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防犯カメラ・監視カメラ用語集

防犯カメラや監視カメラの導入を考えている方に向けて専門用語の解説です。
ご自宅やオフィス、店舗などに防犯カメラ、監視カメラ、ネットワークカメラを導入する際にぶつかる疑問を解決するべく、「カメチョ」では専門用語を、分かりやすさを意識して解説いたしますので比較検討時の知識としてお役立てください。

サブGHz帯

英語表記:sub-GHz-band
読み:サブ-ギガヘルツ-たい

サブGHz帯とは、IoTセンサーなどの情報機器の接続において用いられる近距離無線通信の電波帯のことである。周波数として主に915-928MHz(メガヘルツ)帯を用いるためにこう呼ばれる。サブ1GHz(ギガヘルツ)帯や、サブGHz(ギガヘルツ)無線、サブギガ帯などとも。2003年にデンマークのネットワーク機器メーカーZen-sys(ゼンシス)が開発した920MHz帯の規格「Z-wave(ズィー・ウェーブ)」や、ZigBeeアライアンス(ZigBee Alliance)が策定している「Zig-BEE(ジグビー)」などの規格が有名。Wi-Fiの電波帯として用いられる2.4GHz帯や5GHz帯などと比べると周波数が低いため、通信速度では劣るものの、遮蔽物への対応や省電力性能などのメリットがある。

電波法が2012年7月より改正され、916MHz~921MHz(この周波数は日本国内ではUHF帯と呼ばれており、「アナログテレビ」の周波数として活用されていた)帯域が利用できるようになった。ただ、日本国内のセキュリティ市場においてはPLANEX(プラネックス)社から対応センサーとネットワークカメラのパッケージ製品が発売されているものの、改正前の電波法の制約により火災報知器として使用される大半の機器では400MHz帯が用いられているため、サブ1GHz帯のゲートウェイ機器の製造はほとんど行われておらず、対応センサーも普及には程遠い状況である。

日本でも普及の兆し!IoTセンサー用通信規格Z-WAVEとは?