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防犯カメラの耐用年数は?長く運用するためのポイントも解説

防犯抑制やマーケティング施策など、さまざまな目的で防犯カメラが利用されています。街中やオフィス、マンションだけでなく、個人宅に防犯カメラを設置するケースも増えてきました。

防犯カメラには耐用年数が定められているものの、実際の寿命がどのくらいなのか気になるのではないでしょうか。

本記事では、防犯カメラの耐用年数や実際の耐久年数、寿命を長くするためのポイントなどを紹介します。

防犯カメラをどれだけ運用できるか知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

防犯カメラの耐用年数と実際の寿命は異なる

防犯カメラの耐用年数は利用目的によって異なります。監視・防犯目的なら「6年」、火災といった災害の報知目的ならば「8年」、マーケティングなどのその他目的なら「5年」です。

ただし、耐用年数はあくまでも‟資産価値の期間”として定めただけで、防犯カメラ本来の寿命ではありません。実際の寿命はメーカーごとに独自設定しており、「5年~7年」が多いです。

長期間防犯カメラを利用し続けるには、定期的なメンテナンスが欠かせません。特に防犯カメラ本体やケーブル・配線などはしっかり確認してもらうことをおすすめします。

耐用年数に合わせて防犯カメラを交換する手段もひとつの手ですが、必ず耐用年数が過ぎると買い替える必要はありません。防犯カメラ内で不具合が発生したり、高性能な防犯カメラが欲しくなったりした時などに検討するといいでしょう。

防犯カメラの耐用年数は利用目的によって違う

防犯カメラの耐用年数は、下記表のように利用目的によって異なります

耐用年数
監視・防犯目的 6年
災害の報知目的 8年
災害の報知・監視目的以外 5年

監視や防犯目的で防犯カメラを設置した場合、『事務機器および通信機器』とみなされて耐用年数が6年に定められます。多くの防犯カメラは、耐用年数が6年となるでしょう。

火災をはじめとした災害の報知目的だと『災害報知設備』に該当するため、防犯カメラの耐用年数は8年です。マーケティング目的など災害の報知・監視目的以外で防犯カメラを利用する際は『光学機器』、つまり普通のカメラに含まれて耐用年数は5年に下がります。

ただし、防犯カメラの耐用年数は絶対ではないため、正確に知りたい場合は税務署や税理士へ確認してもらいましょう。

防犯カメラの実際の耐久年数は?

防犯カメラの実際の耐久年数は、「5年~7年」に設定しているメーカーが多いです。

国税庁によって防犯カメラの耐用年数は定められていますが、耐用年数はあくまでも法律で決めた基準で実際の寿命ではありません。耐用年数以上運用できている防犯カメラがあれば、2~3年程で寿命がくることも。

また、防犯カメラは5年に一度安くて高性能なものが販売される傾向があるため、防犯カメラの寿命が5年~7年といわれています。

リース契約の防犯カメラなら耐久年数をほぼ気にしなくていい

購入した防犯カメラは、耐久年数が近づいてきた頃合いで買い替えを検討するなど、色々と考えることがあります。

しかし、月額制で導入できる「リース契約をした防犯カメラ」は貸出期間を自由に設定できます。貸出期間が過ぎたあとは、再契約すると新しい防犯カメラをレンタルできる仕組みです。

そのため、レンタル期間を5~6年に設定すれば、防犯カメラの耐久年数をほとんど気にする必要はないでしょう。

「工事現場など防犯カメラの運用期間が決まっている」「防犯カメラの耐久年数がどうしても気になる」といった場合は、リース契約の防犯カメラの利用を検討してみてください。

ちなみに、防犯カメラのリース契約とレンタルには違いがあります。以下の記事ではリースとレンタルの違いや各契約方法のメリットを紹介しているため、気になった人はこちらも合わせてご覧ください。

防犯カメラ・監視カメラにおける「リースとレンタルの違い」とその「メリット」

掃除でホコリや汚れをとりながら、同時に「防犯カメラ本体」「ケーブル」「レコーダー」の3つに異常がないかチェックしてみてください。より確実に防犯カメラの状態を確認したいなら、一度専門業者に相談しましょう。

防犯カメラを買い替えるタイミング

防犯カメラを買い替えるタイミング

防犯カメラを買い替えるタイミングは、以下の3つです。

  • 防犯カメラに不具合が発生したとき
  • 現状のカメラのスペックに不満を持ったとき
  • ランニングコストが高いと感じるとき

防犯カメラに不具合が発生したとき

防犯カメラに不具合が生じたときは、買い替えを検討しましょう。特に何度もメンテナンスを繰り返している場合は、早急に買い換えた方がいいかもしれません。なぜなら何度もメンテナンスを繰り返しても完璧に直っていないため、不審者の侵入などを重要な場面を取り逃がす可能性があるためです。

「買い替えの合図が出ているものの、防犯カメラを変えるべきか悩んでいる」といった人は、一度防犯カメラの専門業者に確認してもらいましょう。

防犯カメラを買い替えるタイミングや最新の防犯カメラについては、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひこちらも合わせてご覧ください。

防犯カメラの買い替え時期と検討するべき人とは?

現状のカメラのスペックに不満を持ったとき

現場のカメラのスペックに不満があるときも、防犯カメラの買い替えを検討するタイミングです。特に古いカメラで映像を鮮明に録画できないと悩んでいる方は、買い替えの検討をタイミングと言えます。

防犯カメラのスペックは年々向上しており、かつスペックに反比例して価格が下がっています。そのため従来よりも安価な価格で高性能なカメラに買い替えることも可能です。

ランニングコストが高いと感じるとき

リース代やメンテナンス大のランニングコストが高いと感じているときも買い替えのタイミングです。先述したようにカメラのスペックは上がっていますが、価格は下落しています。そのため買い換えれば現在と同じランニングコストでより高性能のカメラの設置が可能です。

ランニングコストにより買い替えを検討している方は、ぜひ「カメチョ」ご相談ください

防犯カメラを長く使うために点検すべき項目

防犯カメラを長く使うために点検すべき項目

防犯カメラを長く使うための点検すべきポイントは、防犯カメラの箇所によって異なります。下記は、点検のポイントを箇所別にまとめた表です。

カメラのメンテナンスを検討している方は参考にしてください。

点検箇所 点検のポイント
カメラ本体
  • 動作に問題がないか(動きがカクツクなど)
  • カバー・レンズに傷や汚れがないか
  • 取り付け部分が緩んだり、故障していないか
ケーブル
  • ケーブルに傷や汚れがないか
  • 取り付け部分に差し込む部分が破損していないか
    (映像に乱れがある場合は破損している可能性があります)
レコーダー
  • レコーダーに傷や汚れはないか
  • レコーダーの録画時刻にズレはないか
  • 映像は正常に録画されているか

上記何かの点検ポイントに該当するときは、専門業者への相談おすすめです。防犯カメラが故障してしまうと、事件事故の瞬間や侵入者が建物内に侵入するなどの重要な瞬間を見逃してしまう可能性があります。そのため故障前に専門業者への相談や買い替えを検討してください。

まとめ

本記事では、防犯カメラの耐用年数や買い替えタイミング、点検のポイントを解説しました。監視・防犯目的のカメラの耐用年数は6年です。耐用年数を過ぎたら必ず買い替える必要はありません。ただし、長年の使用により故障しやすくなっている可能性があるため、定期的な点検は必要です。

またカメラが故障している、より鮮明な映像を残したいと考える方は、専門業者への相談をお願いします

防犯カメラの買い替えをしたい場合は、ぜひ「カメチョ」にお問い合わせください。専門業者が隅々まで防犯カメラを点検しつつ、導入目的に沿った最適な最新防犯カメラの提案もさせていただきます。

相談は無料で承っているため、まずはお気軽にご連絡ください。

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