ナイトビジョンカメラとは？種類や選び方を解説
お電話でのご相談はこちらの番号から[03-6632-1582](土日祝を除く9:00～18:00)
犯罪の多くは夜間に起きるケースが多く、夜間の防犯対策は必須といえます。出入り口周りや室内に光源がなく、現時点で使っている防犯カメラでは撮影ができないと悩んでいる方もいるでしょう。
本記事では、夜間でも撮影が可能なナイトビジョンカメラの概要と種類、ナイトビジョンカメラを導入するメリット、選び方を解説します。
夜間の防犯対策や見守りの強化を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
ナイトビジョンカメラとは？
ナイトビジョンカメラとは、夜間でも撮影が可能な防犯・監視カメラです。出入り口周りの照明が暗く、今使っている防犯カメラでは役に立たないと悩んでいる方におすすめです。
具体的な機能や種類について解説しますので、防犯対策を考えている方は参考にしてください。
光源がない場所でも撮影可能な防犯・監視カメラ
ナイトビジョンカメラとは、光源がなくても撮影ができる防犯・監視カメラです。通常のカメラは、夜間や光のない場所では鮮明な映像を撮影できません。
ナイトビジョンカメラの技術は進化しており、完全な暗闇でも鮮明な映像が撮影できる商品もあります。
夜間の防犯対策に最適
ナイトビジョンカメラは、夜間の防犯対策に最適です。防犯カメラをつけていても、肝心の映像が不鮮明だと役に立ちません。
多くの犯罪は夜間に起きるため、暗闇でも撮影が可能なナイトビジョンカメラは防犯対策として有効です。
夜間にフルカラー撮影可能なタイプも開発
ナイトビジョンカメラの技術は年々進化しており、夜間にもフルカラー撮影が可能なカメラも開発されました。高性能なセンサーを搭載し、暗闇でのカラー映像が撮影可能です。
侵入者があった際に、相手の風貌や服装の特徴を特定しやすいため、より高度な防犯対策に役立ちます。
ナイトビジョンカメラの種類
ナイトビジョンカメラは主に、以下の3つの種類に分類できます。
- 暗視カメラ
- 赤外線カメラ
- フルカラーナイトビジョンカメラ
それぞれのナイトビジョンカメラの種類について、詳しく解説します。
暗視カメラ
暗視カメラとは、光が届きづらい環境でも撮影可能なカメラです。光源が豆電球程度あれば撮影できるため、薄暗い場所でも撮影できます。
また暗視カメラは暗視補正機能が搭載されており、薄暗い場所でも鮮明な映像を録画可能です。カラー撮影も可能なため、防犯対策にも適しているナイトビジョンカメラといえるでしょう。
赤外線カメラ
赤外線カメラは、光がほぼない場所でも映像を撮影できるカメラです。人の目では検知できない赤外線を放射し、その反射を映像に記録します。
防犯対策や野生生物の撮影にも利用されるケースが多いカメラです。デメリットは、撮影した映像が白黒になってしまうことです。
しかし、映像自体は鮮明なため犯人の風貌や車両のナンバーなどは特定できるでしょう。
フルカラーナイトビジョンカメラ
フルカラーナイトビジョンカメラとは、最新の技術を持って暗闇でもカラー撮影ができるカメラです。センサー性能が向上しており、完全に光源のない場所でもカラー撮影できます。
光源がなくてもカラー撮影できるため、ナイトビジョンカメラの中では最も防犯対策に適しています。しかし、最新性能のセンサーを搭載しているため価格が高価です。
ナイトビジョンカメラを導入するメリット
ナイトビジョンカメラを導入するメリットは4つあります。防犯・監視カメラの導入を検討している方は、メリットを参考にしてみましょう。
光源の少ない場所での防犯対策
ナイトビジョンカメラの導入で、光源が少ない場所で防犯対策できます。フルカラーナイトビジョンカメラを導入すれば、完全な暗闇でも撮影が可能です。
映像が白黒でも問題ないのであれば、赤外線カメラを検討してみてください。豆電球程度の光源があれば、暗視カメラを導入すると良いでしょう。
防犯カメラの設置は犯人への抑止力になり、また有事の際に犯人特定の有力な証拠となります。犯罪が起こりやすい夜間こそ、ナイトビジョンカメラで防犯対策しましょう。
夜間でも撮影できる防犯カメラの選び方は、以下の記事でも詳しく解説しています。
犯人の特定が容易
ナイトビジョンカメラを設置しておけば、犯人の特定が容易となります。暗闇でも鮮明な映像が記録できるため、犯人の特徴や車両番号を確認しやすいためです。
万が一侵入や盗難被害にあった際に、警察に証拠として提出できるため、早期解決につながるでしょう。自宅に金庫を置いていたり、機密情報が置いてある会社には特に有効な防犯方法です。
屋内でも使用可能
ナイトビジョンカメラは室外だけでなく、屋内でも使用可能です。室内に設置して夜間の暗闇状態でも、しっかり部屋の状態を監視できます。
屋外の場合は街灯などがあるため、暗視カメラでも撮影可能です。しかし、室内は夜間は完全な暗闇になるケースも多いため、撮影ができず困っていた方もいるでしょう。
ナイトビジョンカメラの中でも赤外線カメラまたはフルカラーナイトビジョンカメラを使えば、暗闇でも撮影できます。室内に貴重品がある自宅の監視・防犯対策に有効です。
夜間の見守り
室内にナイトビジョンカメラを設置して、夜間の見守りに役立てることもできます。赤外線カメラやフルカラーナイトビジョンカメラなら、完全な暗闇でも撮影が可能です。
夜勤が多い方が自宅の様子を見守りたい場合や、夜間無人になるペットホテルの監視もできます。夜間の見守り対策を検討している方は、ナイトビジョンカメラを導入すると良いでしょう。
ナイトビジョンカメラの選び方
ナイトビジョンカメラには複数の種類があり、機能によって価格帯も様々です。どのカメラを選ぶのが良いかわからない方のために、パターン別にナイトビジョンカメラの選び方を解説します。
完全な暗闇で撮影するかどうか
ナイトビジョンカメラを選ぶ際は、監視したい環境が完全な暗闇になるか考えましょう。暗視カメラを導入する場合は、豆電球程度の光源が必要です。
反対に全くの暗闇を監視したいなら、赤外線カメラやフルカラーナイトビジョンカメラを導入する必要があります。光源の有無から、適切なナイトビジョンカメラを選んでください。
カラー・白黒のどちらで撮影したいか
ナイトビジョンカメラの映像を、カラーまたは白黒で残したいかも検討しましょう。暗視カメラとフルカラーナイトビジョンカメラは、フルカラー撮影が可能です。
赤外線カメラを導入する際は、白黒の映像となります。防犯対策としてカラー映像が良いか白黒で十分かを検討して、カメラを選びましょう。
設置費用
ナイトビジョンカメラをどの程度の予算で設置したいかも考えましょう。暗視カメラや赤外線カメラは、1台数万円〜10万円程度の予算で設置できます。
フルカラーナイトビジョンカメラは、20万円以上するなど価格帯がかなり違う点に注意してください。予算と機能の兼ね合いを検討して、適切な予算のナイトビジョンカメラを設置しましょう。
まとめ
ナイトビジョンカメラは夜間でも鮮明な映像を記録でき、防犯対策や見守りに役立ちます。貴重品を置いている場所や、見守りが必要な高齢者が多い介護施設にもおすすめです。
ナイトビジョンカメラは種類によって撮影できる環境、映像の種類が異なりますので、必要に応じて選ぶ必要があります。
もしナイトビジョンカメラの種類で迷った際には、下の問い合わせフォームからお気軽にお問合せください！
カメチョは弊社の防犯設備士の資格保有者が、お客様に最適な機能をご提示いたします。