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何でこんなに違う?防犯・監視カメラの価格が表す性能を徹底比較!

カメラ設計

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こんにちは。カメチョ編集部です。家庭用でも業務用であっても、防犯カメラや監視カメラの導入を検討している方の中には、その価格差の幅が非常に大きいことを疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。防犯カメラを導入するにあたってカメラ本体の価格は非常に重要なファクターですが、その価格が妥当かどうかを決めるのはメーカーでも設置業者でもなく購入者自身です。業者のすすめに従って製品を選んでしまう前に、価格の違いが何を表すかを理解し、比較した上で賢い選択をしてもらいたいところです。

業務用のカメラでも格安のカメラでも見た目はほとんど違わない!

防犯目的でカメラを導入しようと考えたときに気になるのはやはりカメラ本体の価格ですよね。プリンターや洗濯機であれば見た目の違いで安価な製品と高価な製品を判別することが出来るでしょう。ですが防犯カメラの性能や価格の違いは外見では判断しづらいのです。たとえるならば、複合機でプリントした印刷物の違いや、洗濯機の汚れ落ちの違いを見分けるのに近いでのです。

価格差は何の違いを表しているのか

ここからが本題です。では、なぜこれほどの金額の差が生じてくるのでしょうか。答えは見えない所にコストが掛かっているから製品自体のコストが高くなっているのです。

①イメージセンサー(画像素子)の性能の違い

イメージセンサーの画像(CMOS)

イメージセンサーは、光(可視光線や赤外線・紫外線・X線など)の情報を電気信号に変換する半導体であり、ヒトの眼球における網膜の役割を果たす部品です。防犯カメラなどのビデオカメラの性能を左右する大きなポイントです。高機能なカメラにおいてはイメージセンサーとそのセンサーで得た情報を処理するチップセットの性能が高く、高品質な映像を記録することが出来るのです。
細かい説明は省きますが、センサーの方式がCCD方式なのかCMOS方式であるのかなどによっても動きに対する反応性や、高フレームレート時のノイズ特性などが変わってくる場合もあります。
一般的には「画質≒イメージセンサーのサイズ」と考えておくのが良いでしょう。ここで、あれ?画質といえば画素数(130万画素や200万画素などの数字)じゃないの?と思う方もいらっしゃるかと思います。もちろん画素数は非常に重要ですが、前提としてイメージセンサーの性能があってこそなのです。同じサイズのイメージセンサーを使って画素数(解像度)を上げると画素1個当たりに割けるイメージセンサーの光量が少なくなってしまうので、表現できる光の階調が少なくなってしまい、結果としてノイズが発生したり色味の再現性が乏しくなってしまいます。ただ、防犯カメラ・監視カメラにおいては基本的に画角は広く取られているものが多く、光量の確保しやすいレンズを搭載しているので気にならない場合も多いのですが、レンズ交換式カメラなどでズームレンズを付ける場合などは注意が必要です。(下記のページで「小さなセンサーで大きな解像度を確保しようとするとどんな結果になるのか」について詳しく解説しております。)

分かり辛い防犯カメラ・監視カメラの【仕様書】の見方を今こそ説明しよう


筆者の所感ではフルHD(207万画素、1920×1080ピクセル)の解像度であれば最低限1/2.8インチサイズ(イメージセンサーの対角どうしの距離が1/2.8インチ)のイメージセンサーを搭載して欲しいところです。少なくとも、「400万画素の超高解像度録画に対応」などという謳い文句にだまされないようにしておきましょう。イメージセンサーのサイズが記載されていないカメラなどはもってのほかです。
解像度に対応するイメージセンサーのサイズを例示しておきますので防犯カメラ比較の際の参考としてご覧ください。ただ、イメージセンサーの世界は技術開発が著しいの、開発時期の古い大きなサイズのセンサーが、小さなサイズのセンサーに性能面で抜かれることもあります。

  • 960H(928×480px)、D1(720×480px)→1/4~1/3.6サイズ程度
    ―Aptina製MT9M112(1/4サイズ)など
  • 720p(1280×720px)、SXGA→1/2.8サイズ/1/3サイズ程度
    ―ソニー製IMX104LQJ(1/2.8)、IMX035LQR(1/2.8)など
  • Full HD(1920×1080)、QXGA、WUXGA→1/2.8~2/3サイズ程度
    ―ソニー製IMX238LQJ(1/2.8サイズ)
    ―センテック製STC-CMC200PCL(2/3サイズ)など

難しいことはわからないから、目的にあった防犯カメラを選定して欲しいとお考えではありませんか?本サイトでは、防犯カメラのプロに目的にあった防犯カメラの選定はもちろん、設置業者の選び方など防犯カメラ設置のお困りごとを無料でご相談いただけます。ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
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②レンズ等の光学機器の性能の違い

次はレンズの性能差です。比較的高価なボックス型カメラはレンズ交換式になっているものが多いのをご存知の方も多いかと思います。上記のイメージセンサーの違いで説明しましたが、レンズ交換式カメラの場合には利用場所や画角などの汎用性が高くなり、より高度な利用方法が出来たりする一方、短所としてイメージセンサーの光量がレンズによって変わってくるのでイメージセンサーをズームレンズに合わせて設計しなければならず、費用が余計に発生してしまいます。もしカメラの場所を動かす予定が無い場合やPTZ(遠隔でパン・チルト・ズーム操作)機能を利用しない場合には無駄になってしまうのでこの点も理解しておきましょう。

 

③耐久性の違い!

3つめはカメラ本体の耐久性の違いです。アクシスコミュニケーションズやキャノン、MOBOTIX(モボティックス)、ソニー、パナソニック、HIKVISION(ハイクビジョン)などの大手メーカーは自社のカメラの耐久性試験を行っているので一般的には中国製などのメーカーよりも遥かに故障率が低くなります。特に結露対策がされていないカメラや稼動温度範囲が狭く設定されているカメラはこういった耐久性が乏しいということになります。筆者の個人的な意見としては、動作可能温度の上限が60度以上の数値で記載されているカメラではイメージセンサーや画像処理チップセットが高温になっても動作することの証左になるので安定稼動の判断材料にするのが良いかと考えています。
もちろん価格の安いメーカーのカメラにおいても1年間や3年間以内で故障が発生した場合に無償で交換してくれる場合もありますが、もし防犯カメラを設置しており、不正をはたらいた瞬間に故障が起こって記録が取れていなかった場合には元も子もありません。特に、定期的に映像のモニタリングを行っていない場合には、故障しても気づかず犯人探しを行う時になって初めて故障に気づく場合もあるので気をつけておきましょう。また、「防犯カメラセット」などの形で購入したパッケージ商品の場合にはカメラ本体が廃盤になって代わりとなるカメラがいざという時に無い!などということも考えられますので注意が必要です。大手メーカーであれば故障の際に部品交換で対応できる場合もありますのでもしものときを考えるとやはり大手メーカーの商品を選ぶことになりますが、故障も含めたトータルコストで考えると価格が安いメーカーのほうがコストパフォーマンスは良いですね。

④メーカー独自のLSIを開発するなど画像処理性能による違い!

4つめは画像処理を行うカメラの頭脳、LSIの違いです。防犯カメラ・監視カメラの解像度が向上すると、どうしても映像情報を行う画像処理の負荷もそれにともなって高まります。低価格のカメラメーカーはこういった表に出にくい(性能として打ち出しにくい強み)に研究開発費用を掛けていない場合が多いのです。
まず、画像処理性能が高いとどんなメリットがあるかというと

  • 入力映像のノイズや信号帯域を計測した上で処理を行い、ノイズを低減することが出来る
  • カメラ本体にコントラスト補正・ワイドダイナミックレンジ対応などの機能が備わっている
  • H.264のハイプロファイル(H.264方式の中でもメインプロファイルと呼ばれるコーデックと比べて圧縮効率の良い方式だが、映像処理の負荷が高い)による映像圧縮などカメラ本体の処理能力が問われる場面でも安定が動画望める

などの点が挙げられます。また、映像処理用設計されたチップセットを利用しているので消費電力が低く抑えられるのもポイントです。さらに、高圧縮のコーデックが利用できるので、ネットワークカメラを構築した際に通信帯域とレコーダーの利用容量が抑えられるという付加的なメリットもあります。

カメチョの無料相談窓口」では、メーカーの特徴や製品選定のアドバイスも行っておりますので、どんなカメラを選べばよいのか分からない!、という方も性能に見合った価格なのか判断がつかない!と言う方も是非一度ご相談ください。

まとめ~激安防犯カメラを選ぶ前に知っておきたいポイントと心構え~

では、最後に激安防犯カメラを選ぶ際のポイントを簡単にまとめておきたいと思います。

  • 本体が安くても設置作業で儲ける悪徳業者がいるので注意
  • 解像度・画素数で防犯カメラを選ぶと危険!イメージセンサーのサイズを確認すべし
  • 屋外に設置する場合には動作可能温度に余裕があるかを確認
  • 故障した場合のサポートについて事前に確認しておく
  • カメラの遠隔操作はほとんどの場合必要ない

今回は一見同じように見えるカメラ本体についてご紹介しました。レコーダーの選び方やオススメについてはまたの機会に紹介したいと思います。業務用の防犯カメラ・監視カメラの法定耐用年数/減価償却年数は6年とされており、有名メーカーのカメラなら6年間問題なく動作する信頼性があります。信頼性に関しては要するに365日のうち、364日と23時間問題なく動くか、364日間ぐらいは問題なく動作するかを天秤に掛けて選べばよいのではないでしょうか。その他の画像処理等に関しては顔を識別するのに十分な解像度を確保する必要があるなどの明確な目的がある場合に必要な機能を選択するようにしましょう。

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