キャンプ場にオススメの防犯カメラとは
2021年には750万人の方がキャンプを行うなど、シーズン中はどこのキャンプ場も盛り上がりを見せています。
そんな中で盗難や騒音などのトラブルが、キャンプ場の管理者様の頭を悩ませているという事実があります。キャンプ場は管理人者が在住していないことが多く、トラブルの抑止や対策が大きな課題となっています。
そこで今回は、安全なキャンプ場運営を行う為にオススメな防犯カメラの選び方について紹介いたします。
オススメな機能や実際のカメラも記載している為、是非確認してみてください。
目次
キャンプ場でよくあるトラブル
先ずはキャンプ場で発生する可能性が高いトラブルについてまとめていきます。
盗難
一人でキャンプを行う「ソロキャンプ」が人気の為、不在時に盗難にあうケースが後を絶ちません。
また、近年は高額な食器類や椅子などのようなキャンプ用品が増えている為、被害が大きくなる可能性もあります。
キャンパー自身が護身用に南京錠や個人所有の防犯カメラを利用することがありますが、施設自体に防犯カメラを設置することで安全にキャンプ場を運営していきましょう。
不法投棄、ゴミの不始末
キャンプ場ではゴミを持ち帰ることは基本的なマナーになっています。
ゴミ出しができるキャンプ場であっても、きちんと分別したり
マナー違反にならないゴミの量になるよう、食材や装備の準備をすることは最低限のルールです。
しかし、注意喚起だけではルールを守らないキャンパーがいるとトラブルになってしまいます。
防犯カメラを設置することで、ゴミのポイ捨て・無分別なゴミ出しへの抑止に繋げていきましょう。
迷子・行方不明
キャンプシーズン中に、小さな子供の迷子がニュースになることがあります。
子供が向かった先が分からないなどの理由から、捜査に時間がかかり難航することもあります。
防犯カメラを設置し、迷子や行方不明者の発見、向かった先を絞るなどの対応を行いましょう。
施設管理
キャンプ場はオフシーズンには利用者が減り、管理者も訪れることが少なくなります。
そういったタイミングで浮浪者が住み着いたり、落書きや不法投棄の被害に遭う可能性があります。
それらの行動に対して抑止効果や証拠を残すためにも防犯カメラを設置すると良いでしょう。
夜間の騒音対策
夜間に大騒ぎするケースも問題になっています。
騒音を指摘したグループと揉めるケースなどもある為、証拠を残すためにも防犯カメラの設置がオススメです。
また、音声マイクを搭載している防犯カメラを設置することで騒音が出ていたのかという確認を行うことも可能です。
防犯カメラを設置する際に確認するべきポイント
キャンプは自然豊かな場所にあるため、電源やネットが無いことが多いです。
防犯カメラの設置を検討されている場合には、設置する環境を確認してください。
電源を確保する
キャンプ場は自然豊かな場所に位置するため電源が来ていないことが多くあります。
防犯カメラの大多数は電源が必要な防犯カメラなので注意が必要です。
施設内には電源が来ているが、外にコンセントが無いケースなどもあるため電源の位置も確認しておくと良いでしょう。
電源自体は来ているのか、どこにコンセントがあるのかを確認しておくと安心です。
電源の確保が難しい場合にはソーラーパネルで発電を行う防犯カメラなどを選ぶようにしましょう。
ネット環境を確認する
遠隔監視を行う際には光回線などのネット環境の用意が必要になります。
しかし、電源が来ていてもネットは来ていないというキャンプ場は非常に多いです。
ネットが来ていない場合には防犯カメラ本体にSIMカードを差し込む防犯カメラがオススメです。
設置場所を選定する
防犯カメラを設置する場所にも注意が必要です。
防犯カメラは地上から3m前後の高さに設置することが多いです。
しかし、防犯カメラを設置したいと考えている箇所にポールなどの取り付け箇所がないキャンプ場も中にはあります。
そのような場合には、ポールなどを設置したり、設置場所を変更するなどの方法で進めていきます。
弊社は現地調査も行っている為、設置場所を迷っている方は是非お気軽にご相談ください。
キャンプ場にオススメの防犯カメラの機能
自然豊かな場所で運営者が近くにいないキャンプ場にはなくてはならない防犯カメラの機能を紹介いたします。
自身の運用するキャンプ場だとどのような機能が必要なのか確認してみてください。
遠隔監視
管理者が終日在住しているキャンプ場が少ない為、スマホや事務所のパソコンから映像を確認することが出来る「遠隔監視」の機能がオススメです。
遠隔監視を行う方法はクラウドやレコーダーなどに保存するなど多岐に渡ります。
利用する環境や、条件に応じて最適な録画方法が異なるのでこちらからお気軽にご相談ください
夜間撮影
キャンプ場は夜間は消灯することが多い為、暗闇でも撮影できるカメラが望ましいです。
夜間撮影が出来る防犯カメラには2種類あります。
高感度機能型カメラ | 多少の光があればカラー撮影が出来る |
赤外線暗視防犯カメラ | 光が全くなくてもモノクロ撮影が出来る |
(参考サイト:夜間でも撮影できる防犯カメラの選び方)
キャンプ場の環境や使用用途によって最適な防犯カメラが異なるので参考にしてみてください。
防水・防塵
屋外に設置する防犯カメラなので防水・防塵対策がされている屋外用の防犯カメラがオススメです。
屋外で利用する場合にはIP67以上の規格の防犯カメラを選ぶようにしましょう。
左の数字は人物、固形物体に対する保護にあたり
6は「粉塵の侵入が完全に防護されている」という状態になります。
右の数字は水の侵入に対する保護にあたり
7は「いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない」という状態になります。
以上により
台風などの影響を受ける屋外に防犯カメラを設置する場合はIP67の規格を選ぶことがオススメです。
キャンプ場にオススメの防犯カメラ
ここではキャンプ場にオススメな防犯カメラを2種類紹介していきます。
利用する環境に応じて最適なカメラは異なるので、確認してみてください。
カメラ名称 | 特徴 |
ソリッドソーラーカメラ | ①電源とネット環境が不要 →電源:ソーラーパネルから →ネット:SIM回線利用 |
D-BOX(NSK) | ①ネット環境不要 ②カメラの電源不評 (D-BOX分の電源のみ) |
ソリッドソーラーカメラ
このカメラのオススメのポイントは電源・ネット環境が不要で遠隔監視が可能なところです。
電源に関しては、ソーラーパネルにて給電をすることが可能です。
またネットは、SIM回線を用いて通信を行う仕組みになっています。
電源とネット環境を確保することが難しいキャンプ場でも利用可能な防犯カメラになるので、大変好評をいただいている防犯カメラになります。
D-BOX(NSK)
ボックスがセットになった防犯カメラになります。
D-BOXのメリットは大きく2点あります。
1点目が、ネット環境が不要な点です。
ボックスの中にはルーターなどのネット機器が入っている為、ネットの無い環境下でも遠隔監視が可能になります。
2点目が、カメラの周辺に電源が不要な点です。
D-BOX内にPOEルーターが入っている為、D-BOXと防犯カメラを接続すると給電を行うことが出来ます。
そのため、防犯カメラの設置箇所の周辺にコンセントが無くても、運用することが出来ます。
ただ、D-BOX自体は電源と繋ぐ必要があるので、電源の周辺に設置をするようにしましょう。
キャンプ場には防犯カメラの設置がオススメ
今回はキャンプ場での防犯カメラの設置についてまとめました。
キャンプ場は無人で運営されていることも多い為、犯罪の抑制や証拠確保のために防犯カメラを設置すると良いでしょう。
ただ、キャンプ場には電源やネット環境の用意が無い場所も多い為、キャンプ場に適したカメラを選ぶ必要があります。
弊社では電源の無い屋外などでも運用できるカメラの取り扱いもある為、ご不安な方はお気軽にお問合せください。