防犯カメラの付け方とは?主な設置場所から注意点まで解説
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防犯カメラの付け方は、取り付ける場所によって変わります。
この記事では、防犯カメラの主な設置場所や設置する際の手順、設置に伴う注意点などについて解説します。
防犯カメラは設置方法を間違えると十分な防犯効果を発揮できないため、付け方や設置場所の特徴を正しく理解することが大切です。
これから防犯カメラを導入しようとしている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
防犯カメラの設置場所
防犯カメラをどこに設置するかによって、付け方や使用するカメラが変わるため、どのような設置場所があるのか把握することは非常に重要です。
ここでは、屋外と屋内の主な設置場所について解説します。
屋外
屋外で防犯カメラを使用する場合、建物の出入口や駐車場などが主な設置場所です。
それぞれの設置場所の概要について解説します。
建物の出入口
商業施設やコンビニといった建物の出入口に防犯カメラを設置することで、不審者の侵入防止につながります。
防犯カメラは出入口の上部に設置するケースが一般的で、カメラのレンズが出入口に向かうように設置してください。
駐車場
車上荒らしや自転車の盗難を防ぐために、自宅の駐車場に防犯カメラを設置するケースもよく見られます。
駐車場の近くに建物や高い屋根がある場合は、広い範囲を監視できるように、建物や屋根の部分に取り付けることをおすすめします。
また、建物が周囲にない、駐車場が自宅から離れている場合は、カメラを取り付けられるポールを立てて設置してください。
建物の周辺
建物の周辺は柵や塀、植物などによる死角が生まれやすく、そのような死角は不審者の侵入口として使用されるケースも多いため、防犯カメラがよく設置されています。
建物周辺に防犯カメラを設置する場合も、建物が近くにあれば広い範囲を撮影できるように、建物や屋根に防犯カメラを設置します。一方で、カメラを設置できる場所がない場合はポールを使用してください。
屋内
屋内で防犯カメラを使用する場合、不審者の侵入防止やペットの見守り、高齢者の状況確認などを目的に、オフィスや店舗、自宅などへ設置することが一般的です。
これから、それぞれの設置場所の概要について解説します。
オフィス
オフィスは人の出入りが多いこともあり、広範囲の撮影に対応している防犯カメラの利用がおすすめです。
また、死角となりやすい部分に存在感のあるカメラを設置することで、不審者に対する威嚇効果が得られます。
店舗
スーパーやコンビニなどの店舗内にカメラを設置する場合、レジ周辺や出入口付近は不審者を威嚇するためにも、存在感のあるカメラを設置することをおすすめします。
一方で、飲食店など店内の雰囲気を壊したくない場合はコンパクトな防犯カメラの設置がおすすめです。
また、店内が広い場合は広範囲を撮影できるカメラを使用しましょう。
店舗での犯罪防止に取り組みたい方は、店舗でできる防犯対策について解説しているこちらの記事もごらんください。
自宅
室内でペットや高齢者の見守りに防犯カメラを使用する場合は、設置工事が不要である置き型タイプの防犯カメラがおすすめです。
玄関や勝手口、窓など不審者が侵入してきそうな場所に防犯カメラを設置するケースことも効果的です。
防犯カメラの付け方
防犯カメラを設置する場合、付け方は大きく分けて2種類あります。
ここではそれぞれの付け方の概要や特徴について解説します。
専門業者に依頼する
防犯カメラを設置する場合、専門業者に設置を依頼するケースが一般的です。
専門業者であるため、個人では設置が難しい壁や天井などへの設置もスムーズにおこなってもらえます。
設置する高さやカメラの角度は撮影範囲に大きく関わる部分であり、防犯効果にも影響するため、適切な高さ・角度を確保したい場合は専門業者を利用すべきでしょう。
ただし、専門業者を利用すると、コストが発生するため予算を確保しておく必要があります。
業者によって異なりますが、一般的には数十万円程度は想定しておいたほうがいいでしょう。
また、業者の都合によりすぐにカメラを取り付けられない可能性もあります。
個人で取り付ける
カメラの付け方がわかっていれば、個人で設置することも可能です。
特に近年では、工事不要で簡単に設置できる防犯カメラも販売されているため、コストをかけることなく気軽にカメラを設置できます。
一方で、配線工事が必要な防犯カメラを個人で設置しようとすると、十分に対応しきれない可能性があります。
また、専門的な経験がないために設置の高さや角度を見誤る可能性もあり、防犯効果が不十分となる恐れもあるでしょう。
防犯目的でカメラを設置する場合は、基本的に専門業者に依頼した方がいいといえます。
個人で設置する手順
ここでは、個人で防犯カメラを設置する際の手順をご紹介します。
自宅に防犯カメラを設置しようと考えている人はぜひ参考にしてください。
設置場所を考える
個人で設置する場合、どこがカメラの設置に最適なのか、設置場所を考える必要があります。
防犯目的であれば、玄関などの出入り口や不審者の侵入口となりやすい窓、さらには駐車場などへの設置が最適です。
また、ペットや高齢者の見守りであれば、室内に取り付けることとなります。
自分がどこを撮影したいのか、しっかりと考えたうえで設置場所を決めることが大切です。
取り付ける場所のチェック
設置場所が決まったら、実際に防犯カメラを取り付ける箇所をチェックしてください。
これは、支柱や雨樋などカメラを取り付ける箇所の形やサイズを把握するためです。
サイズを事前に把握することで、適切な取り付け方法を選択することができます。
また、支柱や雨樋が破損している可能性もあるため、そのような場合は先に修理をおこないましょう。
必要な道具を用意する
工事が必要な防犯カメラの場合、工事で使用する道具を用意しなければなりません。
防犯カメラを設置する際に必要となる主な道具は以下の通りです。
- 脚立(高い位置に取り付ける際に使用)
- ドライバー/電動ドライバー(ビスを打つ際に使用)
- 万能のこぎり(配線を隠すボックスを使いやすい形に切断する際に使用)
- ペンチ(結束バンドを切断する際に使用)
- ラジオペンチ(金具をロックする際に使用)
- 取付自在板(カメラを取り付ける際に使用)
など
建物の材質によっては穴が開けられないケースもあるため、ビスではなく結束バンドなどを使用して防犯カメラを取り付けることとなります。
防犯カメラを取り付ける
必要な道具が揃ったら、実際に防犯カメラを取り付けます。
取り付ける場所が安定していない場合は、さまざまな機器の取り付けに使用される取付自在板を先に設置し、そこに防犯カメラを取り付けるようにしてください。
また、配線は雨風に晒されないようにボックスなどを使用して隠しましょう。
ボックス内でコードが詰まっている状態にならないように、少し大きめのサイズを選んでください。
防犯カメラを付ける際の注意点
防犯カメラを付ける際にはいくつかの点に注意しなければなりません。
ここでは具体的な注意点を3つご紹介します。
防犯カメラを設置していることを明示する
屋外に防犯カメラを設置する場合は、防犯効果をより高めるためにも「防犯カメラ設置」などカメラの存在を周囲に明示することが大切です。
また、防犯カメラには不審者だけでなく近隣住民が映り込む可能性もあるため、「隠し撮りをされた」といったトラブルを避けるためにも設置を明示すべきだといえます。
建物に穴を開けられるかどうか
持ち家であれば、外壁に穴を開けて防犯カメラを設置できますが、賃貸物件の場合、規約により穴を開けられない可能性があります。
穴が開けられないと防犯カメラの付け方も変わってくるため、賃貸物件に防犯カメラを付ける場合は、事前にルールを確認してください。
また、穴を開けることができたとしても、周囲にカメラの電源となるコンセントがない可能性もあるため、コンセントの有無も合わせてチェックしておきましょう。
夜間監視をどのようにおこなうか
屋外であっても、常に街頭で照らされている場所であれば夜間でもはっきりと撮影できますが、周囲に光がない場合は、映像が不鮮明となる可能性があるため、夜間監視をどのようにおこなうか検討する必要があります。
例えば、防犯カメラによっては赤外線対応のものあるため、そういったカメラを購入することも1つの方法です。
また、カメラと合わせてセンサーライトを設置することもおすすめです。
センサーライトは人やものの動きを感知してライトが光る仕組みであるため、一晩中ライトをつけておく必要がなく、電気代も最小限に抑えられます。
防犯カメラの設置は専門業者へ
今回は、防犯カメラの付け方について解説しました。
防犯カメラは防犯や見守りを目的として屋内外のさまざまな箇所に設置できます。
個人で防犯カメラを付けることもできますが、専門的な知識やスキルが必要となるケースもよくあります。
そのため、これから防犯カメラを導入しようとしている方は、専門業者に設置を依頼することをおすすめします。
カメチョでは、屋内外で使用できるさまざまなカメラを取り扱い、工事も行えます。
お客さまのニーズに応じた最適なカメラの提案ができるため、防犯カメラの導入を検討している方は一度お問い合わせください。