空き巣は高層マンションにも出没!?屋内、室内向け防犯カメラの必要性
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みなさん空き巣はどこから不法に押し入るか知っていますか?侵入経路は必ずしも玄関とは限りません。実は空き巣の6割以上が、窓ガラスを破って侵入してくるのです。一般家屋では1階の窓ガラスや2階のベランダ、高層マンションの10階以上でも、壁をよじのぼって空き巣を行う「クモ男」と呼ばれるプロの空き巣もいます。いくら玄関に防犯カメラを設置してもこれでは意味がありません。
近年、店舗やオフィスなどでは、室内用防犯カメラの設置が一般的になってきました。しかし空き巣の手口が巧妙になった昨今、一般家屋やマンションでも、室内防犯カメラを設置する人が増えてきました。そこで今回は、屋内における防犯カメラの選び方や設置方法についてご紹介します。
室内用防犯カメラの選び方
屋内・室内向けの防犯カメラも、今ではさまざまな機種が登場しています。なかには銀行などに設置されるような高画質カメラから、トイカメラ程度の小型カメラまであり、その価格もまちまちです。
一般家庭で設置する場合、あまりに高性能でも持てあましますし、逆に安いからといって低品質のものを選んでも役に立たないこともあります。一番いいモノが全てではなく、機能や大きさ、価格などを比べて、自身の環境にあったカメラを選んでいきましょう。
サイズ
室内には棚やテーブルなどの家具を置いている場所、人の通る導線の確保が必要です。そのため防犯カメラを設置する場所は限られており、邪魔をしないようなカメラの配線や、電源の設置が必要です。一般家屋で使われる室内用防犯カメラは、本体で録画記録を残せるタイプが多く、サイズは小型、一般的に幅90mm未満で高さ120mm以下のサイズ多く使われ、テーブルの上やテレビの横にも設置できます。
設置方法
設置方法は大きくわけて「据置タイプ」と「壁掛けタイプ」の2種類があります。
据置タイプ
据置タイプは、特定の位置に設置して使用される防犯カメラの事です。壁面や天井といった場所に金具で固定する据置タイプは、同じ位置に固定されるので、長時間録画を目的として使う防犯カメラに利用される事が多いです。電源や配線などをカメラ本体から同軸ケーブルやLANケーブルでレコーダーと繋ぎ、場合によっては配線工事も必要なことがあります。
壁掛け(持ち運び)タイプ
壁掛けタイプは、特定の場所に設置する据置タイプと違い、簡単に移動ができる防犯カメラを指します。一時的な設置に適しており、近年ではバッテリーの駆動時間も長くなり、長時間充電不要の機種も増えてきています。
電源の種類
電源を必要とするタイプ
基本的に防犯カメラを設置する場合、動かすために電源コンセントが必要です。自宅の中や玄関、駐車場などではコンセントに繋げられる場合がほとんどなので、コンセントから電源を供給してもらう、一般的なタイプを設置しましょう。万が一、雨風にさらされる場所であれば、雨避けカバーなどをコンセント部分に設置して保護しておくようにしましょう。
PoE給電タイプ
「PoE給電タイプ」は、LANケーブルから直接電源を供給するタイプの防犯カメラです。ネットワークカメラの多くはこのPoE給電に対応しています。電源と映像をLANケーブル1本でまとめられるので、部屋の配線まわりをキレイにまとめる事が可能です。その他、本体に内蔵されているバッテリーで駆動するタイプの防犯カメラもあります。
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録画方式の種類
防犯カメラの一般的な録画方式は、映像ケーブルからハードディスクなどのレコーダーを使って録画しますが、レコーダーを必要とせずカメラ本体に録画機能をもった機種も数多くあります。録画機能付き防犯カメラには、本体にSDカードをマウントし録画する方式と、インターネットを通してクラウドサーバーに映像を送信する方式の2種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
本体SDカード録画
メリット
SDカードで録画するタイプは、同軸ケーブルやLANケーブルを必要とせず、低コストで防犯カメラを設置することができます。バッテリー駆動や電池駆動で動作する機種の場合、コンセントを必要としません。そのためどこにでも設置が可能です。また映像ケーブルを引く必要がないため、新たな場所に設置する際もカメラを買い足すだけ済みます。
デメリット
録画した映像を見る際、本体からSDカードを取り出し、パソコンなどを使って見なくてはいけません。そのため高所や狭いところなど、SDカードを取り出しにくい場所では、簡単に取り出すことが出来ず、映像の確認がしづらい。
SDカードの容量も、32GB~64GBのカードが一般的なため、短時間の録画しかできません。そのためセンサーによる感知器防犯カメラが多く、継続して長時間録画できないことから、犯罪の証拠を残せない場合もあります。
加えてSDカードが破損していたり、本体が故障していても、カードを抜き出してSDカードを確認するまで気づかないことが多いです。もし壊れていた場合、確認されるまで記録を残せないデメリットがあります。またSDカードまたはカメラ本体が盗難に会った場合、すべての記録を失ってしまうほか、本体の機能は固定されてしまうため、新しい機能を使いたい場合は買いなおす必要がでてきます。
クラウド録画
メリット
インターネットを通してサーバに録画されるため、カメラ本体が盗難・故障の際でも録画データを残しておくことができます。スマートフォン対応となっている機種が多く、外出先でもスマートフォンから、カメラの映像や録画記録を見ることが可能です。録画した映像は、サーバに保存されるので、長時間の録画が可能です。また映像の呼び出しも、WEB画面上で簡単にできます。
スピーカー内蔵タイプのカメラであれば、インターネットを通してカメラ前の人物と、リアルタイムで双方向通話もできます。クラウドに保管された映像は、閲覧できる人物を追加したり、カメラごとに視聴できる人物を設定したりすることも可能です。 プライバシーマスクや顔認証など、新しい機能をクラウド側で追加することができ、その都度カメラ本体を交換する必要がありません。
デメリット
各サービス会社のクラウドを利用するため、サーバ使用料金が月額で発生します。SDカード録画方式のカメラは、安価で簡単に設置できるメリットはありますが、空き巣がカメラごと持ち去ってしまう恐れもあります。クラウド録画を行える防犯カメラであれば、盗まれるなどの問題は少ないですが、月額のクラウド利用料が発生するため、ランニングコストが発生します。ではクラウドのサーバ使用料金と、ネットワークカメラ本体の価格はどの程度なのでしょうか。
そこで今回は、エルモ社の屋内向け防犯カメラ「エルモ QBiC CC-2/CC-2L」を例に見て行きましょう。
QBiC CC-2の特徴
QBiC CC-2/CC-2Lは、Wi-fiやLAN端子(CC-2Lのみ)で簡単に接続できるネットワーク防犯カメラです。水平111度、対角134度の広角カメラで、720P/30fpsのなめらかなな動画撮影が可能です。ナイトビジョン搭載で、夜間に撮影する映像もしっかり写ります。
映像はクラウドで保管され、スマートフォンやパソコンで確認したいカメラを自由に選んで見ることができたり、録画記録を確認することができます。異常を検知した場合も、お手持ちのスマートフォンアプリに通知が届きくだけでなく、検知時にはタイムラインフラグでも通知が届きます。もちろんカメラ映像の特定の部分を撮影しない、プライバシーマスク機能も搭載。
カメラ本体は、安心の3年保証。本体価格も2万円前後と、お手頃価格で提供されています。
さらにカメラと一緒に使うクラウドサービス 「ELMO QBiC CLOUD」の録画プランは、7日間・14日間・30日間・60日間・90日間の5つから選べ、映像画質も「ライトプラン」と「スタンダードプラン」の2種類から選ぶ事ができます。これにより、月額1,000円という低価格からクラウド録画サービスを利用することが可能です。
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エルモ社の屋内向け防犯カメラについて
株式会社エルモは、大正10年創業の老舗光学機器メーカーです。現在、家庭用から大型ショッピングモールなど、幅広くエルモの防犯カメラシステムは利用されています。
エルモの、クラウド型ネットワークカメラは「QBiC CLOUDシリーズ」として、さまざまな状況に合わせた種類が登場しています。先ほどご紹介した「CC-2/CC-2L」のほかにも、クリップタイプの「EW-1」、マイナス25度から70度までの外気温に耐えられる「CP-2L」、複数人(標準5人)で同じ映像を見る事ができる遠隔地カメラ「CP-1S/W」などがあります。これらすべてが、クラウドサービス 「ELMO QBiC CLOUD」の各プランを利用することが可能です。
その他、有線ケーブル1本で350mも伝送可能な「HDS-7500VP」や、パン・チルト・ズームレンズ一体型カメラ「PTC-400C」など、大型施設から家庭用まで、さまざまなバリエーションの防犯カメラが、エルモ社で開発・提供されています。
まとめ
警察庁の調べでは平成14年以降、空き巣の発生件数は減少傾向にあります。しかし平成29年中は、約3万7千件もの窃盗犯罪が発生しており、なかでも戸建住宅の被害は41.0%、そして15.3%が共同住宅に侵入しています。
今や、犯罪抑止のために玄関や裏口に防犯カメラを設置するだけでは、窓ガラスやマンションの高層階にまで侵入してくる空き巣は防ぐことができません。そこで室内用防犯カメラの出番になるのです。幸いにも防犯カメラの普及率が増加したことにより、室内用防犯カメラの価格帯は2万円前後まで下がってきており、手軽に設置出来るようになってきました。
防犯カメラが設置された建物が増えたとはいえ、窃盗犯の人数はなかなか減りません。窃盗犯達は「防犯カメラの設置していない建物」を狙うため、カメラが付いていないだけで狙われやすくなるのです。ぜひご家族や財産を守るため、屋外のみならず室内でも防犯カメラの設置について今一度考えてみてください。