防犯カメラのレンタルサービスとは?利用メリットやサービスの選び方を解説
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防犯カメラは高額な精密機器であり、購入ではなくレンタルで済ませたいと考えている方もいるでしょう。この記事では、防犯カメラレンタルの仕組みやリース契約と異なる点、利用するメリットとデメリットを詳細に説明しています。
また、防犯カメラをレンタルする際のサービスの選び方にも触れているため、最後までお読みください。
目次
防犯カメラのレンタルとは?
防犯カメラのレンタルサービスの利用を検討している方のために、契約の仕組みや期間、費用について解説します。また、リース契約との違いについても解説します。どちらが自社の利用用途に適しているか比べてみましょう。
レンタル契約の仕組み
防犯カメラレンタル契約は、防犯カメラの所有者(レンタル会社)とレンタル契約を締結して、防犯カメラを一定期間借りられるサービスです。レンタルなら3日間からなどの短期間から防犯カメラを借りられます。
レンタル期間
防犯カメラのレンタルサービスの利用期間は、1ヶ月単位で区切られる場合が多いです。また、個人用であれば3日間などの超短期間契約も可能です。業者によっては半年レンタルで利用料金を割り引くなど、長期契約割引をつけていることもあります。
基本的にレンタル期間は更新制で、契約解除を申し出ない限りは何ヶ月でもレンタルできる仕組みです。
月額費用
防犯カメラのレンタル費用は、借りる防犯カメラの種類によって違います。家庭用の簡単設置型のカメラであれば、3日間で4,000円からレンタル可能です。商業用の防犯カメラは1ヶ月単位で15,000円〜が相場で、より高機能なカメラになると金額が上がっていきます。
メンテナンスなどのサポート範囲
防犯カメラのレンタルサービスには、HDDの交換やメンテナンスの費用も含まれています。そのため自身でメンテナンスを依頼する手間もなく、レンタル期間中は業者が出張でカメラの点検をしてくれます。
また、業者によっては事故や盗難時の補償についてもレンタル費用に含まれているため、自己負担分が少ない防犯カメラを利用できる点も特徴です。
リース契約との違い
レンタルと似たサービスで、防犯カメラのリース契約があります。リース契約とはカメラ販売元とリース会社、契約者の三者間で締結する契約です。
カメラ販売元から防犯カメラを購入する場合、料金を一括で支払う必要がありますが、リース会社と顧客がリース契約を締結することで分割払いを利用できるようにしています。
そのためリース契約は防犯カメラのレンタルと違って契約期間が5〜7年間などと長い設定となっています。どちらも月額費用で初期費用を抑えたカメラ設置が可能ですが、契約形態自体が違うことを理解しておきましょう。
防犯カメラのレンタルを利用するメリット
防犯カメラレンタルの仕組みを理解したところで、次はメリットについて解説します。
初期費用を抑えられる
防犯カメラを購入すると本体価格数万円以上に加え、設置費用やHDDなどの購入費用がかかるため10万円以上の初期費用が必要です。反面レンタルであれば、初期費用無料〜数万円以内で防犯カメラを利用できます。
メンテナンスなどの費用が含まれる
防犯カメラのレンタルプランには、メンテナンス費用などが含まれています。無償メンテナンスがつくため、自身で業者を手配したりメンテナンス費用を払う必要がありません。
手間や費用をかけずに利用している防犯カメラをメンテナンスできるため、初めて防犯カメラを設置する方も維持が簡単です。
短期間だけ利用できる
防犯カメラのレンタルは最低3日〜1ヶ月など、短期間で利用できます。防犯カメラのリース契約は原則5〜7年間と長期利用が条件となっているため、短期利用に向いていません。
限定的に防犯カメラを利用したいなど、短期契約を前提とした利用なら防犯カメラレンタルは非常に便利です。
購入前にカメラ機能を確認できる
防犯カメラのレンタルにより、購入したいカメラの機能を確認できるメリットがあります。購入前に短期間レンタルで防犯カメラを使い、自社の利用目的に合っているか確かめるためにレンタルを利用する方もいます。
カメラの機能は実際に使ってみないとわからない点もあるため、お試し感覚でレンタルを利用すると良いでしょう。
防犯カメラのレンタルを利用するデメリット
防犯カメラのレンタルは便利で初期費用が安いなどのメリットがある反面、もちろんデメリットもあります。
カメラの所有権は得られない
レンタルしている防犯カメラの所有権は、あくまでレンタル会社にあります。そのためレンタル期間が終了すれば、防犯カメラを返却しなければなりません。
防犯カメラを一時的に借りているだけで、自身の所有物にならない点は理解してレンタルを利用しましょう。
長期的利用になると割高である
防犯カメラのレンタル費用には、メンテナンス代も含まれているため月額費用はやや高額です。短期利用の場合は、購入やリースよりも費用を抑えられますが、長期利用になると割高となります。
防犯カメラレンタルを活用できる場面
防犯カメラのレンタルサービスが活用されている場面を3つ紹介します。
イベント
防犯カメラのレンタルが活用される代表的な場面はイベント会場です。数日のイベント会場の警備に防犯カメラを導入するために、カメラを購入すると費用が高額になるためレンタルが利用されます。
建設現場
建設現場でも防犯カメラレンタルが利用されます。工事は数ヶ月から1〜2年の現場が多く、リースだと途中解約が必要です。
防犯カメラレンタルサービスは短期間の契約が可能なため、工事現場でもよく使われます。
展示会会場
展示会会場の防犯にも、防犯カメラのレンタルサービスが活用されています。展示会も1週間から数ヶ月の短期開催が多いため、レンタルで必要な期間だけ防犯カメラを借りることが多いです。
自社に適した防犯カメラレンタルサービスの選び方
自社に適した防犯カメラレンタルサービスの選び方を紹介します。
防犯カメラの最低利用期間と解約違約金の有無
防犯カメラのレンタル会社ごとに、最低利用期間が定められています。最低3日間〜1ヶ月など、業者やカメラの種類によって差があるため、最低利用期間が利用目的や期間と一致するか確認しましょう。
また、万が一途中解約をする際に解約違約金が発生するかどうかも要チェックです。
使用する場所に適したカメラの種類
防犯カメラのレンタル会社ごとに、カメラの品揃えが異なります。商業用のカメラを多く取り扱っている事業者もあれば、個人向けの防犯カメラのシェアリングを主体としたサービスもあります。
自社でどんな目的で、どんな場所にカメラを設置したいかによって適切なカメラをレンタルできる会社を選びましょう。たとえば屋外設置用であれば、防水や防塵機能に長けたカメラを提供できる会社を選んでください。
設置サービスの有無
防犯カメラのレンタルサービスを利用する際に、カメラ設置もしてもらえるか確認しましょう。商業用カメラなどは設置工事が必要なため、工事もセットになっているサービスが多いです。
商業用カメラなどを自身で取り付けるとかなり手間がかかるため、できれば設置サービス付きの事業者からレンタルしましょう。
口コミの良さ
防犯カメラのレンタルサービスをいくつか選定し、口コミで比較しましょう。サービスごとに内容やサポートに違いがあり、メンテナンスが雑な事業者もあります。
悪質な業者を避けるためにも、事前に業者名で検索して口コミの良い業者を見つけてください。
故障や盗難時の保証
防犯カメラのレンタルサービスに、万が一の故障や盗難時の保証がついているか確認しましょう。故障や盗難保証がない場合、自己負担でカメラを弁済する義務が生じるためです。
問い合わせ時に故障や盗難時における対応について、詳しい聞いておきましょう。
まとめ
防犯カメラのレンタルサービスは、短期間だけカメラを利用したい方や初期費用を抑えたい方、カメラを購入前に試したい方に向いているサービスです。メンテナンス費用も込みであるため、維持も比較的簡単な点がメリットです。
ただし、防犯カメラのレンタルはあくまで貸与であり、自身でカメラを所有できるわけではありません。またリースと比べて月額費用はやや高く、長期的に防犯カメラをレンタルし続けると費用が割高となります。
防犯カメラを自社で購入すべきかレンタルすべきか迷ったら、ぜひ下記のフォームよりお問い合わせください。カメチョは弊社の防犯設備士の資格保有者が、お客様に最適な防犯カメラや設置方法をご提示いたします。