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マーケティングツールとしてのAIカメラ

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「AI(人工知能)」という言葉をよく耳にするようになりましたね。最近ではAIを搭載した掃除機・エアコン・ロボット・自動運転車など、たくさんのものが話題となっています。そして防犯カメラの世界にも、AI技術が導入されはじめ、多角的な利用がされつつあります。

中でも注目しておきたいのが「マーケティングツール」としてのAIカメラ。設置したカメラを防犯・監視といった「守り」に使うだけではなく、マーケティングに応用できればビジネス面での「攻め」となり、投資資金の回収にもつながります。

今回は、マーケティングに応用されたAIカメラの可能性を、事例も踏まえてご案内いたします。

広告の最適化を目的としたAIカメラ

福岡を拠点として、スーパーマーケットを大きく展開している企業では、スマートレジカートなど最先端の技術を多く取り入れた大型スーパーを再改装。リニューアル後は、店内になんと1,500台ものAIカメラを取り入れて話題となりました。

AIカメラと一緒に導入されたのが、210台のデジタルサイネージ(電子看板)。AIを使った行動分析を行うことを可能としており、そのお客様に最適と思われる商品を、デジタルサイネージで案内できるとのこと。要するにお客様に合わせて「見せる広告の最適化」を図ることを目的とし、消費者のニーズの掘り起こしを行うマーケティングツールとして、カメラが利用されています。

売上を伸ばすチャンスを逃さない

上述した1,500台のAIカメラは広告の最適化を行うとともに、陳列商品の売れ行きも確認できます。売れ行きが良く欠品となっている商品があれば、管理者にアラートを送ることで商品の補充もタイミングよく行えます。売上を伸ばす機会を逃さず、効率の良い販売ができるわけです。

また、売れ行きの良い商品が分かるということは、同時にあまり売れない商品も確認できるということになります。商品によって売り場面積の拡大・縮小を行う、新しい商品を入荷するなど、陳列棚や商品の最適化を図ることで、さらに売上を伸ばせることでしょう。

属性などの分析

長く覆面調査を行ってきた企業が、監視カメラソフトウェア会社との連携を開始しました。ネットワークカメラと、AIの技術をかけ合せて開発された「店舗情報解析サービス」では、今まで覆面調査で行ってきた接客・清掃状況などのチェックに加え、POSデータに残らない(購入に至らない)見込み顧客の属性(性別・年齢)や表情などの情報を取得することができます。

店舗内にいる消費者の属性・人数・表情について可視化を行うことによって、店舗側は次のようなことが行えます。

①従業員シフトの最適化
②販促アクションの検討材料とする
③お得意様の可視化

これらを行えることで、人件費を抑えつつも、消費者それぞれに着目したきめ細かいマーケティングを可能にしています。

“見える”をデータ化できることが強み

これまでのカメラの場合、店舗の状況を映像で「可視化」出来ることが強みとなっていましたが、データに起こすには地道な作業が必要で、非常に大きな労力と時間を要していました。しかし近年のカメラでは、上述した属性の分析などに加えて、顧客の動線、滞在時間などの集計を自動的に「データ化」してくれるまで進化をしています。

分析精度向上の為に機械が自動的に学習をし、その精度を自立的に行ってくれるAIの力も加わり、今後マーケティングツールとして、AIカメラの利用がどんどん進むことが予想されています。

まとめ

今回は、マーケティング戦略としてのAIカメラの可能性について、事例も踏まえてご紹介いたしました。防犯・監視カメラもAIの力が加わり、ただの「見えるカメラ」から、映るものをもとに「情報を分析できるカメラ」へと変化しています。

そして、まだ見えていないカメラの可能性も秘めていることでしょう。現在カメチョでは、様々な防犯カメラの可能性を模索しています。「ビジネスにおいてこういった活用がしたい!」などの声がありましたら、ぜひご連絡下さい。専門のスタッフが対応させて頂きます。