防犯カメラ・監視カメラ用語集
PTZカメラ
PTZカメラ、またはPTZ機能とは、パン(Pan:Panoramac viewの略):カメラの画角を水平方向に移動(横方法に首振り)させる制御、ティルト・チルト(Tilt):カメラの画角を垂直方法に移動(縦方向に首振り)させる制御、ズーム(Zoom):画角を拡大(ズームアップ)及び縮小(ズームアウト)して表示させる制御を組み合わせて「遠隔で」操作することが可能なカメラまたはその機能のこと。
以前はアナログ方式のように映像を同軸ケーブルで伝送するためにPTZ用の制御ケーブルを別に設け、カメラにもPTZ制御専用のコネクタを設けていたものも多かったが現在はLANケーブルを用いて同時に情報をやり取りする場合がほとんどである。
とはいえ、PTZ機能はカメラを収めるケースである「カメラハウジング」に備わっている場合も少なくないので、例えばデジタル方式のカメラであれば、ハウジング自体ににLANケーブルのコネクタがあり、「グローバルネット⇔レコーダー⇔LANケーブル⇔[ハウジング]⇔カメラ」という接続をする場合も多い。
そもそもMOBOTIX社が得意とするような高解像度・広視野角に対応したカメラの台頭によって、PTZ機能がそもそも不要なシステムも増えている。