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ネットワークカメラ導入時のポイント6つ|セキュリティ・安全面のココをチェック!

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こんにちは、カメチョ編集部です。
突然ですが、あなたのご自宅の防犯対策は万全ですか?

外出中、離れた場所から自宅の様子をスマホで確認できる「ネットワークカメラ」。便利さから、防犯目的だけではなく、子どもやペットの見守り用として使う一般家庭が増えています。

ネットワークカメラは便利な一方で、セキュリティ面を気をつけないと「アカウントの乗っ取り」「映像の不正閲覧」などハッキング事件が起きてしまうことも。知らぬ間に個人情報が流出し、第三者に私生活を覗き見されているかもしれません。

そこで今回は、

・ネットワークカメラで注意すべきハッキング問題
・被害に遭わないための対策
・安全性の高いカメラ選びのポイント

 

などネットワークカメラのセキュリティ面について詳しく解説します。
これからネットワークカメラの導入を検討している方は、参考にしてみてください。

【関連】ネットワークカメラ(IPカメラ)とは?ウェブカメラと違う?仕組みなどを解説

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ネットワークカメラのハッキングに注意!?

ネットワークカメラのハッキングに注意!?

ケーブルを使わず、インターネットに接続して使う「ネットワークカメラ」は、有線LANとは違い、面倒な配線作業がない上にケーブルで景観が損なわれる心配もなく、快適に利用できます。

無線は便利ですが、他のネットワークから干渉を受ける危険があり、ハッキング対策が必要です。

第三者からの不正アクセスで家の中を覗き見されたり、カメラの向きを勝手に変えられたり、プライバシーを侵害されるリスクが考えられます。

まずは、覗き見や乗っ取りなど過去に起きたハッキング被害の事例を紹介します。

防犯カメラは簡単にハッキングできる?安全に使うための正しい使い方

覗き見被害

覗き見は、ネットワークカメラの被害の中でも、もっとも多い被害のひとつです。

全てのネットワークカメラには初期パスワードが設定されており、WEBサイトの取扱説明書から誰でも入手可能で、以下の流れで被害が発生します。

  • パスワードが初期設定のまま
  • 第三者から不正アクセスされる
  • アカウント乗っ取り
  • 覗き見

そのため、ネットワークカメラを利用する際は、初期設定のパスワードを必ず変更しましょう。

乗っ取り・踏み台化被害

暗号化されていない通信から個人情報が漏れ、ハッカーに狙われるリスクが高くなります。

特に注意したいのが、アカウントを悪用される「踏み台」被害です。
これは、システムを乗っ取った第三者が管理者権限を不正に操作し、サイバー攻撃や迷惑メールの発信源として利用するというものです。

発信元となった機器が証拠として残るので、知らぬ間に「サイバー攻撃の犯人」だと濡れ衣を着せられる恐れもあります。
悪質な踏み台を防ぐには、ウイルス対策ソフトを最新の状態にしておきましょう。

そのほか、以下のような対策を行うことでセキュリティを万全にしておきましょう。

・アクセス可能な端末を制限する
・外部からのアクセスを制限する
・安全性の高いパスワードを設定する

ネットワークカメラの安全面チェックポイント6つ

ネットワークカメラの安全面チェックポイント6つ

先ほど紹介した「覗き見」や「踏み台」といった被害から身を守るためには、カメラ本体の安全面を確認しておくことが大切です。

「独立行政法人情報処理推進機構 特定用途機器情報セキュリティ対策検討委員会(IPA)」では、ハッキング被害を防ぎネットワークカメラを正しく使うための「ネットワークカメラシステムにおける 情報セキュリティ対策要件チェックリスト」を公開しています。

ここでは、上記のチェックリストの中でも特に重要なポイントを紹介します。
これからネットワークカメラを導入しようと考えている方は要チェックです!

プライバシー・セキュリティ機能が搭載されているカメラか?

ネット接続を利用して映像を撮影するネットワークカメラは、不正アクセスが発生しやすいといわれています。
そのため、SSIDを隠す「ステルス機能」や情報の保護システム「ファイアウォール」など、プライバシー・セキュリティ機能を搭載している商品が良いでしょう。

また、ネットワークカメラは取り付ける際には、他者のプライバシー侵害に注意しなければなりません。
近年の防犯カメラは、解像度が高く個人を特定できる近隣住民の表札や車のナンバーなど意図しない映像が映り込む可能性があります。

過去には、集合住宅の共用部分に設置した防犯カメラがプライバシーを侵害しているとして、裁判に発展したケースも。防犯カメラを設置する際は、撮影場所や範囲、目的、必要性などをきちんと考えましょう。

防犯目的で玄関や駐車場といった屋外にカメラを取り付けるときは、

・近隣住民に防犯カメラ設置の許可を得る(理由を説明する)
・個人を特定できるものが映り込まないよう配慮する

といった事前対策も忘れずに行いましょう。

ネットワークカメラ導入時のポイント6つ|セキュリティ・安全面のココをチェック!

脆弱性のあるファームウェアが適用されていないか?

ファームウェアとは、映像を読み込んだり、パスワードを保護したり、ハードウェアを動かすのに必要なプログラムです。
脆弱性のあるファームウェアが適用されているネットワークカメラは、ウイルスに感染したり、サイバー攻撃の踏み台にされたりといった危険性が高くなります。
安全性の高いファームウェアを採用している機器を選び、最新バーションにアップデートするようにしましょう。

初期パスワードや脆弱なパスワードを設定していないか?

先述のとおり、ネットワークカメラは、製品の型番号をネット検索することでアカウント名と初期パスワードを手に入れられる場合が多いです。
初期設定のまましようしていたり、簡単に推測できるような脆弱なパスワードなパスワードを設定していると、不正アクセスの原因となります。

セットアップの際は必ず、パスワードを変更しましょう。
名前や誕生日、単純な英単語は避け、英数字の大文字や小文字、数字をランダムに組み合わせた長く複雑なパスワードがオススメです。

セキュリティソフトは最新にアップデートしているか?

セキュリティソフトには、ウイルスを検知して侵入や感染を防ぐ効果があります。
不正な通信データを遮断し、覗き見やファイルの破壊、個人情報の流出を防ぐことが可能です。

セキュリティソフトを入れていないということは、家の鍵をかけずに外出するようなもの。
いつ空き巣や泥棒に入られてもおかしくありません。

安全を確保するためにも、定期的にアップデートされるセキュリティソフトは常に最新バージョンに更新しておきましょう。

不自然な時刻の変化はないか?NTPは信頼できるか?

ネットワークカメラを使い始めるときに、必ず設定しておかなければならない「NTP」とは、カメラの時刻情報をサーバから受信した正しい時刻と同期させるための仕組みです。

サーバとの時間に差が発生していると、カメラで撮影した映像に異変があった場合、デバイスへのお知らせ通知がずれて犯行時間を特定できなくなってしまいます。
ネットワークの不正アクセスが発覚した場合、何時にどの機器から通信されたのかを突き止める証拠にもなるため、NTPの信頼性を確認しておきましょう。

信用できるダイナミックDNSサービスを利用しているか?

「ダイナミックDNSサービス(DDNS)」とは、カメラに割り当てられているIPアドレスが変更になった場合でも、最初に設定したドメインに対応させることができるサービスです。
カメラとレコーダーの接続には、プロバイダから割り当てられたIPアドレスを使いますが、このIPアドレスは不定期に変更されてしまいます。
IPアドレスが変わっても、ダイナミックDNSサービスを利用することで、ドメイン名を使ってレコーダーにアクセスする事が可能となります。

無料で利用できるダイナミックDNSシステムサービスもありますが、不正アクセスにより個人情報が漏洩するリスクがあります。
利用する際は、有料でセキュリティが強固な信頼性の高いものを選びましょう。

安全面を意識するならクラウドカメラがおすすめ

「ネットワークカメラ(IPカメラ)」の導入によって起こりうる、ハッキング被害と対策について紹介しました。
セキュリティ対策を怠ると、最悪の場合、自宅周辺の映像から住所を特定されて空き巣や泥棒などに被害が及ぶ危険性も考えられます。

防犯目的でネットワークカメラを導入したにも関わらず、覗き見されては安心して過ごすことができません。
下記のポイントを守ってネットワークカメラを正しく使い、ハッキング被害から身の安全を守りましょう。

・メーカーのセキュリティソフトを最新にアップデートしておく
・初期設定のカメラパスワードとユーザーIDを変更する
・パスワードは定期的に変更する
安全面を意識するならクラウドカメラがおすすめ

安全面を重要視するなら、高いセキュリティ環境で、録画データを管理するクラウド型カメラがおすすめです。

クラウド型カメラのひとつに、例えば「屋内用クラウドカメラ(キッティングレスコンパクトドーム型) WCP-06」があります。
同製品は、セキュリティレベルが最も高いとされる「Tier4」クラスのデータセンターを採用しています。
リアルタイムで撮影した映像や保管データなどの個人情報が、外部に流出するリスクが少なく、安全です。

また、撮影中の映像に不審な動きがあった場合、登録しているメールアドレスに異常を通知する「死活監視機能」を搭載しているため、自宅から離れた場所にいても、常にカメラの映像をチェックしなければいけない…なんてこともありません。

クラウド型カメラの導入なら、カメチョへご相談ください。

録画機器不要!クラウド型防犯カメラのメリットとデメリット【個人向け】

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