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防犯カメラ・監視カメラ用語集

防犯カメラや監視カメラの導入を考えている方に向けて専門用語の解説です。
ご自宅やオフィス、店舗などに防犯カメラ、監視カメラ、ネットワークカメラを導入する際にぶつかる疑問を解決するべく、「カメチョ」では専門用語を、分かりやすさを意識して解説いたしますので比較検討時の知識としてお役立てください。

最低被写体照度

英語表記:minimum illuminance level
読み:さいていひしゃたいしょうど

最低被写体照度とは、カメラがどの程度の明るさ(照度)で撮影対象(被写体)の記録が出来るかを表す指標のこと。単位はルクス(lx、lux)で表す。
最低被写体照度が低いほど高感度のイメージセンサーを搭載している高機能なカメラ、ということになるので、暗所での撮影を考慮した場合のカメラ選定の基準になる。ただし、どの程度の光量があれば被写体が判別できるかという基準は、国際基準などによって定められているわけではなく、メーカーが独自に線引きを決めているので、最低被写体照度の明るさで撮影をしたとしてもメーカーによっては対象物の判別が難しい場合がある。照度計が手元にある場合には、撮影環境下での照度を測り最低被写体照度の3倍程度の照度を確保するように心がける必要がある。最低被写体照度は概ねカメラに内臓された画像素子(映像センサー)の大きさと性能に比例する。

赤外線カメラ(ナイトモード搭載のカメラ)であれば、被写体照度がゼロでも記録を残せるが(赤外線の届く範囲に限る)、色を判別することができないというデメリットのため、撮影場所の照度によっては最低被写体照度が小さい高感度カメラなどが使われる場合も多い。