カメラ初心者必見!SDカード保存のメリットとデメリット

近年、セキュリティへの意識が高まる中、個人・法人問わず設置する人が増えてきている防犯カメラ。リアルタイムで監視するのはもちろんのこと、しっかり録画して証拠を残せるようにと、録画ができることを重視して導入する方がほとんどだそうです。

防犯・監視カメラで対応している、一般的な映像録画方法は大きく分けて3種類あります。その方法は、SDカードへの保存・レコーダー(HDD)への保存・クラウド上への保存です。

この中でも、より手ごろな価格で手に入り、設置も簡単ということで、SDカードへの録画を検討する人が増えているようです。防犯カメラを設置する際に、録画機の設置場所を考慮することなく取り付けられるという利便性も高いですが、一方で注意しておきたい点もいくつかあるようです。

そこで今回はSDカード保存のメリット・デメリットを比較してみたいと思います。

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SDカード保存のメリット

まずは、SDカードで保存するメリットについてみていきましょう。

価格が安い

Amazonなどで防犯カメラを検索してもわかりますが、SDカードで録画可能な防犯カメラは、リーズナブルな価格の商品が多く出回っています。安い物だと1台3,000円前後から購入することも可能です。Wi-Fiを利用し、離れた場所からのリアルタイム監視が可能だったり、最近では200万画素の高画質な映像を撮影できる機種まで、様々なバリエーションが揃っています。

また録画保存するSDカード自体も、容量によって変動はありますが、1000円前後から購入できるうえ、どこででも購入することが可能です。

設置が簡単

SDカードに録画する防犯カメラは、電源が確保できれば、すぐに利用が可能です。中には電池式(トレイル)カメラや、ソーラーパネルで稼働するカメラなども存在します。HDDに録画する防犯カメラなどと違い、配線を必要としないため、大がかりな工事も必要なく、簡単にカメラを設置できる点は、大きなメリットと言えます。

ちなみに初期費用に関しては「SD保存<クラウド保存<HDD保存」の順番で、コストがかかって高くなります。

サイズが小さい

SDカード保存のもう1つのメリットは、サイズが小さい点です。

SDカードの中でも、特にmicroSDカードは、指先に乗るほどの小さいカードなので、録画したデータを保管するのにも困りません。

これによりカメラ自体も、超小型化が進んでいます。従来のように防犯カメラとして、見た目で威嚇する効果は薄いですが、カメラを目立たせたくない場合や、監視目的のカメラとしては有効となっています。

SDカード保存のデメリット

カメラ本体にSDカードを装着するリスク

まず第1の注意点として、SDカードをカメラ本体に装着するタイプの場合、カードの抜き差しの手間をできる限り省くために、外部から簡単に取り外しできる仕組みになっています。そのため少しでもカメラに詳しい人であれば、稼働中のカメラから簡単にSDカードを抜き取ることが可能です。

どんなに決定的な犯行の瞬間を録画しても、カードを抜き取られては証拠を残すことはできませんよね。

またカメラを天井や壁の上部、屋外の高所などに設置した場合、手軽にカードを取り出すことができないという点があるので、注意しておく必要があります。

録画映像の保存期間が短い

SDカードでの保存は、多くが32GB程度からの対応なので、HDDのように長期間の保存はできず、容量に達すると古いデータから順に上書きされてしまいます。

もちろん映像の質にもよりますが、32GBだと大体96時間程度しか録画できないため、月曜日のデータが金曜日には上書きされて確認できなくなってしまいます。

最近では、32GBよりも大容量のものも出ており、64GBであれば、約10日のデータが保存できると考えていただければよいと思います。

寿命が短い

SDカードに使用されている、NAND型フラッシュメモリの書き換え回数上限は、内蔵のチップにより異なってきます。チップには「SLC・MLC・TLC」の3種類があります。メーカー調べのデータとして、書き換え回数の上限は、SLCタイプ10万回、MLCタイプ1万回、TLCタイプ1,000回と言われています。

現在の消費者向けSDカードは、TLCタイプがほとんどで、MLC・SLCタイプは産業用が中心となっています。もちろんSDカードの容量によっても異なりますが、画質の良い最近の防犯・監視カメラなど、常時録画で連続して書き続ける用途では、SDカードはすぐに寿命に達する可能性が高くなります。

短いサイクルでのメンテナンスが必要

SDカードを少しでも長く使うためには、1~2週間を目安に定期的なメンテナンスを行うことが必要です。録画記録の確認や、必要があればバックアップを残したうえで、SDカードのフォーマットを行ってください。

またフォーマットしても異常が起きたり、フォーマット自体ができないなどの症状が現れた場合は、SDカードの交換が必要になります。カメラが作動しないと業務に支障が起きるような使用をしている場合は、あらかじめ予備のSDカードを準備しておいた方が良いでしょう。

SDカードの不具合は影響範囲が大きい

電子部品であるSDカードは、静電気や磁気に弱い一面を持っています。例えば雷による電気ショックで不具合を起こす場合が想定されます。

SDカードに不具合が生じた場合、録画できないのは当たり前ですが、そのほかに「リアルタイムのモニタリングも行えない」といったカメラの不具合が生じる場合もあります。要するに、ダミーカメラと変わらない状態になってしまうわけです。

しっかり録画保存するならHDDかクラウド保存がおすすめ

以上のようにSDカード保存に対応したカメラは、初期費用を抑えられますが「メンテナンスの労力」と「寿命」などという点で、トレードオフが発生することを念頭に置いて購入を考えるべきと言えます。

カメラを設置する目的は様々ですが、なによりも映像をしっかり保存することが大前提となります。SDカードのメンテナンスを怠ると、防犯カメラの本来の目的が達成できなくなりますので十分に注意しましょう。

より確実で安心・安全な録画を優先したい場合は、HDDやクラウド保存を推奨いたします。もちろん初期費用は、SDカード録画タイプよりも高くなりますが、メンテナンスにかかる労力も、寿命といった点でも大きな違いがあります。

HDD保存

HDD録画ならば、本体の容量は1~8TBありますので、少なくともメンテナンスは1年に1度程度で済みます。録画機器の寿命も大体5~6年と言われており、SDカードよりコストはかかったとしても、長い目で見れば大きな違いはありません。HDDの場合、録画機器と配線が必要なため初期費用は一番高いですが、クラウド録画と違い月々の利用料は発生しません。

クラウド保存

クラウド保存で最も大きなメリットというと、機器が必要ないことにあります。ネットワーク上にデータが保存されるため、録画機器や配線なども必要ありません。

SDカードやHDD録画と違い、クラウド利用料として月々のランニングコストが掛かりますが、サービス提供者が保存先であるデータセンターの保守管理を行うため、録画機器のメンテナンスや寿命といったものは一切ありません。映像の保存期間にもよりますが、1週間の保存でカメラ1台当たり月々1,500円前後から利用できます。

最近は、継続的で確実な録画を行いやすい保存形式である、クラウド保存を選ぶ方が増えてきています。

まとめ

今回は、SDカード保存のメリット・デメリットについて解説させていただきました。導入コストが安く済む反面、メンテナンスやSDカードの寿命・耐久性といった、見落としがちな欠点があることもわかりましたね。

防犯カメラを選択するには録画方法、初期費用、メンテナンスにかかる労力や録画機器の寿命に至るまで幅広く、長い目線で検討することが重要なのだと思います。

どれが良いのかわからないとお悩みの方は、利用用途や、必要なカメラの数、大体の配線距離などをお確かめのうえで、専門家に相談することが一番です。

本サイト「カメチョ」では、防犯・監視カメラの「無料相談窓口」を開設しております。数々の防犯・監視カメラの中から、ご相談者の要件に合うカメラをピックアップしてご提案させていただきます。もちろんご相談だけでも結構です。少しでもご不明な点や不安な点がございましたら、ぜひご活用いただければ幸いです。

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