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大学に防犯カメラを設置すれば、犯罪や事故・内部不正対策に役立ちます。

しかし、大学内のどこに防犯カメラを設置すべきか、カメラの種類をどう選べば良いかわからない方もいるはずです。

本記事では、大学に防犯カメラが必要な理由と設置時の注意点、適切な設置場所と防犯カメラの種類を解説します。

最後まで読めば、大学に設置すべき防犯カメラの種類や設置場所の情報がわかります。

大学に防犯カメラが必要な理由

大学に防犯カメラが必要な理由を説明します。構内に防犯カメラを設置すれば、不審者対策だけでなく、学内で起きる不正や問題にも対処可能です。

構内に侵入する不審者対策

大学に防犯カメラを設置することで、構内に侵入する不審者対策となります。常時監視をおこなうことで、不審者が侵入した際にいち早く対応できたり、事件が起きた際に本人特定に役立てたりできるでしょう。

大学は校門が開放されており、不特定多数の人が出入りできるため、不審者対策は重要です。

学生と教師間のトラブル解決

近年問題になることが多い、学生と教師間のトラブルにも防犯カメラが有効です。パワハラやセクハラの事実があったかどうかの確認、また事件化した際の証拠となるでしょう。

防犯カメラを設置しておけば、事実を公平に確認し、正しい判断ができます。

学生によるカンニングなどの不正防止

カンニングや盗難などの不正も、防犯カメラによって防げます。試験場に複数の試験官をおいても、すべての生徒を監視することは難しいでしょう。

しかし、防犯カメラであれば、不審な動きをした生徒を確認できます。また防犯カメラがあると周知することにより、カンニングを抑止できるでしょう。

事故・事件が起きた際の証拠

万が一大学で事故や事件が発生した際に、防犯カメラの映像で状況確認できます。事故の責任の所在を明らかにしたり、犯人の特定に役立つでしょう。

大学には多くの人が出入りするため、カメラがなければ当時の様子を正しく把握できません。学生や教師の安全のためにも、大学に防犯カメラを設置すべきです。

偽装勧誘への対策

大学構内で起こり得る偽装勧誘への対策としても、防犯カメラが役立ちます。偽装勧誘とは宗教や過激な政治団体が構内へ侵入し、大学生を団体へ誘い込むことです。

特に上京したばかりで右も左もわからない生徒が狙われやすく、大学としても頭を悩ませている問題です。現状ビラの配布・放送などにより注意喚起をおこなっている大学が多いですが、それらだけでは十分ではありません。

監視カメラがあることで偽装勧誘を抑制でき、万が一勧誘が判明した際にどこの団体なのかなどの特定に繋がります。

大学に防犯カメラを設置する際の注意点

大学に防犯カメラを設置する際の注意点を解説します。学内にはさまざまな人が出入りするため、プライバシーの配慮も必要です。

また、録画映像の管理や使用目的の明示などにも気を配りましょう。

プライバシーへの配慮

大学に防犯カメラを設置する際は、プライバシーに配慮しなければなりません。校門付近に防犯カメラを設置する場合、どうしても通行人が写り込みます。

画角の調整や使用目的の明示などをおこない、近隣の方が不安を感じない配慮をすべきです。また、構内に設置する場合もトイレや更衣室などへ設置しないなど、設置場所もよく検討しましょう。

運用規定の策定

大学に防犯カメラを設置する際は、運用規定を策定したうえで、ホームページ等に掲載しましょう。参考に、中央大学「防犯カメラの取り扱い」を紹介します。

使用目的と運用開始日時、また画像を確認したい場合の手続きについて明記してある書類です。あくまで映像の確認は申請内容が認められた場合のみに限られ、みだりに人が防犯カメラ映像を閲覧できないことを明記します。

上記のように、防犯カメラの運用規定や確認の規定を設けることで、生徒や教師も安心して構内で過ごせるでしょう。

撮影データの厳格な管理

防犯カメラの撮影データが流出しないよう、厳格な管理が必要です。クラウドなどで保管する場合は、外部からの不正アクセスで映像が流出しないよう、セキュリティ対策を万全にしておきましょう。

また学内のHDDなどに保管する場合は、保管場所の施錠や管理者を決めて、映像が簡単に流出しないように対策しなければなりません。

大学で防犯カメラを設置すべき場所

大学構内で防犯カメラを設置すべき場所を紹介します。また、設置場所における防犯カメラの効果についてもあわせて説明します。

校門などの出入り口

校門には防犯カメラを設置しておきましょう。大学の校門は日中は常時開放されており、誰でも出入りできるため、不審者が入り込みやすいです。

監視室で防犯カメラの映像を監視していれば、不審者に気付ける可能性があります。また万が一、夜間に侵入者が発生した場合なども録画映像から本人を特定できるでしょう。

廊下や階段

廊下や階段に防犯カメラを設置することで、いじめやパワハラなどを防止できます。監視の目が届きにくい場所であり、いじめが起こる可能性が高いためです。

防犯カメラを設置することでいじめやハラスメント行為の抑止、また訴えがあった際に事実確認できます。

部室

サークルの部室なども、盗難被害やいじめ、違法行為が起こりやすい場所です。部外者が出入りしないため、無法地帯になることも。

部室に監視カメラを設置することで不正行為を抑止し、事件が起きた際の証拠となります。更衣室などには設置できませんが、部員が団らんする場所には監視カメラを設置しておくと良いでしょう。

教室

教室にも防犯カメラを設置しましょう。教室への防犯カメラ設置で、試験時のカンニング防止となります。

また最近は教室に動体検知機能付きのカメラを設置し、出席確認に活用する大学もあります。大人数が出入りする教室には、防犯カメラを設置しましょう。

ロッカー

ロッカールームにも防犯カメラを設置しましょう。ロッカーから財布などの貴重品を盗んだり、違法薬物を隠す学生がいる可能性があります。

個人の所有物を保管するロッカーは不正に使用されるケースも多いため、ロッカーにも防犯カメラを設置すべきです。

大学での使用に適した防犯カメラ

大学での使用に適した防犯カメラの種類を紹介します。設置場所に応じて適切な種類のカメラを選び、防犯に活用しましょう。

バレットカメラ

バレットカメラは箱の中にカメラを納めたものです。見た目から防犯カメラだとわかりやすく、犯罪抑止効果が高い点が特徴となります。

大学のエントランスやロッカールーム、教室など不正行為を抑止したい場所へ設置すると良いでしょう。

バレットカメラの設置メリットや概要は、バレットカメラとは？活用事例や使用メリット・設置位置の調整方法で紹介しています。

360度カメラ

360度カメラは、画角が広く周囲を見渡すように撮影できるカメラです。一見して防犯カメラとわかりにくい形状で、威圧感を与えません。

大学キャンバス内を広く監視したい場合や、部室など監視されている感を出したくない場所へ設置すると良いでしょう。

360度カメラの概要や画像の見え方については360度防犯カメラの見え方と設置場所で紹介しています。

ナイトビジョンカメラ

ナイトビジョンカメラは、夜間でも鮮明な映像を記録できる防犯カメラです。校門の夜間監視などに役立ちます。

24時間監視する場所へ防犯カメラを設置する際は、ナイトビジョンカメラを選ぶと良いでしょう。

ナイトビジョンカメラの種類や選び方については、ナイトビジョンカメラとは？種類や選び方を解説の記事を参考にしてください。

まとめ

大切な子供を預かり、適切な環境で教育していく必要性から見ても、大学には防犯カメラが必要です。

近年大学でのいじめやハラスメントも問題になっていますが、人数の多さから常時監視の目が行き届きません。

大学の校門や教室など必要と思われる場所へ防犯カメラを設置することで、犯罪や不正抑止、万が一の場合の証拠となります。

防犯カメラの運用規定や保管ルールをしっかり制定し、カメラを設置しましょう。

大学に適した防犯カメラの種類は設置場所や目的によって異なるため、カメラ選びに迷う方も多いはずです。

大学用の防犯カメラの選び方に迷ったら、下の問い合わせフォームからお気軽にお問合せください！

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