赤ちゃん見守りカメラの選び方|メリットや必要機能も解説
手で握ったものを口の中に咥えたり、ハイハイしてどこかに行ったりと、なかなか赤ちゃんから目が離せない親御さんは多いでしょう。家事中や睡眠時なども、「赤ちゃんに何かあるかも」と不安になる人も少なくありません。
赤ちゃんに対する不安解消のために、見守り用のカメラの利用を検討するものの「どのベビーモニターがいいのか」「本当に必要なのか」などが脳裏をよぎり、購入を迷っているのではないでしょうか。
本記事では、赤ちゃん見守り用カメラの選び方やメリット、必要性などを紹介します。
赤ちゃん見守り用カメラが自分にとって本当に必要かどうか知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
赤ちゃん見守りカメラ「ベビーモニター」とは?
ベビーモニターとは、赤ちゃんの様子を遠隔で見守れるカメラのことです。
映像がリアルタイムで配信され、赤ちゃんの傍に置くことで夜泣きや何かしらのトラブルが発生したときも、すぐ気付けるようになります。
ベビーモニターを利用するメリット
ベビーモニターを利用する最大のメリットは、やはり育児によるストレスが軽減されるところでしょう。
常に赤ちゃんに気を配りながら食事の用意や洗濯といった家事をおこなうと、相当なストレスがかかります。しかし、ベビーモニターを利用すれば赤ちゃんから離れても安心でき、プライベート時間も確保できて抱えるストレスが少なくなります。
要するにベビーモニターの利用は「赤ちゃんのお世話係が1人増える」感覚です。
また、録画機能のあるベビーモニターだと、目を離している間でも赤ちゃんのかわいい寝顔や仕草をあとで確認できます。赤ちゃんのころからたくさんの思い出を記録できることは、親御さんにとって大きなメリットとなるでしょう。
ベビーモニターは成長後でも使える
「ベビーモニターは赤ちゃんの見守り用カメラだけ」と思われがちですが、成長したあとも利用可能です。
例えば、ベビーモニターを子供部屋に設置すればきちんと勉強しているかリアルタイムで確認できます。また、スマホアプリやゲームなどで夜更かししていないかのチェックにも使えるでしょう。
ベビーモニターは赤ちゃんだけでなく、成長した子供を見守るカメラとしても利用できます。
また、ペットや老人の介護など、子供の見守り以外の使い方もあります。
赤ちゃん見守りカメラ「ベビーモニター」の選び方
現在、さまざまな会社からベビーモニターがリリースされています。
何も考えずにベビーモニターを購入してしまうと、利用目的と合わずうまく活用できない可能性が高いです。
ベビーモニターを購入する際は、以下4つを意識して選んでみてください。
- 使用場所で選ぶ
- モニタリング性能で選ぶ
- 画角・画質で選ぶ
- 追加機能で選ぶ
4つの選び方を駆使して、どのようなベビーモニターが自分に合っているか確認してみてください。
選び方1.使用場所で選ぶ
ベビーモニターは、大きく「専用モニターを使うタイプ」と「専用アプリを使うタイプ」の2種類に分けられます。自分の利用目的に合ったタイプのベビーモニターを選びましょう。
屋内で利用するなら「専用モニタータイプ」
「家事中に赤ちゃんを見守りたい」という場合は、専用モニタータイプのベビーモニターをおすすめします。
専用モニタータイプのベビーモニターは基本的に自立できるよう設計されており、見える場所に置けば、家事や食事など別のことをしながら赤ちゃんを見守れます。
また、最初からカメラとモニターが接続されていて、電源を入れればすぐ利用できるものが多く、機械が苦手な人でも簡単に利用できるところも魅力的です。
屋外で利用するなら「専用アプリタイプ」
「仕事中でも赤ちゃんの様子が気になる」「赤ちゃんの顔を外で見て癒されたい」という場合は、専用アプリタイプのベビーモニターがおすすめです。
ネットワークカメラというインターネットを活用したカメラが使われており、専用のスマホアプリと連動することで、ネット環境があれば外出先からでも赤ちゃんを見守れます。
もちろん、屋外に加えて屋内での利用も可能です。
専用モニタータイプのベビーモニターより使い勝手が良く、赤ちゃんだけでなく子供やペットの見守りなど、さまざまな用途で使えます。
ただし、最初はアプリ内の設定をおこなうなど、少し手間がかかります。また、ネット環境が整っていない場所だと利用できないデメリットがあるところも注意しましょう。
スマホ連動の見守りカメラの機能や選び方などは、以下の記事で紹介しています。詳しく知りたい人は、こちらも合わせてご覧ください。
選び方2.モニタリング性能で選ぶ
ベビーモニターを購入するうえで、モニタリング性能も重要な要素のひとつです。さまざまなモニタリング機能があるため、自分の用途に合わせて選んでみてください。
マイク付きベビーモニターは必須レベル
マイク付きベビーモニターは、物音や赤ちゃんの声に反応して通知を送ってくれます。通知方法はベビーモニターによって異なり、スマホアプリに通知が来るものから、自動でモニターがつくものまであります。
赤ちゃんの様子をすぐ気付けるようになるため、見守るなら必須レベルで欲しいモニタリング機能です。
動体検知機能付きベビーモニターで怪我を未然に防ぐ
動体検知機能付きベビーモニターは、赤ちゃんが動いたときに、通知が来たりモニターが自動でついたりします。「気付かないうちに動いていて怪我をしていた」といった事態を防止可能です。
一部ベビーモニターには、自動追跡機能が搭載されています。外出先で検知した時でも、自動追尾機能があれば「どのような行動をとったか」まで詳細に把握できます。
温度センサー付きベビーモニターで熱中症対策を
ベビーモニターの中には、温度センサーが備わったものがあります。
温度センサーは、ベビーモニター周辺の温度がアプリ内で表示されます。より高性能だと、スマホアプリに通知を送ることも可能です。
「通知が来ていないから安心」と鵜吞みにすることは危険であるものの、室内の温度状況を簡単に把握できるため、赤ちゃんの熱中症対策などに利用できるでしょう。
選び方3.画角・画質で選ぶ
ベビーモニターによって、画角や画質は異なります。
より広い範囲を撮影したい場合は「画角の広いもの」を、ベビーベッドなど限定した場所だけを撮影したい場合は「画角の狭いもの」を選びましょう。
また、画質は赤ちゃんを詳細まで見守りたいなら高画質がおすすめです。ただ、怪我を防げるよう動きを確認したいだけなら、そこまで高画質でなくても問題ありません。
選び方4.追加機能で選ぶ
ベビーモニターには、さらに赤ちゃんを快適に見守れるようになる機能が備わった上位モデルが販売されています。比較的高価な商品なため、追加機能のある使い勝手の良いベビーモニターを選んでみましょう。
遠隔操作機能付きベビーモニター
ベビーモニターには、モニターやスマホアプリを使って、カメラを遠隔操作できるものが販売されています。
ズームすれば、赤ちゃんの細かい表情まで見れます。また、首振り機能があるタイプだと撮影範囲が広くなり、赤ちゃんがハイハイでどこかへ行ってしまった場合でも追いかけられます。
通話機能付きベビーモニター
ベビーモニターに通話機能が搭載されていれば、モニターやスマホアプリを経由して声を赤ちゃんに届けられます。もちろん、赤ちゃんの声もこちら側から聞こえるようになっていて、安全性を高められることがメリットです。
万が一赤ちゃんが泣いてしまったとき、通話機能付きベビーモニターであれば、声をかけて遠隔であやせます。
子守唄機能付きベビーモニター
「遠くから赤ちゃんを寝かしつけたり落ち着かせたりしたい」といった場合は、子守唄機能付きベビーモニターを検討しましょう。
モニターやスマホアプリを使って、カメラからさまざまなメロディを流せます。収録されている音は、赤ちゃんが泣き止むとされている「心音」「ホワイトノイズ」などで、ベビーモニターによって異なります。
補足:技適マークは必ずチェック
ベビーモニターを購入する際は、必ず技適マークがついているかチェックしてください。
技適マークとは電波法令が定めた基準をクリアした証拠となるマークで、技適マークがないベビーモニターを利用すると電波法違反になり、懲役刑や罰金刑が課される恐れがあります。
販売されているベビーモニターは基本技適マークがついていますが、一応底面や内側に技適マークがあるか確認しておきましょう。
ベビーモニターを購入して遠くから赤ちゃんを見守ろう
今回は、赤ちゃん見守り用カメラ「ベビーモニター」の選び方やメリット、必要性などについて紹介しました。
ベビーモニターは、赤ちゃんの様子を遠隔で見守れるカメラのことです。常に赤ちゃんのそばにいる必要がなくなり、育児によるストレスを軽減できたりプライベート時間を確保できたりと、さまざまなメリットがあります。
メリットに魅力を感じてベビーモニターの購入を決めた時は、以下の4つの選び方を意識することが大切です。
- 使用場所で選ぶ
- モニタリング性能で選ぶ
- 画角・画質で選ぶ
- 追加機能で選ぶ
本記事を参考にして利用目的に合ったベビーモニターを探して購入し、赤ちゃんを見守りましょう。
「カメチョ」は無料相談を承っているため、赤ちゃん見守り用のカメラについて知りたいことやわからないことがあれば、ぜひ一度お問い合わせください。