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公園に防犯カメラは必要?メリットや料金、おすすめ設置場所を紹介

小さな子どもを中心に、さまざまな人が公園を利用しています。 いつでも無料で利用できる反面、不審者に狙われたり被害に巻き込まれるなど、公園のあらゆる危険性に不安を覚える保護者は少なくありません。

このような公園に迫る危険性は、防犯カメラを設置することで未然に防ぎやすくなります。

また最近では、災害時の避難場所として公園が指定される場合がある為、避難状況の確認などに使われる場合もあります。

本記事では、防犯カメラを公園に設置する必要性や設置時の注意点、おすすめ設置場所などを紹介します。

公園に防犯カメラを設置すべきか悩んでいる自治体などは、ぜひ参考にしてみてください。

公園に防犯カメラって必要?メリットを解説

公園に防犯カメラの設置義務はありませんが、公園の安全性を高めるうえで必要です

防犯カメラがあるだけで不審者への威嚇効果を期待でき、公園を危険から遠ざけられます。目立つように防犯カメラを設置すると、より高い効果の防犯対策となるでしょう。

防犯カメラを公園に設置するメリットは、以下3つです。

  • 犯罪を未然に防げる
  • 公園内のイタズラを予防できる
  • 万が一のときも早期解決につながる

犯罪を未然に防げる

公園では誘拐や痴漢など、さまざまな犯罪が発生する可能性があります。誘拐や痴漢は一瞬の出来事で、防犯対策をしていない公園は狙われやすいです。

防犯カメラを設置すると、不審者は顔がバレるリスクを犯すまいと、防犯意識の高い公園をターゲットから外すため犯罪を未然に防止できます

犯罪の未然防止ができる公園は安全性が高く、保護者も安心して子どもを公園へ送れるでしょう。

公園内のイタズラを予防できる

犯罪だけでなく、公園ではスプレーを使った落書きも多発しています。

公園を利用している子どもに直接的な影響はないものの、治安の悪さを感じて近隣住民が公園を使わなくなってしまう恐れがあります。
また、落書きを消す作業は手間と時間がかかります。

防犯カメラの設置で、公園内のイタズラを防ぐことが出来ます。

万が一のときも早期解決につながる

防犯カメラを設置しても、100%犯罪がなくなるわけではありません。
防犯カメラに気付かなかったり死角があると、不審者は公園で犯罪を犯します。

そのような万が一があった場合でも、防犯カメラがあれば一部始終を記録できるため、映像データを警察署に渡して事件の早期解決につながります。

公園に防犯カメラを設置するときは「プライバシーの侵害」に注意しよう

公園に防犯カメラを設置すると、公園内の安全性が高まって保護者は安心して子どもを遊ばせられます。ただ、設置時は必ずプライバシーの侵害に注意しなければなりません。

防犯カメラで撮影した記録データには、どうしても不特定多数の顔が映り込みます。

防犯カメラの個人情報保護法について」の記事で解説しているように、もし防犯カメラの映像データが外部へ漏洩すれば民法709条『損害賠償請求・慰謝料請求(不法行為など)』にあたり、慰謝料を請求される可能性が高いです。

また、映像データを記録していることを周知させる必要もあり、通知なしで防犯カメラを撮影しているとプライバシーの侵害に該当する恐れがあります。

公園に防犯カメラを設置するときは、近隣住民に利用目的を通知しデータ漏洩が起こらないよう正しい運用マニュアルを定めましょう。

公園に防犯カメラを設置する際に必要な配慮

公園は不特定多数の人が利用する公共の場であり、防犯カメラ映像には個人情報が映り込んでしまいます。先述したように、防犯カメラ映像の正しい運用方法を規定しておかなければなりません。

まず防犯カメラ映像を保管する場所は必ず鍵付きの部屋にすること、さらにPCやクラウドへアクセスする際はパスワードをかけるなどして厳重なセキュリティをかけましょう。セキュリティが高ければ容易に映像にアクセスできず、外部漏洩のリスクが下がります。

さらに、公園を利用する近隣住民に利用目的を通知し悪用がないこと、厳重なセキュリティのうえで管理されることを周知すれば、公園利用者へ配慮した防犯カメラ運用が可能です。

公園に導入する防犯カメラに必要な性能

公園に設置する防犯カメラに必要な性能は、以下を参考にしてください。

録画画質 200万画素以上
録画期間 1ヶ月〜
性能 防水・防塵性能
その他撮影機能 赤外線カメラなど夜間撮影機能付きがおすすめ
インターネット接続 遠隔監視が可能なSIMカメラ

公園に導入する防犯カメラはある程度以上の画質で録画ができ、防水・防塵性能がついたカメラを選びましょう。夜間の公園で事件やイタズラが起きるケースも多いため、赤外線カメラなど夜間撮影が可能なタイプをおすすめします。

また、屋外で撮影した映像をインターネット接続で自動保存できるネットワークカメラを用いれば、24時間公園を遠隔で監視できます。

SIMカードを搭載したカメラについては【ネット回線不要】SIM対応の防犯カメラとは?メリット・おすすめ機種などを紹介を参考にしてください。

公園に導入するならココが良い!防犯カメラのおすすめ設置場所

公園に防犯カメラを導入するときは、設置場所を慎重に決めましょう。

犯罪やイタズラが発生しない場所に防犯カメラを設置しても、大きな効果は期待できません。犯罪が見込まれる場所に、防犯カメラを設置しましょう。

公園によって効果的な設置場所は異なりますが、大半の公園におすすめできる防犯カメラ設置場所は以下の2つです。

  • 出入り口
  • トイレ近く

出入り口

公園の出入り口は、子どもや不審者が通る場所です。
街灯など高い場所に防犯カメラを設置して、公園全体を見渡せるように設置しましょう。

メインの出入り口だけでなく、不審者が利用しやすい通行量の少ないサブの出入り口にも防犯カメラの設置は必須です。

出入り口に防犯カメラを固めて設置すれば、公園内の死角がほとんどなくなり、犯罪抑制に大きく貢献します。

トイレ近く

公園内の奥にあることが多いトイレは、落書きや痴漢などの犯罪に利用されることが多いです。

仮にトイレ内に連れ込んだ性的暴行事件が発生しても、トイレ内に防犯カメラを設置できないため、声が聞こえない限り外部から状況を把握できません。

トイレの出入り口や周辺を記録できるように防犯カメラを設置と、トイレ内への連れ込みを未然に防止可能で、公園の安全性が向上します。

公園に防犯カメラを設置するときに気になること

公園に防犯カメラの設置を検討している方に向けて、防犯カメラ設置者が気になる事項をまとめています。

防犯カメラの設置に失敗しないよう、防犯カメラを公園に設置する前に以下の内容をチェックしておきましょう。

防犯カメラの設置費用はいくら?

防犯カメラの設置費用は公園によって大きく異なりますが、一般的には「1台あたり15万円~30万円」が相場です。

防犯カメラの種類によって、性能が高いと、比例して料金も高くなります。

決して安くない設置費用ですが、補助金制度を利用すると相場料金より安く防犯カメラを公園に導入可能です。上手に補助金制度を活用して、低コストで公園に防犯カメラを設置しましょう。

防犯カメラに関する補助金制度については、以下の記事で詳しく解説しています。内容を深く知りたい人は、こちらも合わせてご覧ください。

防犯カメラの設置費用の相場はいくら?自治体の補助金制度で低価格に

防犯カメラを設置するまでにどのくらい期間がかかる?

防犯カメラの設置期間は、総合すると早くて数週間、遅くて約1ヵ月かかります。防犯カメラ設置までの流れは、基本的に以下の通りです。

  1. 防犯カメラについて相談する
  2. 内容に同意・契約する
  3. 工事日程を調整する
  4. 立ち合いながら防犯カメラを設置する
  5. 設置後の動作確認などをおこなう

ちなみに、防犯カメラの設置にかかる時間は、1台あたり約2時間~3時間が平均です。相談に時間をかけるほど、導入期間も伸びていきます。

カメチョ」では、防犯カメラ設置までの一連の流れをノンストップでおこなわせていただきます。導入までがスムーズになることはもちろん、公園に合った最適な防犯カメラを提供可能です。

無料でご相談を承っているため、ぜひお気軽にお問い合わせください。

>>カメチョへの無料相談はこちら

公園に設置する防犯カメラはどんなものがいい?

公園に設置する防犯カメラは、バレット型やボックス型のような、なるべく目立つカメラがおすすめです。

目立つ形状の防犯カメラを設置すると、不審者は防犯カメラの存在に気付きやすくなり、犯罪の未然防止につながります。存在感のない防犯カメラは外観を損なわないメリットがあるものの、犯罪を防ぎたい公園には不適切です。

また、夜でも撮影できる赤外線センサー機能や、周囲が暗い場合に人を感知すると自動で点灯するセンサーライト機能を搭載した防犯カメラもおすすめします。

犯行の一部始終を鮮明に捉えたい場合は、約200万画素~400万画素の画質がある防犯カメラを選びましょう。

適正な防犯カメラの選び方は、専門業者に提案してもらう方法が一番おすすめです。カメチョでは、あらゆる防犯カメラの中から最適なカメラを紹介させていただきます。

そもそも防犯カメラを設置している公園はある?

防犯カメラを設置している公園は、実際にあります。

設置している公園には、防犯カメラの設置を表記している看板を必ず置いています。多くの公園では、メインの出入り口や遊具付近、トイレ周囲に防犯カメラを設置していることが多いです。

防犯カメラのメンテナンスはどうしたら良い?

防犯カメラは精密機器であり、屋外の使用に耐えうる機能を持っていても故障する場合があります。メンテナンスを自治体で実施すると対応が遅れる可能性があるため、防犯カメラ設置業者にアフターメンテナンスも頼んでおくと良いでしょう。

防犯カメラ設置業者は防犯カメラのプロであり、故障時に駆けつけてすぐに修理してくれたり、点検してくれるなどの対応をしてもらえます。

公園に防犯カメラを設置して安心して遊べる環境を作ろう

今回は、防犯カメラを公園に設置する必要性や設置時の注意点、おすすめ設置場所などについて紹介しました。

公園に防犯カメラを設置する義務はないですが、子どもや女性から犯罪を未然に防げるような安全性の高い公園を作るため、防犯カメラの設置をおすすめします。

しかし、防犯カメラを適当に設置するだけでは、防犯効果は期待できません。適切な場所に防犯カメラを設置しつつ、プライバシーの侵害にならないよう細心の注意を払う必要があります。

最適な防犯カメラと設置場所を確認して、安心して公園を利用できるような環境を作りましょう。

防犯カメラに関することは、カメチョにぜひお問い合わせください。無料相談を承っており、提案から設置作業までノンストップでおこなわせていただきます。

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