飲食店の方必見!監視カメラの活用法とは?オススメ商品も紹介
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警視庁が発表した「平成30年中の侵入窃盗の傾向 警視庁」によると、飲食店では1年間で149件の侵入窃盗被害が発生しています。
ファーストフードや居酒屋などの飲食店が窃盗犯に狙われる主な原因として、
- レジや金庫で現金を保管している
- 定休日や閉店後は無人になる
- ビルの地下や1階に店舗が多い
- 深夜営業中は従業員数が減る
などが挙げられます。
特に人通りが少ない深夜の時間帯は犯行が起こりやすく、犯罪抑止効果が高い防犯カメラの設置が必要不可欠です。
今回は、飲食店で防犯・監視カメラを設置する時の注意点やおすすめ商品を紹介します。
目次
飲食店における防犯カメラの活用方法とは?
飲食店での防犯カメラ活用方法は下記の通りです。
- 窃盗や盗難被害の防止
- 利用客と従業員の金銭授受トラブル
- スタッフ教育・衛生管理
- 店内の混雑状況の確認
防犯カメラの設置により、遠隔地から店舗の様子を確認でき、トラブル発生時も適切な対処ができるようになります。
防犯カメラを設置する際の注意点に関しては、下記の記事で詳しく紹介しています。
防犯対策
飲食店経営者が抱える代表的な悩みといえば、売上金の管理方法です。
飲食店によって異なりますが、一般的に1日の売上金は指紋認証付きの厳重な金庫に鍵をかけて保管され、翌日出勤する従業員が銀行ATMに入金します。
レジでも管理できますが、誰でも簡単に鍵を開けることができ、侵入者だけではなく従業員に現金を盗まれてしまうリスクもあります。
このように防犯対策として、防犯カメラを活用している飲食店が多いです。
また近年は、セルフ会計システムを導入する店舗が増え、クレジットカードやモバイル決済など支払い方法が多様化しています。
お会計ミスが原因で金庫のお金と売上金が合わないなどの問題が発生した場合、レジの真上に防犯カメラを設置すれば、再発防止に役立ちます。
クレーム対応
利用客からのクレームによって、利用客が激減する可能性があります。
飲食店で多いクレームは、以下のような従業員の接客態度や料理の品質についてがほとんどです。
- 料理の中に髪の毛や虫などの異物が混入している
- 待ち時間が長い、案内があやふやでわかりづらい
- 料理の提供が遅い
- 従業員が無愛想、対応が悪い
対応次第では、サービス向上や顧客満足度が向上する場合があります。
レジや厨房周りに防犯カメラを設置すれば、現場で発生した事実を管理側が確認でき、クレーム対策にも役立ちます。
ただし、防犯カメラが「プライバシーの侵害」としてクレームに繋がることも十分に考えられることから、設置場所や運用方法には配慮が必要です。
スタッフ管理・衛生管理
チーフやエリアマネージャーといった役職に就くと、出張やMTGなどで担当地域の店舗を回る機会が増えます。
複数店舗を運営しているチェーン店では、入店案内やメニューの提供方法などに微妙なバラつきが生じることもあります。
店舗内に防犯カメラを設置すれば、スマホやタブレット端末などから各店舗で働く従業員の様子をリアルタイムで確認可能です。
- 調理しながら私語をしていないか
- スタッフの勤務態度によるトラブルが発生していないか
- 帽子や手袋、マスクの着用を徹底しているか
- 使用器具の洗浄や厨房の清掃状況はどうなっているか
- 食材が調理台の上に出しっぱなしになっていないか
上記のような店舗確認を、臨店を行わずとも防犯カメラを通して行えるようになることで、スタッフ教育の工数を削減することができます。
また、店舗全体で衛生管理の意識が高まります。
状況把握
防犯カメラは、店内の混み具合やお金管理、従業員が休憩を取れているかなど、監視目的だけではなく現場の状況把握にも活用できます。
飲食店は土日祝日、夏休みといった連休中が一番の書き入れ時です。
防犯カメラで映像を確認しながら混雑状況を判断し、下記のような店舗へのフォローもスムーズに行うことができます。
- 別の店舗から応援を呼ぶ
- 不足しそうな備品を調達する
- 空いた時間は店頭でビラ配りを行う
- 早めに休憩を回してピーク帯に備えるよう社員に指示を出す
曜日や時間帯ごとの店内の混み具合を把握することで、適切な人員配置を行えるようになり、サービスの向上や利益アップのきっかけにもつがなります。
飲食店に防犯カメラを導入するメリット
飲食店で防犯カメラを導入するメリットとして、以下のような効果が挙げられます。
- 窃盗被害の防止・証拠の保存
- 従業員の業務効率改善
- 店舗全体のサービス向上
- 衛生管理の徹底
特に、全国展開している飲食チェーンの場合、全店に防犯カメラを設置すれば、店舗回りの手間が省けて業務効率改善アップに役立ちます。
営業中は、スタッフ教育やオペレーションの徹底、営業後はセキュリティ対策として、まさに一石二鳥の使い方が可能です。
また、防犯カメラの映像を残しておけば、クレームがあった際も事実確認ができ、動かぬ証拠として従業員を守ることもできます。
飲食店にオススメの防犯カメラ設置場所を紹介
飲食店におすすめする防犯カメラの設置場所を3ヶ所紹介します。
防犯カメラの導入を検討している飲食店経営者は是非参考にしてください。
レジの上
レジ犯罪の標的にされやすい場所の1つです。防犯カメラの設置で犯罪の抑止、犯罪が発生した際にも犯人を特定できる証拠になります。
また顧客と金銭のやり取りでトラブルが起きた際にも、証拠として活用可能です。録音できる防犯カメラであれば、証拠としての価値はより高くなります。
レジの上に防犯カメラを設置すると、従業員の不正も防止が可能です。
キッチン
トラブル対策としてキッチンに防犯カメラ設置するのも効果的です。例えば、顧客から料理に虫などが入っていたとクレームがあった際の証拠にできます。
飲食店ではより清潔な環境が求められます。防犯カメラの活用で、効果的な衛生管理のチェックが可能です。
また従業員がマニュアル通り調理を行っているを確認できます。
トイレの前
トイレの中は防犯カメラが設置されないため、犯罪が起きやすい場所です。例えば児童誘拐や性犯罪、物販を行っている店舗であれば会計前の商品を持ち込まれるリスクがあります。
トイレ内での犯罪を防止には、トイレの前に防犯カメラを設置しましょう。トイレ前に防犯カメラを設置すると、犯罪がトイレ内で犯罪が起きた際に事件の前後でトイレを使用した人を確認できます。
また防犯カメラがあると、トイレの中での犯罪を思いとどまらせる「犯罪抑止効果も期待」できます。
飲食店の方にオススメ防犯カメラ2選
最後に、カメチョ編集部がおすすめする防犯カメラを厳選して紹介します。飲食店経営者の方はチェックしてみてください。
クラウド保存
1つ目は、クラウド保存できる防犯カメラです。クラウド保存ができると、経営者は自宅や外出先から店舗の状況を確認できます。
また普段から店舗にいないオーナー様でも遠隔で映像を確認可能です。
- マニュアル通りの接客ができているか
- 不審者はいないか
- 清掃は行き届いているか
クラウド保存できる防犯カメラを導入すると、店舗を訪れるなくても上記のことを確認できます。普段忙しい経営者やオーナーの方は、クラウド保存できる防犯カメラの導入がおすすめです。
レコーダー保存
2つ目はレコーダー保存できる防犯カメラです。レコーダー保存する防犯カメラ最大のメリットは、ネットやクラウドの知識がなくても簡単に導入できること。先ほど紹介したクラウド保存できる防犯カメラの導入は、最低限の知識が必要です。最低限の知識がないと設定方法や不具合が起きた際に、自身で全く対応ができません。
しかしレコーダー保存できる防犯カメラは、防犯カメラとレコーダーをケーブルで繋ぐだけで利用できます。さらに保存できる容量が大きいため、録画したデータの長期間保存が可能です。
ネット・クラウドに疎い方や長期間録画データを保存したい方は、レコーダー保存できる防犯カメラの導入をおすすめします。
飲食店に防犯カメラを設置するならカメチョに相談しよう
本記事では、飲食店が防犯カメラを導入するメリットやおすすめの設置場所、おすすめのカメラを紹介しました。飲食店で防犯カメラを導入すると、犯罪の防止やクレーム対応、店内の衛生管理に効果があります。
ただし防犯カメラ防犯カメラの録画データには個人情報が詰まっているため、取り扱いには十分な注意が必要です。飲食店に防犯カメラを導入しようと検討している方で、個人情報保護やセキュリティもしっかり行いたいと考えているなら、専門家の意見を聞くのがおすすめです。
防犯カメラに関することは、カメチョにぜひお問い合わせください。無料相談を承っており、提案から設置作業までノンストップでおこなわせていただきます。