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監視カメラを畑に設置する4つのメリット|おすすめカメラや機能

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田畑に監視カメラを設置する農家が増えており、監視カメラの購入を検討している方も増えているでしょう。しかし、監視カメラに必要な機能や選び方がわからず困っている方もいるはずです。

この記事では畑に監視カメラを設置する農家が増加した背景、監視カメラを設置するメリットと、必要な機能とおすすめのカメラの種類を紹介しています。

畑に監視カメラを設置する農家が増加した原因

近年監視カメラを畑に設置する農家が増えていますが、以下のような原因があります。

野菜・果物どろぼう

畑に監視カメラを設置する農家が増えた理由は、野菜や果物どろぼうが増えたためです。窃盗した野菜や果物を路上で転売する違法行為も増えています。また特に近年はアジア諸国から技能実習で入国した外国人が、畑の野菜や果物を持って行ってしまう事件も増加傾向にあり、農家も被害に悩んでいる状態です。

農業用機械の盗難被害

畑においてある農業用機械の盗難被害も増えています。日本で転売できない古い農機具でも、他国へ輸出すれば高額で売れる可能性があるためです。また、古い農機具を解体して部品取りする窃盗犯も現れています。農機具は大型で隠すことも難しいため、あらかじめ被害を予防しなければなりません。

田畑への無断立入

田畑へ無断立入して農作物を踏み荒らす人が増えたことも、監視カメラが畑に設置され始めた原因のひとつです。たとえば『撮り鉄』などが電車を理想の画角で撮影するため、勝手に田畑に立ち入って農作物を踏み荒らす被害も増えています。

天災の影響

気候変動により水害や台風被害が拡大するなかで、現地へ行かずに畑の状況を確認できる監視カメラが重宝されています。過去には畑の所有者が洪水のなかで畑を確認しにいき、用水路に流されて命を落とした事件もありました。

遠隔で監視できるカメラを設置しておけば、安全を確保したうえで畑の状況が確認できます。

獣害

山の開発により動物の食料が減り、人里で畑を荒らす獣害被害も増えています。夜行性の獣が畑に出没する夜間の畑を監視するためにも、監視カメラが必要です。

監視カメラによってリアルタイムで夜間の畑を監視し、獣が侵入したら音で追い払ったり、撮影映像により農作物を荒らしている動物を特定したりと、獣害対策ができます。

農家に必須!監視カメラを畑に設置するメリット

監視カメラを畑に設置するメリットを紹介します。

野菜や農機具の盗難・いたずらの抑制

監視カメラを畑に設置しておけば、防犯やいたずらの抑止効果があります。監視されていると気付けば窃盗を諦めたり、侵入しないようにしようという心理が働くためです。日本語で「立ち入り禁止!」と書いても日本語がわからない外国人には伝わらない可能性がありますが、監視カメラなら見ただけで「防犯対策されている」と理解できるため、外国人窃盗犯への抑止効果も期待できます。

被害発生時の証拠確保

監視カメラは万が一畑で農作物や農機具が盗まれたり、田畑が荒らされたりした際の証拠確保に役立ちます。たとえば窃盗犯が使用している車の車種・ナンバー、顔が特定できるなど映像での証拠があれば犯人特定が早まります。

災害時の遠隔監視

冒頭でも紹介したように、天災発生時に現場に行かずに畑の様子をチェックできます。天災が起きているときに畑に行くことで事故に遭うなどの危険を冒す必要がなく、安全に田畑を管理できます。

鳥獣被害の対策が可能

畑に監視カメラを設置すれば、鳥獣被害対策も可能となります。どのような動物が田畑に被害を与えているか特定し、特性に合った対策をとれます。たとえば鳥であれば鳥よけを設置したり、猪などであればフェンスや電気柵を設置するなど、個別対応が可能です。

農作物の成長を管理

また最近は田畑に監視カメラを設置し、農作物の成長管理に役立てている事例もあります。自身で田畑へ行って農作物を確認する手間を減らせるため、余った時間を販売ルート開拓に当てたり、品種改良に取り組むなどより効率的な栽培が可能です。また高性能のカメラなら農作物の成長を克明に記録できるため、成長に合わせて肥料を変えるなど栽培方法の改善に役立ちます。

監視カメラを畑に設置する際の注意点

監視カメラを畑に設置する際は、以下3つの注意点を意識しましょう。

盗難・破壊されない場所への設置

監視カメラを畑に設置する際は、カメラ機器自体の盗難や破壊リスクがあるため、手が届かない場所へ設置しましょう。高所に設置しておけば盗難や破壊リスクを防げます。せっかくカメラを設置しても、盗まれたり機能を停止されると監視の意味がありません。

たとえば夜間に赤いランプが点灯する赤外線カメラは目立ちやすいため、ライトが点灯しないナイトビジョンカメラを選択するなど、監視カメラだと気づかれにくい機種を選ぶこともポイントです。

広大な畑を監視できる画角

利用目的に合わせて広大な畑を監視できる画角に監視カメラを設置しましょう。盗難やいたずら防止など畑の様子を俯瞰で見る目的の場合は広角カメラを選び、高所から撮影すると画角が広くなります。

動画の個人情報としての取り扱い

監視カメラの映像には、個人を特定できる情報が記録されているため、取り扱いに注意が必要です。個人情報として監視カメラの映像が他人に流出することがないように配慮してください。

また田畑は屋外で通行人が映り込む可能性もあるため、近所へ監視カメラを設置したことや利用目的を周知しておくと、近隣住民の方も安心して畑の近くを通行できます。通行人が映り込みにくいように画角調整する配慮も必要です。

監視カメラの設置については、自治体ごとにガイドラインが設けられています。自治体の規則に反しないように配慮して、畑に監視カメラを設置しましょう。

畑に設置する監視カメラに必須の機能

畑に設置する監視カメラを選ぶときに必須の機能を解説します。

屋外対応性能

畑は屋外にあり、また土埃などが舞い上がりやすい環境です。そのため屋外での使用に対して耐久性があるカメラを選びましょう。

ハウスではない田畑へ監視カメラを設置する場合は、防水性能もチェックしてください。また土埃による劣化や故障を防ぐために、防塵性能がある監視カメラを選びましょう。

夜間対応のナイトビジョンカメラ

田畑への盗難や鳥獣被害は夜間に発生するケースが多いため、夜間撮影に対応したナイトビジョンカメラを選びましょう。夜間撮影ができなければ犯人や対象の鳥獣が記録できず、万が一被害が発生した際に対象を確認できません。

ナイトビジョンカメラについてはナイトビジョンカメラとは?種類や選び方を解説を参考にしてください。

ソーラーパネル・内蔵バッテリー

田畑に設置する監視カメラは、ソーラーパネルや内蔵バッテリー性能をチェックしましょう。屋外の畑に電源をひくことが難しいためです。ソーラーパネル一体型の監視カメラなら、太陽光で自動的に充電してカメラを起動できるため電源がいりません。

または電池で稼働する「トレイルカメラ」もおすすめです。トレイルカメラの詳細については、後ほど説明します。

SIMカード

田畑をリアルタイム監視するためには、ネットワーク環境が必要です。自宅付近に畑がありWi-Fiを飛ばせる場合を除いて、SIMを搭載したネットワークカメラを選びましょう。

SIM搭載の監視カメラなら、屋外でも配線不要でインターネットで映像をリアルタイム監視できます。

アラート機能

万が一侵入者がいた場合に警報を発する、アラート機能が搭載された監視カメラを選びましょう。所有者が寝ているうちに侵入者があった際に、カメラから警報を発して犯人を追い払ってくれます。また動物は警戒心が強いため、アラートに驚いて逃げていく可能性もあります。

動体検知機能

動体検知とは画角に動くものがあった際に検知し、スマートフォンなどに通知を出してくれる機能です。監視カメラの映像を常に監視する必要はなく、通知があった際に映像を見れば良いため効率よく田畑を監視できます。

スマートフォン連動

カメラとスマートフォンを連動させる機能がある監視カメラを選びましょう。監視カメラ映像に不審な動きがあったり、警報を発したタイミングで通知が出れば、すぐに気づいて適切な対応できます。またスマートフォンとの連動で、現場に行かなくとも田畑の見回りや成長管理、災害時の被害状況の確認が可能です。

音声録画

畑に設置する監視カメラに音声録画機能があることを確認しましょう。音声録画機能があれば、より詳細な犯人の情報を記録できます。たとえば犯人の音声が記録できれば、言語や発音の特徴で国籍を特定できる可能性もあります。

広い画角

畑が広い場合は画角が狭いと畑全体を監視できないため、画角がなるべく広い監視カメラを選びましょう。また畑の広さによっては複数個の監視カメラを設置して、死角のないように監視しましょう。

畑の監視に適したおすすめカメラ

畑の監視に適したおすすめの監視カメラを2種類紹介します。

トレイルカメラ

トレイルカメラとは主に野生動物の観察に使われるカメラで、赤外線カメラで動物や人が近づいたときのみ起動して、映像を記録します。電池で稼働する屋外専用カメラのため、配電不要で耐久性にも優れたカメラです。

SIM搭載ソーラーパネル一体型カメラ

SIM搭載ソーラーパネル一体型カメラとは、屋外使用を目的とした監視カメラです。ソーラーパネルで発電して電力供給するため配電が必要なく、内部に搭載されたSIMカードでネットワーク通信もできます。田畑の監視は配電・配線が難しい場合が多いため、SIM搭載ソーラーパネル一体型カメラを選べば立地に関係なく監視カメラを設置できます。

畑に監視カメラを設置する際に利用できる補助金

農家が畑に監視カメラを設置する際は、JA(農業協同組合)の補助金を利用できます。年や地域ごとに募集要項が異なるため、必ず申請する年の条件などを確認して申し込みしましょう。

たとえばJAふえふき(山梨県)では、農作物盗難防止対策のための補助金を利用できます。(【参考】農作物の盗難防止対策補助金申請案内について – JAふえふき

JA組合員になっている方は、最寄りの農協に確認して監視カメラの補助金を利用することで経済的な負担を軽減できます。

まとめ

畑への監視カメラ設置は、盗難防止や鳥獣被害の予防だけでなく、万が一のための証拠確保や農作物の生産管理・災害対策としても活用できます。

この記事では畑の監視カメラにおすすめのカメラの種類や機能を紹介しました。ぜひ参考にして田畑を監視するカメラを選びましょう。

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