ネットワークカメラのトレンドは「無線」「NAS」「スマホ」の3本柱
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みなさんこんにちは、カメチョ編集部です。今回は、ネットワークカメラの主要機能と、トレンドになりつつある機能についてご紹介しようと思います。アナログカメラではなかなか考えられなかった便利な機能が情報処理・通信技術の向上によって当たり前になりつつありますので、導入をお考えの方は是非確認してみてください。
ネットワークカメラとウェブカメラ
ネットワークカメラとはその名のとおりネットワークにつながる機能を持ったカメラのことです。そう聞くと、ネットワークカメラとウェブカメラと同じじゃないか、と感じる方も多いかと思いますが、基本的にウェブカメラはPC等に接続して映像を撮影するのに対して、ネットワークカメラはLANケーブルなどでインターネットに直接接続してカメラ本体だけで映像が記録できたり、録画できたりするのが大きな違いです。ウェブカメラはそもそもがビデオ会議や顔認証などの映像記録用として、PCにインストールされたソフトウェアとセットで利用するのが前提です。
今後、ネットワークカメラは、オフィスや店舗での監視・防犯、食品工場の安全対策、河川氾濫や崖崩れなどの災害監視などの幅広い用途での導入が進んでおり、ネットワーク環境の整備に伴って2020年に予定されている東京オリンピック・パラリンピックまでは順調にカメラの出荷台数や監視システムが普及していくものと考えられます。
無線化
ネットワークカメラのトレンドは「無線化」です。ネットワークカメラは屋外や通路など人目に付かない場所に設置するケースが多く、通常の監視カメラ・防犯カメラのように天井や壁に設置するケースも多いです。無線化といってもほとんどの場合にはカメラ自体の電源としてAC電源が必要になる製品です。
完全なケーブルレスに対応した製品もあるにはあります。
参考URL:AC電源不要で6時間バッテリー駆動を実現させたネットギアジャパンのARLO(アーロ)(外部サイト)
参考URL:電源として電球用のソケットを利用するiBULB SCOPE(アイバルブスコープ)(外部サイト)
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スマホ・タブレット監視機能
お次のトレンドは「スマホ・タブレット監視機能」です。かつて一般的だったネットワークカメラは、撮影した映像や録画した映像を外出先のスマートフォンやタブレットから確認できるという機能です。
従来型のフィーチャーフォン(ガラケー)では、データ通信速度やブラウザの問題で確認が出来なかったのですが、最近ではネットワークカメラを擬似的な自宅サーバーに見立ててダイナミックDNSの設定を行い特定のURLを指定するだけでカメラの状況が確認できたり、専用のアプリケーションでスマホやタブレットに録画が出来たりします。
ネットワークHDDでの録画機能
最後はネットワークHDDへの録画機能です。ネットワークHDDとは、その名のとおりネットワークに接続することが出来るハードディスクのことで、別名NAS(Network Attached Storage)とも言います。
有名どころで言うと、バッファローのテラステーションとIOデータのLAN DISKシリーズでしょうか。
これであればネットワークカメラとNASが勝手に録画を行ってくれるので運用する側から見ると、設定だけしておけば自動的に録画を行ってくれるのでこの上なくラクです。カメラ本体にSDカードスロットなどを搭載してそこに保存する方が安価に構築が出来ますが、容量が少なく、確認のためにはいちいちカメラから外して確認する必要があるというデメリットがあるので運用上オススメは出来ません。IOデータでの製品を利用していれば、メーカーのダイナミックDNS設定サービスが無料で利用できるのも心強いです。
参考URL:IOデータ超高速 LAN接続型ハードディスクHDL-Aシリーズ(外部サイト)
参考URL:バッファローテラステーションシリーズ(外部サイト)
まとめ
ちなみにONVIFという規格についてご存知でしょうか。
この規格はネットワークカメラの製品品質をJVC、ソニー等の電子機器メーカーが共同で策定した規格で、データの通信方法やセキュリティなどの対策に関する技術的な内容を担保している規格です。
ONVIF(Open Network Video Interface Forum)が定めたネットワーク監視カメラなどの情報機器の仕様を規定したものです。簡単に言うと、カメラと録画機器、外出先での確認機器でメーカーが異なっても映像の確認や録画が可能になるというものです。
参考:東芝情報システム-ONVIFとは-(外部サイト)
参考:【翻訳解説】ONVIFプロファイルの種類による違いと知っておくべき知識について
大手メーカーのネットワークカメラでは、ほとんどの場合このONVIFに準拠した規格に統一されつつありますので、今後は益々機器間の連携も容易になっていくでしょう。
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