【防犯設備士監修】防犯カメラを上手く活用する5つの設置場所を解説!
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防犯カメラを自宅やオフィス、店舗に導入する際に悩むのが「設置場所」ですよね。
防犯カメラは、オフィスや自宅などへの犯罪や侵入を未然に防ぐだけでなく、犯人の顔や身長、特徴などを記録するとても重要な役割を果たします。
しかし、実際にどこに設置をすれば、効果があるのか分からないという方も多いはずです。
そのような方のために、今回は「お店・飲食店」「一軒家」「マンション」に分けて、防犯カメラのおすすめの設置場所をそれぞれご紹介します。
目次
【お店・飲食店】防犯カメラのおすすめ設置場所
お店や飲食店にとって問題となることが多い万引きや、レジ周りでのトラブルを防ぐためには、防犯カメラの設置が欠かせません。
まずは、お店や飲食店で防犯カメラを使用する際のおすすめの設置場所をご紹介します。
一番侵入されやすい裏口には分かりやすく設置
お店や飲食店で、犯人に一番侵入されやすい場所は、裏口にある従業員入り口や駐車場です。
なぜならば、人目が少なく、なおかつ監視の目も少ないからです。
一番侵入経路として入れられやすい裏口は、防犯カメラを設置するなら絶対に欠かせない場所のひとつです。
レジ付近は犯人の顔がわかる所に設置
夜間や定休日などは特に、お金が入っているレジが狙われることが多いです。
そのため、レジ付近にも防犯カメラを設置することをおすすめします。
その際に注意するのが、犯人の顔がわかる・映る箇所に設置することです。
万が一レジの中に入っていた売上金等が盗まれても、犯人の顔をはっきりと記録できていれば、早急な逮捕・事件解決に繋がります。
また、店内が暗かったとしても、最近の防犯カメラは「ナイトモード」「暗視モード」を搭載していることもあるため、十分に犯人を撮影することができます。
【関連】防犯カメラの赤外線とは?赤外線の効果と導入時の注意点まとめ
【一軒家(戸建て住宅)】防犯カメラのおすすめ設置場所
一軒家は、マンションと比べると空き巣の被害が多いです。
空き巣は、人に見つからずに家を荒らすことを目的としています。
そのため、まずは侵入者に「防犯カメラがある」「見られている」ということを認識させることが大事です。
続いて、一軒家にお住まいの方におすすめな防犯カメラの設置場所をご紹介します。
侵入リスクが高い庭には必ず設置
庭は周りの家から死角になっている場合も多く、一番狙われやすい侵入経路です。庭がある家は空き巣や犯罪者にとって恰好の的。
そのため、庭にはあえて目立つような防犯カメラを設置することで、侵入者への威嚇効果を得ることができます。
ダミーカメラなども合わせて使いつつ、わかりやすい場所に設置するようにしてください。
また、防犯カメラだけでなく、防犯ステッカーなどを貼ることも犯罪抑止に繋がります。
【関連】防犯カメラのダミーの効果は?選ぶ際のポイントや設置方法などを解説
玄関で事前に不審者を判断・記録
インターホンが鳴って、相手がどんな人か分からずに出ることに抵抗を感じる方もいるのではないでしょうか。
防犯カメラを設置することで、犯罪者の正面突破を許さず、犯罪に巻き込まれるリスクを未然に防ぐことができます。
不審者が訪ねてきた際は、玄関口に出ない、もしくは警察に通報するなどの対策を行いましょう。
【マンション・アパート】防犯カメラのおすすめ設置場所
マンションやアパートなどの集合住宅に設置される防犯カメラは年々増加傾向にあり、マンションやアパートによっては、数台設置しているところもあります。
安心した暮らしを行うために、住環境を整える一つの方法であるとの意識が高まっているのです。
最近のマンションやハイツには監視カメラは付いていることが一般的となっているため、新築物件なら、防犯カメラを導入していない物件の方が稀なくらいですよね。
マンションやアパート内で事件やトラブルが起こった時には、有効な証拠として事件の解決に大いに役立ちます。
集合住宅を管理されているオーナー・大家さんや住人の皆さんはこちらを参考にしてみてください。
エントランスへの設置は必須
エントランスは住人の共有スペースともなる場所で、宅配業者や管理業者など含め、多くの人が訪れる場所の一つです。
マンション内では一番人通りが多い場所であるため、言うなれば部外者も立ち入ることができてしまいます。
そのため何かトラブルや物損などが起こった場合に、エントランスに防犯カメラがないと原因や犯人の特定が難しくなってしまいますから、防犯カメラの設置は必須といえるでしょう。
また侵入を防ぐ効果も見込めます。
駐車場・駐輪場への設置で窃盗や器物損壊を防止
自転車の窃盗や駐車場での車上荒らしも、マンションやアパートで頻発する犯罪です。
そのため、駐車場・駐輪場へも防犯カメラの設置は欠かせません。
合わせて防犯ステッカーなどを貼るなどの対策もおすすめです。
ゴミ捨て場でのルール違反の確認
マンションやアパートの住民同士のトラブルで多いのは、ごみ捨ての問題です。
住民の中にゴミ出しのルールを守らない人がいる、ごみ袋の中身を見られる、ごみを持っていかれるなどのトラブルが考えられます。
その他にも住民ではないのに、ゴミを廃棄する人がいる可能性もあります。
住民間トラブル、近隣とのトラブル防止にも効果があるため、ゴミ捨て場にも防犯カメラを設置することが望ましいでしょう。
防犯カメラの設置場所に関する注意点
防犯カメラを設置場所に関して、いくつかの注意点があります。
今後、防犯カメラをセキュリティ目的で設置する方は、以下にも十分注意してください。
バッグヤードは盗撮と疑われてしまう場合もある
お店のバックヤードは、休憩所を兼ねていることが多いですが、仮にバックヤードに防犯カメラを設置するとなると、色々と配慮が必要になってきます。
例えば、プライバシーの問題。
防犯カメラによって特定の個人が識別できる映像を撮影する場合は、原則として個人情報の利用目的を本人に通知・公表しなくてはいけないため、しっかりとお店の従業員に認識してもらい、合意を得る必要があります。
防犯のため、また企業内の作業監視のためなど使用目的がはっきりしている場合は、利用目的の公表は不要とされています。
しかしながら、予想外のトラブルを発生させないためにも、従業員への配慮を徹底することが望ましいでしょう。
そのほか、一軒家や集合住宅へ設置する場合も、近隣住民や入居者への告知を行うことをおすすめします。
定期的なメンテナンスを必ずおこなう
大事な時に防犯カメラに映像が記録されていないとなると、それこそ防犯カメラの意味を成してないため、常に故障がないか点検しておく必要があります。
定期的にバッテリーを確認するなど、こまめにチェックするようにしておきましょう。
【関連】【3分解説】初心者でもわかる防犯カメラのメンテナンス!頻度や料金・内容まとめ
防犯カメラの設置は「カメチョ」にご相談ください
今回は、防犯カメラの設置場所について紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
それぞれ用途に沿った設置場所と、その上で設置時の注意点などを知った上で防犯カメラを導入するようにしましょう。
カメチョでは、防犯カメラ導入のご相談などを無料で承っております。
防犯についてご不安な点や、疑問を抱えている方はぜひご活用いただければ幸いです。