犯罪に遭わない為に~防犯環境設計という考え方~

防犯カメラを幅広く取り扱っている本サイト「カメチョ」の無料相談窓口には、個人の方から会社の役員、自治体の方など、幅広い分野から数多くのご相談を頂いております。中には、防犯カメラを導入済みのお客さまからご相談いただくこともございます。

実際に犯罪に遭われてカメラの設置を検討していたり、防犯カメラの利用方法を聞きたいなど内容も様々ですが、同じ悩みを耳にする機会も多々ございます。そこで今回はご相談事として集まった悩みを基に、犯罪に遭わないための環境作り「防犯環境設計」についてご紹介いたします。

防犯環境を構築するうえで重要な4原則から、環境上の脆弱性を把握する方法、防犯カメラの効果的な利用方法まで詳しく解説いたします。

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防犯環境設計とは

防犯環境設計とは、防犯対策を行う上で犯罪を犯す「人」ではなく、犯罪が行われる「場」に着目した考え方です。

日本では、2000年頃から国や自治体などで、地域防犯活動とまちづくりを相互に補完した「防犯まちづくり」という運動が活発になってきました。この防犯まちづくり運動の中では様々な指針が示されていますが、その参考になったのが「防犯環境設計」という考え方です。犯罪者の検挙数等、犯罪を犯した人を減らしていくという考え方ではなく、犯罪がそもそも起こりにくい環境や状況を作っていくことを目的としています。

すなわち、犯罪企図者が犯行を実施しにくい環境を作ることで、犯罪の発生自体を防止しようというわけです。ではどのようにして、防犯環境を整えればよいのでしょうか?ここでは「防犯環境設計」の具体的な考え方について触れていきましょう。

あなたの家は防犯環境が整っていますか?

防犯環境設計においては、以下に示す4項目を基本原則としています。

①被害対象の強化、回避

犯行の「標的にならないようにする」ことは、防犯環境設計の基本的な対策法です。例えば、次のような方法があげられます。

  • 防犯ガラスを使用して、建物内への侵入をしにくくする。
  • ブロック塀を生け垣にして、落書きなどのいたずらをしにくくする。
  • 第三者に報知する緊急通報装置やセキュリティシステムの導入。

②接近の制御

犯行をしようとする者が「被害対象に近づきにくくする」という、防犯環境設計の基本的手法です。例えば、次のような方法があります。

  • 塀を高くして敷地内への侵入をしにくくする。
  • 敷地や住宅地の出入口を限定する。
  • 防護柵や植栽帯を設けて近づきにくくする。

③監視性の確保

犯罪を行おうとする者は「誰かに犯行を見られるかもしれない」と思われるところでは、簡単に家や人に接近しません。犯行が目撃されやすい環境を「監視性が高い」と表現します。

監視性を高め「誰かに見られているかもしれない」と思わせる状況を作ることが、防犯では大切になります。物理的に監視性を高める方法としては、次のような手段があります。

  • 自宅や周辺環境の見通しを良くする。
  • 明るさを確保する(外灯、センサーライトなど)。
  • 死角を作らない(防犯カメラの設置)。

④領域性の強化

犯罪を行おうとする者は、犯罪をしやすい地域を下見し、ターゲットとする人や家に近づきにくい地域は避けます。領域性を高めるとは、心理的にも物理的にも「犯行がやりにくいな」と思わせるような工夫をすることです。

地域的な協力が必要ですが、領域性を高める方法としては、次のような環境作りが大切です。

  • 敷地や周辺地域内を美しく保つ。
  • 地域内のあいさつ習慣を築く。

以上、これら4つの基本原則の視点から、防犯対策すべき施設やその周囲の環境を確認し、防犯上の脆弱性を明らかにすることが、具体的な防犯対策立案の第一歩になります。物的な環境を適切に整備・管理し、効果的に利用すれば、犯罪の機会を減らすだけでなく、犯罪不安を軽くし、人や社会の生活の質を向上させることができると思われます。

実際にこの原則が守られている施設は、犯罪に遭う確率が少ないとされ、下図「侵入犯が犯行をあきらめる要素」にも表れています。

出典:「JUSRIリポート別冊NO.17 防犯環境設計ハンドブック」

上図からは、建物などに侵入を図ろうとする犯罪企図者にとっては「防犯設備や防犯建物部品」によって「音」や「光」、(侵入にかかる)「時間」、またそれらの結果として「人目につくこと」といった4つの要素が犯行をあきらめる要因となっていることが読み取れます。

監視性の確保は必須

犯罪を企てる人間には「目撃されるかもしれない」という監視性の高い環境を構築することが非常に重要です。つまり、多くの人の目が自然な形で届く環境を作るということになります。

しかし見通しを良くし、明るさを確保するにも限界があります。高い塀を設置している場合、プライバシーの確保といった点ではよいのですが、どうしても見通しが悪くなりますし、周囲からの目線も遮られてしまいます。

そこで特に重要になるのが、監視する対象の「死角をなくす」ことです。この死角を埋める方法として、防犯カメラは非常に有効な手段となります。防犯カメラは屋内、屋外のほか、画像の鮮明さや撮影角度、距離など様々な要素を考慮して選定しなければなりません。

防犯カメラの中でも特に「IPカメラ」や「クラウドカメラ」といったネットワークカメラでは、ライブ映像もスマートフォンやタブレットといったマルチデバイスで視聴することが出来るため、監視性の確保に適したカメラと言えるでしょう。

まとめ

今回は「防犯環境設計」についてまとめてみましたが、いかかでしたでしょうか?環境設計をしたうえで脆弱性のある部分を把握し、その上で防犯カメラを利用して補える部分を確認、カメラの選定をする必要があることが、おわかりいただけたかと思います。

カメチョサイト「無料相談窓口」では、カメラのご紹介だけでなく「防犯環境づくり」についてもご相談を承っております。防犯について不安な点や、疑問を抱えている方もぜひご活用いただければ幸いです。

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