防犯・監視カメラのレコーダー比較・選び方の基準は?

近年お店やオフィスのほか自宅にも設置する人が増えてきた、防犯カメラや監視カメラ、より安心して活用するためには、ただカメラだけを設置するのではなく撮影した映像を保存しておく録画機器は欠かせません。しかし環境や用途を考えずに決めてしまうと、うまく接続ができなかったり、撮影ができなかったりなど、設置してはじめて気付くこともあります。結局カメラに対応した新しいレコーダーを買い直したり、追加で機器を購入したりして、余計な出費を発生させないようにしたいですね。
防犯・監視カメラはもちろん、映像を録画するレコーダーは、ただ容量が大きくて良い物を選べばいいわけではありません。予算、どこに設置するのか、どうやって利用するかなどを比較して、一番適したものを選びたいですね。
そこで今回は、防犯カメラ用のレコーダー購入を決めてしまう前に知っておくべきポイントを大公開!そして今大注目のレコーダー「NVR」とは何か?大手NVRメーカーの紹介とあわせて、あなたに合ったレコーダーの選び方を詳しく解説していきます。

防犯・監視カメラの映像を録画する「レコーダー」の基本的性能

レコーダー

出典:https://nvr.bz/

近年、セキュリティへの意識レベルが上がっていくとともに、防犯カメラや監視カメラが一般家庭にも導入されるようになってきました。これまで防犯カメラや監視カメラで撮影した映像を録画するレコーダーは、「タイムラプスレコーダー」といったVHSテープに録画するものがほとんどでしたが、最近ではHDD(ハードディスクドライブ)に保存するレコーダーが主流となっています。

HDDへ保存するドライブレコーダーへ移行したことで、長時間の録画を可能にしました。さらに録画映像の画質レベルが向上していったことにより、映像の劣化も今ではほとんどありません。

防犯カメラ・監視カメラの映像を録画するレコーダーは、1台~複数台のカメラ映像と接続ができ、データの保存やモニターへ映し出すことが可能です。モニターへの出力も、カメラ1台ずつ表示させるほか、複数台を分割表示で一気に表示させることもできます。他にもインターネット回線と接続させることで、遠隔地でもライブ映像が確認できるなど、その機能の幅は広がり、セキュリティ面においても大きく進化しています。

防犯カメラや監視カメラの設置場所はさまざま

防犯カメラや監視カメラは、大きく屋内と屋外の設置に分かれます。

一般的に屋内への設置は、店舗やオフィスなど施設の中で注意が必要とされるポイントに設置されます。たとえば廊下やエレベーター、店内やオフィス内のワークスペース、工場、お金や機密情報などを扱う部屋や場所などへの設置が多いです。

一方で施設の外となる屋外の場合は、玄関や出入口、駐車場・駐輪場のほか、不審者が外から入ってこられそうな死角部分や道路など、セキュリティが必要な場所に設置されます。屋内にいては気付かない不審者の動きを察知したり、空き巣などの侵入を防いだりなど、事故・事件といったトラブルを予防・防止する目的があります。

映像を記録するレコーダーの種類や性能にはどういったものがあるか

防犯カメラ・監視カメラで撮影した映像などを録画するには、別途レコーダー(録画機器)の接続が必要となります。

防犯・監視カメラのレコーダーには「DVR(デジタルビデオレコーダー)」と「NVR(ネットワークビデオレコーダー)」の2種類があり、どちらもテレビなどに接続しているHDDレコーダーのような形をしています。これまで一般的に多く利用されてきたのが、DVRとも呼ばれる、デジタルビデオレコーダーです。デジタルデータでの映像出力が可能となり、複数台接続なども簡単に行えるようになりました。

一方新たにネットワークへ接続する機能を備えたのが「NVR(ネットワークビデオレコーダー)」です。のちほど詳しく説明しますが、NVRは、DVRと異なり画質の劣化がなく、ネットワークに接続する機能が備わっているため、遠隔地の様子をスマホでモニタリングすることはもちろん、録画までできることから、最近ではDVRに取って代わるレコーダーとして、徐々に主流となり始めています。

防犯・監視カメラレコーダーの選び方・比較の基準

たとえば、防犯・監視カメラを選ぶ際は、屋外なら防水機能やセンサーライトが付いているか、屋内なら小型のものなど、用途に応じて比較・選び方の基準がわかりやすいですが、レコーダーはどうでしょうか。

実際のところ、レコーダーを比較するポイントや選び方は、カメラに比べて難しいかと思います。レコーダーの機能にはさまざまあり、使用する目的に応じて適切な商品を選ぶ必要があります。防犯・監視カメラと違って、レコーダーは何台も追加購入するものではないので、今の状況だけでなく、その先を見越したうえで検討しましょう。

ではレコーダーを選ぶうえで、気を付けておきたいポイントには、どういったものがあるでしょうか。注意したいポイントは、以下に記載しているようにいくつもあります。その中でも、とくに注意しておきたいポイントをご紹介します。

※ポイント

・カメラの接続台数 ・モニターへの出力、映像分割 ・録画時間や容量

・接続方法 ・設置場所や目的 ・アフターフォロー ・価格

レコーダー選びのポイント① カメラの接続台数

現在主流となっているレコーダーは、設置環境に応じて、録画するカメラの台数を選ぶことができます。一般的に、接続可能なカメラの台数のことを「チャンネル(ch)数」と呼び、4・8・16チャンネルなどがあります。

防犯カメラや監視カメラは、後から追加していくことができますが、レコーダーの場合は後からチャンネル数を増設するということは出来ないので、何台のカメラ用にレコーダーを設置するか、先に考えておく必要があります。たとえば、マンションや工場など、広い敷地に設置する場合、後から追加で設置することもあるため、あらかじめ台数の多いレコーダーにしておくとよいでしょう。

レコーダー選びのポイント② レコーダーの録画時間と容量

撮影した映像を録画できる時間も、レコーダー選びには欠かせないポイントと言えます。多くのレコーダーには、HDD(ハードディスク)が搭載されており、その容量によって録画可能時間や保存日数が変わってきます。

カメラ1台で、1日のうちの録画時間も短いのであれば、そこまで容量は大きくなくてもいいかと思います。ただし複数台接続したり、長時間録画を予定したりするのであれば、大容量のHDDにしても数日しかもたないということもあります。接続する台数や録画時間、解像度などを踏まえて、HDD容量を考える必要があります。

レコーダー選びのポイント③ 設置場所や目的にあった機器を選ぶ

防犯・監視カメラを設置する際、屋内につけるか、屋外につけるかで選ぶ機器が変わります。屋外であれば、防水機能付きや夜間でも安心のセンサーライト付きのカメラ、部屋や建物の中であれば、広角レンズのカメラや邪魔にならない小型のカメラといったものが選ばれます。こうしたカメラを選ぶのと同様に、レコーダーも設置する場所や環境、用途に合わせたものを選びましょう。

レコーダーの設置できる場所が狭い場合は、比較的コンパクトサイズのレコーダーにしたり、台数や時間数も多い場合は、容量や接続可能台数も多いプロ仕様のレコーダーを選んだりと、目的に応じてマッチするレコーダーを選ぶことが重要です。

今注目の監視カメラ録画機器「ネットワークビデオレコーダー(NVR)」とは?

ここまで防犯・監視カメラの映像を録画するレコーダーには、2種類あるとお伝えしましたが、近年導入を伸ばしているのが「NVR(ネットワークビデオレコーダー)」です。

「NVR(ネットワークビデオレコーダー)」とは、さきほども少しお伝えしたように、ネットワークカメラで撮影した映像をIPネットワーク経由で録画する機器です。近年、デジタルビデオレコーダー(DVR)に代わる録画機器として、インターネットの普及とともに注目されています。

そこで今回は、注目のレコーダーである「NVR」について、国内NVRメーカー大手のシステム・ケイ社の特長などを参考に、詳しく解説していきたいと思います。

ネットワークビデオレコーダーの録画時間

テレビ番組を録画するHDDレコーダーを選ぶのと同じように、NVRにも必要な録画時間に応じてHDDの容量を選ぶ必要があります。メーカーや機種によって変わりますが、搭載しているHDD(ハードディスク)も、最大で8TB~80TBまでにものぼり、一般向けからオフィスや工場など大規模システムに対応したものまでさまざまです。

まずは1日の録画時間を何時間にするのかが、大切なポイントとなります。24時間常時撮影するのか、スケジュールやイベントなどで決まった時間のみを選ぶのかなど、実際に撮影する時間や、カメラの台数によって、HDDへ保存しておくことのできる期間が変わってきますので気をつけましょう。

システム・ケイ社のNVRは、低価格で高機能な一般向けのものから、数百台以上の接続が可能なプロ仕様のものまで揃っています。あらゆるシーンに対応できる、人気の「NVR-200シリーズ」を例にすると、カメラ4台をFULL HDの解像度で録画した場合、一番少ない500GBの容量では約4日、最大容量の8TBであれば約74日間保存しておくことができます。あくまでも目安となるので、より高画質にしたりフレームレートを増やしたり、カメラの台数が増えたりすれば、保存できる日数はもちろん減ってきます。

システム・ケイのホームページでは、事前に録画保存期間の目安を測ることのできる、録画保存日数計算ツールが用意されているので、参考までにチェックしてみるとよいでしょう。

ネットワークビデオレコーダーで使えるチャンネル数

監視カメラのチャンネル数

一般的なNVRで利用できるチャンネル数は、4台~16台ほどです。これが大きな施設などで利用される規模のNVRとなれば、100台以上の利用も可能になっています。

ちなみにシステム・ケイのNVRで利用できるチャンネル数は、一般向けとプロ仕様では大きく変わります。一般的に広く使われている「NVR-200」シリーズは、機種によって変わるものの、最大で4台・8台・16台接続できるレコーダーとなっています。

一方で複数台接続することの多いプロ仕様のNVRの場合は、最大32台のものから、なんと128台繋げられるレコーダーもあります。複数台のカメラを繋ぐことを将来的に想定しているのであれば、最大何チャンネルまで接続できるかを確認しておくことが重要です。

ネットワークビデオレコーダーの接続方法

防犯・監視カメラの設置は、1台ずつ有線で繋ぐほか、Wi-Fiなどの無線接続、最近ではBluetoothでの接続などさまざまな方法があります。一方でレコーダーの接続は、基本的に有線でハブやルーターを接続していることが多く、機種によってはNVR本体にWi-Fi機能が付いていて、電源を入れるだけで双方向通信を行うものもあります。ただし離れたところにカメラを設置したり、一気に複数台繋ぐ場合などは、別途ルーターなどを用意したりして接続すると良いでしょう。

システム・ケイのNVRは、ハブとLANケーブルで接続する有線接続のみになっています。LANケーブルを繋ぐだけなので、配線が苦手だという方も、簡単に接続することができるので安心です。有線で繋げるため電波干渉などによるネットワークの不安定さも解消でき、安定した映像を確認することが可能です。複数台のカメラを繋ぐ場合や、工場など電波干渉が起こりやすい施設などへの設置をする場合は、有線で繋ぐNVRをオススメします。

詳しい設定方法はコチラ

遠隔での閲覧も可能なネットワークビデオレコーダー

スマホで監視

スマホなどが普及し、どこにいてもネットにアクセスできる時代になったので、専用のアプリやWebブラウザなどを介して、遠隔地の様子もライブ映像で確認できる機能のあるNVRが数多く登場しています。

その中でもシステム・ケイ社のNVRが選ばれる点の1つに、遠隔地からのモニタリングが簡単に行えるというところがあります。遠隔モニタリングで出来ることは、以下のとおりです。

遠隔モニタリングでできること

・設置しているネットワークカメラのライブ映像をスマホで閲覧

・NVRで録画したデータを、スマホで再生

・スマホ画面でズームイン・アウト制御

・フリック操作で、首振り(パンチルト)コントロールができる

・スマホに保存が出来る、スナップショット機能が搭載

【導入場所別】防犯カメラの録画時に抑えたいポイント

生活を守る監視カメラ

では防犯カメラ・監視カメラを設置し、映像を録画していくうえで、どういった場所に設置していくのがよいすていのでしょうか。利用用途に応じて、カメラを設置する場所はさまざま。どこに設置するかによって、押さえておくべきポイントを、設置場所別に解説します。

防犯カメラを設置する主な場所

・自宅・マンション

戸建て住宅やマンションなど、自宅へ防犯・監視カメラを設置する場合、屋外であればエントランスや玄関、駐車場などへ不審者の侵入やイタズラ防止のために設置します。また屋内への設置は、エレベーターや廊下などの施設内であれば、不審者監視などを目的とし、室内だと子供や家族、ペットの様子などを外からでも見守るために設置する方も増えています。

・店舗(小売店・飲食店など)/ 工場 / オフィス

└企業や店舗などでは、不審者の侵入やイタズラ防止のために防犯・監視カメラが設置されています。店舗であれば、従業員がレジの不正操作をしていないか、工場やオフィスであれば怪しい動きをしていないかなどを監視しています。加えて店舗の場合は、客数や客層などを見て、マーケティング分析にも活用されています。

・教育機関

不審者の侵入による犯罪などを防ぐため、保育園や小中学校だけでなく、多くの教育機関へ防犯・監視カメラは設置されています。人通りの少ないところや、出入り口など不審者が入ってきそうなところへ設置して、犯罪や事故の抑止に努めています。

いずれの場合でも、カメラとレコーダーを接続するためには、配線が必要です。事前にレコーダーをどこに配置すれば良いか、どのぐらいのスペースが必要なのかを確認しておく必要があります。

レコーダーの故障修理や保障は、どこまで対応してくれる?

いつまでもつ?ハードディスクの寿命

NVRの利用にあたり、1つ気になるのがHDD(ハードディスク)の寿命。

もちろん利用環境や設置場所にもよりますが、一般的にHDDの平均寿命は1日8時間稼働させた場合で、3年ほどと言われています。最近はHDDの性能もあがり、障害が発生する頻度も下がってきていますが、HDDは消耗品になるので、それでも2~3年に一度は交換するのが一番安全だと思います。

気になるアフターフォロー

精密機器であるNVRを使うなら、設置した後もしっかりした保障が付いているメーカーが良いですよね。購入先や方法によっては、メーカー保障が付いてないところもあるので、購入前には必ずアフターフォローの体制を確認しておきましょう。保障の対象となるのは、本体だけなのか、HDDはどうなのかも先に聞いておく方がいいです。

システム・ケイ社のNVRシリーズは、安心の5年間無料保証を約束し、アフターフォローも万全。購入日からNVR本体は5年間、HDDは2年間、お使いのNVR製品が故障した場合に、代替品が発送されます。保守対応品は、常に在庫を準備しているため、代替品発送に時間をかけることなく迅速に発送、事前に利用中のNVRの設定を保存しておけば、代替品が届いてイチから設定しなおす必要がありません。

レコーダー購入価格はどのぐらいか

価格

最後に導入を検討している方が一番気になっている、NVRレコーダーの価格や費用はどうなっているのでしょうか。

コスパのいいレコーダーの値段の目安はどのぐらい?

防犯カメラやレコーダーの購入・設置にかかる費用は、利用環境や台数などによって変動し、数万円~数百万円と非常に範囲の広いものです。とにかく値段を抑えたい人、ある程度の予算を設けてその中で購入、または設置まで済ませたい人、費用はかかってもいいので万全の状態に努めたい人など、ユーザーの要望はさまざま。そのため、安易に値段を出しているメーカーは少なく、多くのメーカーではお客様の環境や用途などをヒアリングして、見積りを出していく形が多いです。

高性能なのに低価格で、コスパ抜群と評判のシステム・ケイ社のNVRも、具体的な設置費用や価格は見積りでの対応となりますので、まずはどんな用途で使いたいのか、どのぐらいの台数が必要なのか、どんな機能を知りたいのかを考えたうえで、ご相談するとスムーズに対応が出来るでしょう。

まとめ

いかがでしたか。防犯カメラを設置する際に、揃えておきたい録画機器(レコーダー)を選ぶポイントと、今注目のNVRについてご説明しました。ただ防犯カメラと録画機器さえ購入すればいいというわけでなく、用途に合わせたカメラやレコーダーをキチンと選ぶ必要があるということですね。

あわせて今回は国内「NVR」メーカーの中でも、評価の高いシステム・ケイ社のNVRをご紹介しました。システム・ケイのNVRシリーズは、3,000社以上の導入実績があり、5年間の無料保証で安心のアフターフォロー、そして対応可能カメラ種類の豊富さなど、お客様が安心できる対応力の高さが人気です。興味のある方は、まずは無料相談・お見積もりから始めてみませんか。

そして次回は、システム・ケイ社の「NVR」を実際に設置して使ってみた感想をレポートしていきます。

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