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防犯カメラはポケットWi-Fiでも使用できる?接続が不安定なときの解決法も

防犯カメラはポケットWi-Fiでも使えるの?
ポケットWi-Fiで防犯カメラを使うときのデメリットは?

防犯カメラの設置を検討している方の中には、上記ような疑問をお持ちの方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、防犯カメラをポケットWi-Fiで使用することのメリットやデメリットを紹介しています。

ポケットWi-Fiでの防犯カメラ使用を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ポケットWi-Fiでも防犯カメラは使える?

防犯カメラは、ポケットWi-Fiでも使用できます。しかし、おすすめはできません

理由としては、下記のようなことが挙げられます。

  • 回線混雑の影響を受けやすい
  • 上り回線が弱いものが多い

回線混雑の影響を受けやすい

ポケットWi-Fiは、回線混雑などの影響を受けやすいです。回線が不安定になり、映像がうまく受信できないということが起きる可能性が高いです。

ポケットWi-Fiは回線混雑の影響を受けやすいため、場所によっては全く使えないという場合もあります。

防犯カメラを使用する場合は、接続が安定している光回線がおすすめです。

光回線であれば、接続が安定しているため途切れるようなことはありません。

上り回線が弱いものが多い

ポケットWi-Fiは、上り回線が弱いというのが1つのデメリットです。ポケットWi-Fiは下りは強いですが、上りが弱いです。

回線の上り・下りについて、説明します。

回線速度の説明などでよく使われる上り・下りは、簡単にいうと送信・受信のことです。上りは送信で、下りは受信です。

ソフトバンク株式会社の公式サイトでは、以下のように説明されています。

「上り」

パソコンや携帯電話からインターネット上へファイルを転送する際の通信。

(例)ブログに写真を載せる際の通信。メールの送信。

「下り」

インターネット上からファイルをパソコンや携帯電話に受け取る際の通信。

(例)インターネットから音楽や画像をダウンロードする。メールの受信。

通信速度は「上り」「下り」で異なりますので、確認される場合はご注意ください。

【引用】[用語集]通信速度で使われる「上り」「下り」はどのような通信を表しますか。-よくあるご質問(FAQ)

ポケットWi-Fiは上り(送信)が弱く、映像の送信がうまくできなくなる可能性があります。そのため、ポケットWi-Fiで防犯カメラを使用することは、おすすめできません。

ポケットWi-Fiで防犯カメラを使用するメリット

本記事ではポケットWi-Fiで防犯カメラを使用することはおすすめしていません。しかしメリットが全くないわけではなく、下記のメリットが3つあります。

  • 配線が不要で簡単に使用開始できる
  • 見た目がすっきりしている
  • 移動させやすい

配線が不要で簡単に使用開始できる

ポケットWi-Fiは配線が不要で、簡単に使用ができます。配線が不要なので、女性でも簡単に設置可能です。

有線カメラの場合は、設置が大変で使用するまでに時間がかかります。その点、ポケットWi-Fiでの防犯カメラ設置は簡単なので、使いたいと思った時にすぐ利用ができます。

光回線を新たに引く必要がないため、お手持ちのポケットWi-Fiで防犯カメラが使用できるのは、1つのメリットです。

見た目がすっきりしている

配線が不要なため、見た目がすっきりします。部屋の景観を邪魔せず、統一感が気になるという方にもおすすめです。

配線が必要な防犯カメラは線が目に見えてしまいます。しかし、ポケットWi-Fiを使った防犯カメラは配線が不要なので部屋がすっきりします。

またポケットWi-Fiは、電波が届く範囲内であればどこでも設置が可能です。

移動させやすい

ポケットWi-Fiを使用した防犯カメラは、移動が簡単にできます。配線が必要な防犯カメラは、専門業者に頼まないと移動できない場合が多いです。

その点、ポケットWi-Fiでの防犯カメラ使用は、好きなときに移動できます。移動をさせる可能性が高いのであれば、ポケットWi-Fiでの利用をおすすめします。

ただし、Wi-Fiの届く範囲内での移動しかできないため、注意が必要です。

ポケットWi-Fiで防犯カメラを使用するデメリット

ポケットWi-Fiで防犯カメラを使用するときのデメリットは、下記の3つです。デメリットをしっかり確認しておかないと、使用開始した後に「思ったように使えない…」となってしまうので、必ず確認しておきましょう。

  • 回線が安定しない
  • スリープモードに入ると接続が切断される
  • 速度制限がある

回線が安定しない

ポケットWi-Fiは光回線に比べると、カメラと通信が不安定になる可能性が高いです。また先述したように、回線混雑の影響を受けやすく、映像をうまく受信できないということが起こってしまいます。

回線が安定していないと、防犯カメラがとらえた映像が受信できず、確認できません。

そのためポケットWi-Fiで防犯カメラを使用するのは、おすすめができない方法です。Wi-Fiを使って防犯カメラを設置したい場合は、光回線を引くと回線が安定します。

スリープモードに入ると接続が切断される

ポケットWi-Fiはスリープモードがあるものが多いです。一定期間使用をしていないと、スリープモードに入りネット通信が切断されてしまいます。

ネット通信が切断されている間は、防犯カメラが捉えた映像が受信できません。せっかく防犯カメラを設置しても、映像が確認できなければ設置する意味がありません。

ポケットWi-Fiで防犯カメラを使用したい場合は、スリープモードがないものを選びましょう。

速度制限がある

ポケットWi-Fiには、速度制限が設けられている場合が多いです。速度制限は、一定のデータ容量を超えた場合に通信速度が低下するという仕組みです。

データ容量は通信会社によって異なりますが、ほとんどの会社が速度制限を設けています。速度制限を超えると接続が悪くなります。

接続が悪くなれば、当然防犯カメラの映像が受信できなくなったり、鮮明度が落ちたりします。

速度制限があるということが、ポケットWi-Fiを使用する上で1番のデメリットと言っても良いでしょう。

光回線であれば速度制限がないため、好きなだけ利用ができます。通信速度を気にしなくていいので、利用がしやすいです。

ポケットWi-Fiでの防犯カメラ使用はおすすめできない

ポケットWi-Fiでも防犯カメラは使用できますが、おすすめはできません。メリットとデメリットを紹介しましたが、デメリットの方が大きいです。

先ほども説明したように、ポケットWi-Fiには速度制限があるものがほとんどです。回線混雑時に接続が不安定になり、映像を確認できない可能性もあります。

防犯カメラを設置したのに、速度制限を超えてしまい映像が確認できないということもあり得ます。

Wi-Fiで防犯カメラを使用する場合は、光回線を引いてから導入することをおすすめします。

防犯カメラを使用するには?

防犯カメラを使用する際は、何が一番いいのか気になる方も多いでしょう。ポケットWi-Fi以外の防犯カメラ使用方法は、下記の3つです。

  • 光回線を引く
  • LTEのホームルーターを使用する
  • ネット環境不要の防犯カメラを購入する

光回線を引く

ポケットWi-Fiで防犯カメラを使用して、接続が不安定になるのであれば、光回線を引いてみましょう。光回線であれば、速度制限がなく接続が安定します。工事が必要になる場合もありますが、簡単な工事で済むものもあります。光回線を引けば速度制限を機にする必要がないため、お手持ちのスマホもつないで利用することが可能です。

光回線の金額相場は、月額4,500円〜5,000円です。ポケットWi-Fiの相場は3,800円〜4,800円なので、少し高くなります。

しかし料金がかかる分接続が安定しており、速度制限もありません。スマホで動画を見たり、SNSをよく見たりするのであれば、光回線がおすすめです。

LTEのホームルーターを使用する

LTEのホームルーターは、置き型のWi-Fiです。工事不要で設置できて、即日使えます。コンセントに挿すだけで利用できるため、機械に弱い方でも簡単に設置が可能です。

ホームルーターは、置くだけでWi-Fi利用ができるため、置くだけWi-Fiと呼ばれることもあります。ホームルーターの料金相場は、月額4,000円〜5,000円です。今では、速度制限が設けられていないホームルーターも多くなってきました。

ホームルーターでも速度制限があるものあるので、注意が必要です。ホームルーターは、SIMカードを使用します。格安SIMが利用できるホームルーターもあるため、月額料金を抑えたい方は、SIMフリーのホームルーターがおすすめです。

ネット環境不要の防犯カメラを購入する

光回線を引く工事ができない場合や、ネット環境が整っていない場合は、ネット環境不要の防犯カメラがおすすめです。

ネット環境が不要な防犯カメラであれば、ネットワーク工事が難しいところでも使用が可能です。ネット環境不要の防犯カメラとは、SIM対応の防犯カメラなどが挙げられます。

下記の記事では、SIM対応の防犯カメラについて紹介しています。回線工事をおこなわず防犯カメラを設置したい方は参考にしてください。

【ネット回線不要】SIM対応の防犯カメラとは?メリット・おすすめ機種などを紹介

防犯カメラを使用するならポケットWi-Fi以外がおすすめ

防犯カメラを使用するのであれば、ポケットWi-Fiを使用する以外の方法をおすすめします。ポケットWi-Fiは回線が不安定になりやすく、速度制限がある場合が多いです。

速度制限がかかると、ネットワークに接続しにくくなり、防犯カメラの映像が確認できなくなる可能性があります。そうならないためにも、光回線を引いたり、ネット回線不要の防犯カメラを購入したり、対応をする必要があります。

ポケットWi-Fiで防犯カメラを使用している方は、ぜひ回線の見直しやネット回線不要の防犯カメラ購入がおすすめです。防犯カメラで玄関の防犯対策を検討したい場合は、ぜひ「カメチョ」へご連絡ください。相談や見積もりを無料で承っており、ご自宅に最適な防犯カメラも提案させていただきます。

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