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Hikvision(ハイクビジョン)は監視カメラシェア1位!?実力・評判は?

HIKVISION(ハイクビジョン)ってどんな会社?

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みなさんこんにちは、カメチョ編集部です。今回は防犯カメラメーカーの世界的な動向についてご紹介したいと思います。

以前、ネットワークカメラのシェアをご紹介したときはアクシスコミュニケーションズ(現在は)が世界シェアトップとお伝えしたのも最早懐かしい感じも致しますが、2、3年でネットワークカメラ(IPカメラ)の世界シェアは激変しており、テクノ・システムリサーチの発表によると、監視カメラの世界シェア第一位はなんとハイクビジョン(HIKVISION)になっているではありませんか。というわけで今回はハイクビジョンがどんな会社なのか、ハイクビジョンの国内代理店の手前で言いにくいこともあったりしますが、簡単に解説してみたいと思います。

中国名は「杭州海康威視数字技術」ハイクビジョンってどんなメーカー?

設立は2001年

設立は2001年と創業自体はつい最近の新興メーカーのような印象を受けますが、その実は、現在の工業情報化部から技術者が独立して興したメーカーです。親会社は中央政府直轄の「中国電子技科集団(CETC)」であり42%の株式を保有しています。HIKVISIONブランドで監視カメラシステム関連製品を製造しています。2016年には、監視カメラ及びレコーダーにおける世界シェアは売上金額ベースで21.6%となっており、前述のアクシスコミュニケーションズ、米トップのハネウェル(Honewell)、センサーに強みを持つ独ボッシュを抑えて第一位です。

2010年に深セン証券取引所に上場

2016年には世界シェア1位に

2016年には防犯カメラ及びレコーダーの世界シェア1位に。

日本国内においては、2010年以前にはアナログカメラやアナログハイビジョンカメラを製造するコストパフォーマンスに優れたメーカーとして認知されており、代理店もほとんどいない状況でしたが、HD-SDIをはじめとするアナログハイビジョンの普及にともなって代理店も増えてきている印象でした。設立10年目の2010年には深セン証券取引所に上場しています。市場からの資金調達もあり、2015年にはアナログハイビジョンカメラ及びアナログハイビジョン用のレコーダーのシェアで1位となっていました。

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成長の影には中国の治安強化プロジェクトである「雪亮工程」の実施

2015年ごろからIPカメラのシェアを伸ばしつつあったのですが、その背景にあったのは中国の市民監視システムの「雪亮工程」プロジェクトへの参画でした。これは、直訳すると「雪のように白いプロジェクト」という意味ですが、つまり犯罪を事前に予防することでクリーンな社会を実現しようとする計画です。顔認証システムや車のナンバープレート照合システムを活用して違法行為を減らそうという社会科学の実験的プロジェクトなのですが、例えば、赤信号の無視やスピード違反などの法律違反を取り締まり、犯罪を抑止するというSFのような仕組みが既に構築されつつあります。高度な顔認識このシステムを政府や民間企業に提供するメグビー・テクノロジー社、自動運転用の画像認識システムを開発するセンスタイム・グループなどとともにこのプロジェクトの一翼を担っています。

現に中国政府は2020年までに前述の犯罪履歴や資産状況などによる「社会信用制度」とよばれる国民をランク付けする仕組みの構築を目指すと発表しています。いかがでしょうか?欧米や日本であれば国民の反発があって然るべきと思われるような仕組みが中国では浸透しつつあるわけです。こういった後ろ盾もあってかハイクビジョンは2016年のリオオリンピックの防犯・監視カメラシステム、各国の港湾監視、空港監視などの大規模監視システム案件を次々に受注しています。

高感度化機能[DarkFighterX]や、霧やモヤを除去する[Defog]機能などを独自開発するなど、潤沢な開発資金を誇っている。4K解像度の監視カメラへの販売に対しても積極的だ。

こういった事情もあり、他国の重要施設に納品されるカメラにバックドア(セキュリティ上の抜け道)が設定されている、密かに中国にデータを送っている、などという根拠の無い噂が跡を絶たないメーカーでもあります。もちろんそういった可能性は限りなく低いと思われますが、2017年1月、米国のGSA(一般物資調達局)と呼ばれる政府物資の調達部門は製品にセキュリティーホールが存在しているとしてハイクビジョンの製品を無承認で購入できるメーカーのリストから外しています。。

参考URL

Hikvision Tops IHS Markit List of Enterprise Storage Providers[Hikvision.com]
監視カメラ世界トップの海康 急成長[日本経済新聞]
Hikvision Removed From US GSA Sales[IPVM.com]

評判

独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月11日、Hikvision社のネットワークカメラ製品に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは10.0。

「Hikvision製ネットワークカメラ」には、認証不備(CVE-2017-7921)、および設定ファイルにパスワードが直接記載されている(CVE-2017-7923)脆弱性が存在する。この脆弱性により、当該製品にアクセス可能な第三者により、管理者権限で任意の操作が行われる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。

引用元:https://scan.netsecurity.ne.jp/article/2017/07/13/39953.html

にもあるとおり、セキュリティ面での評判は劣る。

まとめ

いかがだったでしょうか。急成長とともに日本での取扱代理店も増えてきており、知名度も少しずつ上ってきたハイクビジョンですがどういったメーカーなのかご存じない方も多かったのではないでしょうか?かなり安価に導入できるカメラとして国内で人気ですので中国メーカーだから、と決めつけないで機器選定の選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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