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電源不要カメラとは?活用シーンや重視すべき機能・選び方のポイント

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お手軽に防犯カメラを設置したいと考えている方には電源不要の防犯カメラがオススメです。電源不要の防犯カメラであれば、完全ワイヤレスのモデルも多く、設置場所を気にせずに防犯カメラを取り付けられます。ただし、電源不要の防犯カメラにもデメリットはあるので、メリットと合わせて電源不要の防犯カメラの魅力について確かめていきましょう。

電源不要の防犯カメラとは

電源不要の防犯カメラの概要と魅力について説明します。

電源不要の防犯カメラとはお手ごろでスマートな防犯カメラ

電源不要の防犯カメラとは、お手ごろでスマートに付けられる防犯カメラです。防犯カメラを含むすべての機械には電源が必要です。屋外へ設置する防犯カメラに電源を用意するには、資格を持ったプロの電気工事士にコンセントの増設を依頼しなければなりません。無資格で電源の工事をすることは法律で禁止されているためです。
電源不要の防犯カメラであれば、防犯カメラ内部に電源を含みます。電気工事が不要の為工事費用を抑えることが出来るメリットがあります。

電源不要の防犯カメラの魅力

スマートでお手軽に設置できるのが電源のない防犯カメラの魅力です。
屋外の配線を気にすることなくコンパクトに設置することができます。
見た目がかわいいのも電源不要の防犯カメラには多いですね。

もし、プロの電源業者に工事を依頼するなら3万円以上の出費は覚悟しなければなりません。本格的な防犯カメラであれば工事費用だけで数十万円以上かかることも。
電源工事の必要がなくシンプルにスマートに設置できるのが電源不要の防犯カメラの魅力です。

電源不要カメラの使用シーン

電源不要カメラを活用できる具体的なシーンを解説します。電源不要カメラはいつ、どのような時に役に立つかを理解したうえで、適切なカメラを選びましょう。

電源・通信が確保できない屋外の監視

電源不要カメラは原則として、電源や通信が確保できない屋外の監視に向いています。たとえば、牧場や山林など通信や電源確保工事が難しい場所では、通常の防犯カメラは設置できません。

反面電源不要カメラであれば、電源配線が不要なため、農作物や家畜の盗難防止や、万が一事件などが発生した場合の証拠を確保できます。

建設現場の記録映像の確保

建設現場でも、電源不要カメラは活用されています。工事現場で現場監視のために配線工事は実施しにくいためです。建設現場の工事進捗管理や、無人になる夜間の盗難防止に役立つでしょう。

水害や河川監視などの防災

豪雨被害が増えている昨今では、電源不要カメラを河川や山林に設置し、氾濫や土砂崩れへの警戒に利用するケースが増えています。電源不要カメラの中でもネットワーク接続が可能なタイプのカメラであれば、電源・ネットワーク配線も必要なく、自動的に常時対象の河川などを遠隔で監視できます。

電源不要カメラの使用シーン別:重視するポイント

電源不要カメラの使用シーン別に、カメラ選びで重視するポイントを紹介します。

電源・通信が確保できない屋外の場合

山林や牧場などを監視する場合は、夜間撮影が可能なもの、さらに動体検知機能でアラートが出るカメラを選ぶと良いでしょう。夜間撮影が可能なカメラでなければ、盗難が頻発する時間帯である夜に動画を撮影できません。またアラートが出れば、盗難被害を未然に防げる可能性があり、また警察への通報が迅速にできるため、犯人の確保の可能性も上がります。

建設現場の監視の場合

建設現場の監視で使う場合は、解像度や首振り機能がついたカメラを選びましょう。解像度が良くないと、現場で細かなミスを見落としたり、動画の確認時に詳細を確認できない可能性があるためです。また首振り機能をつけておくことで、監視者が任意の場所をチェックできます。

山林・河川の監視の場合

山林・河川の監視では、ソーラーパネル式の防犯カメラがよく使用されます。しかし、ソーラーパネルは雨天では発電量が不足するため、監視カメラが作動しないリスクがある点に注意しましょう。大容量のバッテリーがついているカメラを選ぶか、電池交換式の防犯カメラを選んでください。

電源不要の防犯カメラの種類

電源不要の防犯カメラにはこれらの種類があります。

  • 電池式
  • ソーラーパネル
  • トレイルカメラ

電池を使う「電池式」と自然エネルギーを利用した「ソーラーパネル」の2種類、さらに野生動物の観測に使われるトレイルカメラも防犯カメラに活用できます。

電池式の防犯カメラ

電池の力で動くシンプルな防犯カメラです。
電源不要の防犯カメラのなかでも安く手に入るのが電池式の防犯カメラの魅力。

電池の交換が必要なデメリットこそありますが、一定期間は持たせることが出来ます。
設定や録画期間に応じて電池の持ちが変わることもあるのでお気軽にご相談ください!

ソーラーパネルの防犯カメラ

太陽光を利用した自然エネルギーで動くのがソーラーパネル型の防犯カメラです。防犯カメラにバッテリーを内蔵して日当たりのよい日中に電気を蓄えます。日当たりの悪い夜間や曇り空でもバッテリーの電力で動き続けることができます。
カメラの前に動くものを検知した時に撮影を開始する「動作検知」の機能を付けたモデルが一般的です。これにより、撮影の時間を短くして消費電力を抑えられます。
また、WI-FIでスマホと連動できる機種も多いことから、完全ワイヤレスの機種が多くあるのも特徴です。初期投資のみで電池の交換をすることなく半永久的に動かすことができます。

ソーラー防犯カメラのメリット・2つのオススメ商品をご紹介

トレイルカメラ

防犯カメラのカテゴリーではないのですが、防犯カメラと同じ機能を提供できるのがトレイルカメラです。トレイルカメラは、野生動物の生態調査に使われるセンサー型の屋外カメラです。動物の動きを検知して録画を開始する動体検知の仕組みを利用して、怪しい人物の動きを検知した時に録画を開始する防犯カメラとしても使えます。
夜行性の動物の生体調査にも使われることから、夜間の撮影にも特化しており、赤外線や微光カメラなど闇夜の防犯としても機能します。屋外での設置に特化したカメラであるため、電源不要の防犯カメラとして自宅に設置ができるのです。

電源不要の防犯カメラのメリットとデメリット

電源不要の防犯カメラのメリットとデメリットについて解説します。

電源不要の防犯カメラのメリット

電源不要の防犯カメラのメリットはこれらです。

  • お手軽に導入できる
  • 自宅に穴を開けなくてもいい
  • 配線や配管が不要
  • 初期コストを抑えられる

ひとつずつ説明します。

お手軽に導入できる

一般の防犯カメラでは通信ケーブルや電源ケーブルを通したり、壁に穴を開けたり、設置するために配線工事が必要です。電源不要の防犯カメラであれば、自宅の屋根や壁に防犯カメラを固定するだけで取り付けが完了します。

配線や配管がスマート

一般の防犯カメラは屋外まで配線を伸ばします。壁から垂れ下がり防犯カメラへと繋がるケーブルは、化粧カバーで覆わなければ美しく仕上がりません。電源不要の防犯カメラであれば、完全ワイヤレスの機種もあるため、配線が必要ないこともあります。外観を損ねることなくスマートに設置できるのが電池不要の防犯カメラのメリットです。

初期コストを抑えられる

電源工事を必要とする業務用防犯カメラの設置は、電源工事業者へ依頼が必要です。
作業費用は最低でも3万円は覚悟しなければなりません。

電源不要の防犯カメラであれば、そこの工事費用を抑えることが出来るため
初期コストを抑えられるのが電源不要の防犯カメラのメリットです。

Wi-Fi接続可能な製品は配線不要な点がメリット

Wi-Fi接続可能な防犯カメラは、配線不要で設置できます。そのためネットワーク配線ができない屋外、壁に穴を開けたくない場所でも活用可能です。またネットワークに接続しておけば、常時監視映像をスマホで確認できます。クラウドサービスを活用すれば、レコーダー不要でクラウドに自動的に監視映像の保管も可能です。

電源不要の防犯カメラのデメリット

電源不要の防犯カメラにもデメリットはあります。

  • 定期的な電池の交換がデメリット
  • ソーラーパネルは定期的なメンテナンスがデメリット
  • 防犯カメラごと盗まれるデメリット

ひとつずつ説明します。

定期的な電池の交換がデメリット

電池式の防犯カメラでは、定期的な電池の交換が必要です。待機モードでの稼働期間はおよそ6〜12カ月が一般的。
定期的に電池交換を必要とするのは電源不要の防犯カメラのデメリットです。
また、録画媒体も基本的にはマイクロSDカードになる為、マイクロSDカードも定期的にフォーマットや交換を行う必要があります。

ソーラーパネルは定期的なメンテナンスがデメリット

屋外に設置した防犯カメラは土埃や枯葉などの汚れがたまります。
ソーラー部を汚れが隠してしまうと、太陽光を電池に変える変換効率が下がります。

1カ月に一度は拭き掃除をしてメンテナンスをしなければ稼働率は下がるでしょう。
また、ソーラーパネルと一体型のカメラの場合、ソーラーパネルが太陽光を十分に拾える高さや角度にあることが必要ですので、設置場所には注意が必要です。

防犯カメラごと盗まれるデメリット

本格的な防犯カメラにはレコーダーと呼ばれるデータを保管する機器があります。

電源不要の防犯カメラでは、録画媒体もカメラに内蔵しています。
防犯カメラごと犯人に盗まれると証拠になる映像データは残りません。
かんたんに設置できる防犯カメラはかんたんに持ち出すことのできるデメリットがあります。

Wi-Fi接続可能な製品は設置場所が限られる点がデメリット

ただしWi-Fi接続可能なカメラは、ルーターが接続可能な距離にあることが条件となります。配線は不要ですが、接続距離などを確認したうえで購入しましょう。

電源不要の防犯カメラと電源が必要な防犯カメラの選び方

防犯カメラの選び方を選択肢に分けて紹介します。理想に一致するのはどちらの防犯カメラか確かめましょう。

初期コストを抑えたい場合

初期コストを抑えるには電源不要の防犯カメラです。電源不要の防犯カメラであれば、1万円程度の初期コストで防犯カメラを取り付けられます。電源を必要とする防犯カメラの場合は、設置費用が最低でも3万円はかかります。さらに防犯カメラ本体のコストも必要です。最近では、電源不要の防犯カメラの価格は1万円以下で買えるものも増えています。初期コストを抑えるには、圧倒的に電源不要の防犯カメラです。

かんたんに設置したい場合

かんたんに防犯カメラを設置できるのは電源不要の防犯カメラです。

屋外の防犯カメラへ電源を繋げるには、電気工事士の資格が必要です。
しかし、電源不要の防犯カメラであれば、配線が煩雑にならないためかんたんに取り付けられます。

スマートな見た目にしたい場合

スマートな防犯カメラは、電源不要の防犯カメラです。
一般的な防犯カメラであれば、防犯カメラへと繋がるケーブルや化粧カバーが警戒心を与える見た目になります。

電源不要の防犯カメラであれば、ケーブルをすべて取り去った完全ワイヤレスの機種も多くあります。
おうちの外観をシンプルに美しく見せるなら電源不要の防犯カメラです。

常時録画したい場合

常時録画するには、電源を必要とする防犯カメラです。

電源不要の防犯カメラでは、バッテリーの使用時間に限りがあります。
センサーを搭載することでバッテリー消費を抑える機種が一般的であるため、常時録画したい場合は電源を必要とする防犯カメラをオススメします。

安全性を高めたい場合

安全性が高いのは、電源を必要とする防犯カメラです。

電源のない防犯カメラであれば、防犯カメラごと犯人が持ち去るリスクもあります。
犯行を録画したとしても証拠となる映像がなければ防犯カメラとして機能しません。
安全性を高めるには電源の付いた防犯カメラをオススメします。

手軽さで選ぶなら電源不要の防犯カメラ

電源不要の防犯カメラは、スマートでシンプルです。

ただし、安全性では電源の付いた防犯カメラには敵いません。
車に例えるなら、電源不要の防犯カメラはお手ごろな軽自動車に似ていますが、電源を必要とする防犯カメラは屈強なジープ型の車に似ています。
予算や好みにあわせて防犯カメラを購入するのがよいかと思います。

お客様の状況に応じて必要な防犯カメラの種類は異なります。
また、電源が必要なカメラの方がお客様のニーズに沿うケースもあるため気軽にお問合せください。
弊社の防犯設備士が最適な防犯カメラと設置場所をご提案いたします

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