流が最終的に行き着く電気回路の末端)での電気的反射が起こることを回避するために回路内に入れる抵抗のこと。防犯カメラにおいては、主にアナログカメラ/アナログハイビジョンカメラの接続ケーブルを選定する際にはこの終端抵抗の値を規定に合わせる必要がある。通常防犯カメラ・監視カメラで用いられる同軸ケーブルにはほとんどの場合75Ω(オーム)の抵抗(特性インピーダンスと表記される)が設定されている。
また、PTZカメラの制御ケーブルの接続(主にEIA-485/RS-485接続の場合)に際してこの終端抵抗を使用していない、または抵抗値が規定より大きい場合などにPTZなどの操作が出来ない場合がある。