【3分解説】初心者でもわかる防犯カメラのメンテナンス!頻度や料金・内容まとめ
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現在は正常に稼働している防犯カメラも、いつ不具合が生じるかわかりません。
長く使用している場合に生じる経年劣化だけでなく、近年頻繁に発生する台風や落雷などの自然災害にも影響を受けることもあります。
そのため、カメラの設置後は定期的なメンテナンス作業が必要です。
今回は、防犯カメラのメンテナンスについての悩みを解消するために、メンテナンスの頻度や料金、点検内容などについて詳しく解説します。
目次
防犯カメラのメンテナンスは定期的に必要
防犯カメラは、録画機器や信号線、電線など、複数の機器で成り立っています。
そのため、防犯カメラシステムはメンテナンスを行う箇所が非常に多いという特徴があります。
不具合が起きた場合、システムのどの部分が故障しているのかを調べる作業がとても困難です。
加えて、防犯カメラシステムに関わる映像機器は製品寿命が短く、長く運用したいならメンテナンスは必須です。
防犯カメラのメンテナンス内容
メンテナンスでは、主には以下のような点検や調整を行います。
- 防犯カメラシステム全体の動作
- 防犯カメラ、レコーダー、内臓ハードディスク、配線や配管の状態
- 防犯カメラの角度や視野などの調整
- 録画の画質やフレームコートの再設定
- レンズ、ハウジング、レコーダーの冷却ファンの掃除
これらのメンテナンスを定期的に行うことによってより故障しにくくなります。
メンテナンス頻度
故障や不具合にいち早く気付くためには、定期的にメンテナンスを行うことが必要です。
少なくとも年に一度はメンテナンスを行うことをおすすめします。
防犯カメラのシステム工事には、メーカーの3年保証や設置工事から半年後の点検、機材修理時の代替え機貸与などが含まれています。
しかしながら、内部の損傷はメンテナンスを行わない限り気づきにくく、保証期間を過ぎてから不具合が…ということも少なくありません。
外部からの損傷がないからと言って、メンテナンスせずに放置することは危険であるといえるでしょう。
メンテナンス料金
メンテナンス料金は月々4000円、年間5万円程度(※)かかります。
※機種や内容によっては多少の変動あり
メンテナンス時に故障が発見された場合や、設置場所の高さが4m超えている場合など状況によって別途料金が加算されることがあるため、注意が必要です。
防犯カメラのメンテナンスが必要になる事例を紹介
それでは実際に、メンテナンスが必要となる事例をご紹介します。
ケース①ネットワーク環境の故障
防犯カメラシステムは基本24時間無休で動いています。
PCと同じく、何年も電源やネットに繋ぎっぱなしだと、ネットワークが途切れることもあります。
ネットワーク環境の不具合は故障ではないため、電源の抜き差しなどで回復することが多いです。
ケース②ハードディスクの寿命
防犯カメラ映像の録画方法は大きく分けて、ハードディスクへの保存、SDカードへの保存、クラウド上への保存の3種類です。
ハードディスクは消耗品のため、長期間使っていると必ず劣化し性能が落ちます。
しかし外部からはわかりにくく、必要な映像が録画できていなかった…という事態に陥りかねません。
そのため、レコーダーも定期的にメンテナンスを行い、必要であれば交換するようにしましょう。
ケース③SDカードの寿命
映像をSDカードへ保存することも多いですが、ハードディスクと同様に寿命があるため、定期的に交換する必要があります。
SDカードには3種類のタイプがあり、それぞれ寿命(書き換え回数の上限)が異なります。
- SLCタイプ:約10万回
- MLCタイプ:約1万回
- TLCタイプ:約1000回
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ケース④ケーブルの損傷
ケーブルを使用して接続する場合は、損傷がないか定期的に確認する必要があります。
経年劣化だけでなく、害獣被害や気象によって知らぬ間に劣化が進んでいる場合もあるため、損傷があった場合は新しいケーブルに交換しましょう。
「変な曲がり方やねじり方をしていないか、引っ張られた状態になっていないか?」「ひび割れはないか?」「コンセント部分にほこりは溜まっていないか?」など、状態を定期的に確認することをおすすめします。
ケース⑤屋外設置における天候の影響
野外に設置されており、雨風や温度変化など天候の影響を受ける状態にある場合は、屋内設置の場合よりも重点的にメンテナンスを行いましょう。
【関連】監視カメラを屋外に設置する効果は?事例やおすすめ屋外カメラも紹介
近年は、想定外の自然災害が増加しており、防犯カメラのメンテナンスにも影響しています。
実際とある業者では、今年の台風や昨年大阪に甚大な被害をもたらした平成30年台風第21号発生時、メンテナンスに関する問い合わせが多く発生していたようです。
次の項では、台風や落雷など自然災害の影響や注意点ついて説明します。
台風や落雷による防犯カメラの故障には要注意
防犯カメラは屋外に設置することも多く、天候が故障・損傷に繋がることも少なくありません。
雨風による影響を抑えるためには、まず防塵防水機能がついている防犯カメラを選ぶようにしましょう。
防塵・防水機能はIPコードで表されており、『IP』の後に続く数字が等級=性能の高さを表しています。
1つ目の数字が防塵機能、2つ目の掃除が防水機能の等級です。
- 防塵機能:0〜6まであります。6が最も防塵機能が高いです。
- 防水機能:0〜8まであります。8が最も防水性能が高いです。
7は一時的に水に沈めても有害な影響が生じる水の侵入がおきないとされています。
8はさらに長時間水に沈めても有害な影響が生じる水の侵入がおきないとされています。
水中に入れる可能性を考慮しない場合は、一般的にIP66以上が外での設置に適しているとされています。
雨風のみならず、近年の異常気象の影響を出来るだけ軽減させるには、上記のような防犯カメラを選ぶことが必須です。
とはいえ、搭載されている性能に甘んじず、暴風による防犯カメラの傾きや損傷が発生した場合は必ずメンテナンスを行うようにしましょう。
防犯カメラの設置は是非「カメチョ」にご相談を!
防犯カメラは、定期的なメンテナンスを行うことで、損傷・劣化を早期発見することができ、原因不明の不具合や突然の故障を防ぐことができます。
メンテナンスや修理を後回しにすることで、万が一事件・事故が発生した際に必要な映像が撮れていなかったり、犯罪を未然に防ぐことができなくなる恐れがあります。
長期間・適切に防犯カメラを活用するために、点検を怠らないようにしましょう。
ただし、メンテナンスをしていたとはいえ、経年劣化や想定外の災害で故障する可能性もなくはありません。
パーツの交換で補えない場合は、新たな防犯カメラの設置を検討してみてください。
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