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Webカメラ監視・録画おすすめフリーソフト「LiveCapture」とは?使い方は?


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みなさんこんにちは。カメチョ編集部です。今回は「ウェブカメラ」を監視用途に利用するための無料のPCソフト「LiveCapture!」をご紹介したいと思います。ノートPCに内蔵されていたり、ビデオ通話ソフトを利用するためにUSBで接続する外付けタイプのものなど様々ありますが、そのウェブカメラの活用法のひとつとしてお役立てください。

「LiveCapture!」とは

LiveCapture!は、個人作成のフリーソフトとして2001年に公開され、バージョンアップと機能追加を続けています。もともと開発者の奥様が外出先でペットを見たい、という要望に応じる形で開発されたソフトウェアで、現在では「LiveCapture!3」が公開されています。基本的な使い方はウェブカメラが搭載・接続されたPCに本ソフトをインストールしてカメラの録画設定を行うことで、インターネットに接続できる環境であれば外出先からでも管理している(自宅の)カメラの映像が確認できるというものです。

 LiveCapture!3の機能

LiveCapture!3の基本的な使い方はPCに接続されたウェブカメラを本ソフトで制御して、録画や遠隔地での映像配信などを行うことです。機能は多いので下記で順番に説明したいと思います。

動体検知機能

検知している動画に動きがあったときに記録を開始したり、アラートと仕組みと連携することが出来る機能です。一般的な監視カメラであれば赤外線センサーをトリガーにしたり、特定エリアに動きがあったときに検知を行うなどの方法がとられますが、LiveCapture!3では後者の方法で画像解析によって検知を行っています。また、カメラの映像内に検知エリアを設定することも出来るため、ドアの開閉や人の出入りなどをより正確な検知が可能になっています。

音声検知機能

画像解析と同様に、音声を録画のトリガーにすることも出来ます。もしカメラ自体に集音マイクが設置されていない場合でもPCにマイクをつなげることで対応できます。音量の大小によって検知を行うため、ペットの鳴き声や悲鳴などをトリガーにして録画の開始やアラート連携を行うことが出来るでしょう。

検知前のタイムシフト録画機能

これは、通常であれは動体や音声を検知してから開始する録画を検知の数秒前のタイミングに遡って記録できる機能です。常に録画を行っておけばこの機能は不要なのですが、録画容量が確保出来ない場合にこの機能があると、記録した動画の確認作業も不要になるメリットもあります。

ウェブカメラだけでなく各社のネットワークカメラに対応

活用できるカメラはウェブカメラだけでなく、各社のネットワークカメラにも対応しており、屋外の監視などPCと直接接続が出来ないカメラでも本ソフトで監視を行うことが出来ます。(ネットワークカメラの通信方法のデファクトスタンダードであるONVIF規格にのっとって通信を行うものではなく、HTTP通信を利用してリクエストに応じるネットワークカメラに限るようです。)

まとめ

最近では使っていないスマートフォンで自宅の遠隔監視が出来るアプリも有料・無料を問わず多数公開されていますが、このLiveCapture!3は15年以上の知見の蓄積とアップデートによって個人で利用するには十分すぎる機能が備わっています。動体検知機能やその細かな設定、アラート通知のメール送信、ネットワークカメラの対応や検知前の録画映像保存など、利用者からのフィードバックを元にフリーソフトとは思えないほどの機能を備えており、今後スケジュール録画の機能追加を予定しているようですので、これからのアップデートにも期待したいところです。

参考/画像引用元:LiveCapture!公式ホームページ[Daddy’s HOME]