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クリニックに防犯カメラが必要な理由とは?注意点や必要な機能を紹介

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最近クリニックに防犯カメラを設置するケースが増えています。クリニックで起きる事故や事件、クレーム対応や盗難にスムーズに対応するためです。

自身が経営するクリニックに防犯カメラの導入を検討しているが、選び方や機能に不安がある方もいるでしょう。

この記事では、クリニックに防犯カメラが必要な5つの理由と必要な機能、カメラの種類とおすすめの設置場所を紹介しています。

クリニックに防犯カメラが必要な5つの理由

どうしてクリニックに防犯カメラを設置すべきか、その理由を紹介します。

病院荒らしなどの犯罪抑止

クリニックや病院内で起きる病院荒らしの予防にも、防犯カメラが役立ちます。病院荒らしとは病室内の貴重品などを窃盗したり、薬品を盗み出す行為です。患者の大切な金品や薬品を守るためにも、防犯カメラを使って犯罪を抑止しましょう。

侵入防止

クリニックへ無関係な人、不審者が侵入して事件を起こす事例も増えています。患者やクリニックに関係のない人が入室した場合に、即時に感知し侵入を防ぐ対策が必要です。防犯カメラがあれば侵入しようとしている人に侵入を思いとどまらせられるため、防犯カメラを出入り口などに設置しておくと良いでしょう。

事件時の証拠確保

クリニックで何か事件が発生した際に、防犯カメラの映像が事件の発生状況の分析や犯人特定の糸口となります。大阪北新地で発生した心療内科クリニックの放火殺人事件では、防犯カメラの映像によって事件発生の経緯や状況が明らかになりました。防犯カメラの設置により万が一事件や事故が発生しても、スムーズに真相を究明できます。

薬品などの紛失防止

クリニックでは持ち出し禁止の医薬品などを厳密に管理しており、万が一紛失した場合は事故報告書対応などが必要です。紛失時に防犯カメラの映像を確認すれば、どこかに薬品を置いてきていないかなどが映像で確認できます。また万が一薬品などの持ち出しが判明した場合に、誰が持ち出したかを防犯カメラ映像から特定可能です。

クレーム対応の円滑化

クリニックの医療行為に対するクレームが発生した際に、防犯カメラ映像で責任の所在を明らかにできます。クレームのすべてがクリニックの責任というわけではなく、なかには言いがかりに近いような内容のクレームもあるためです。防犯カメラの映像記録の確認で、クレームが正当なものか公平な目線で判断しましょう。

クリニックに設置する防犯カメラの機能

クリニックに設置する防犯カメラに搭載されていると便利な機能を紹介します。

耐衝撃性・耐水性

クリニックに設置する防犯カメラは、衝撃に強く耐水性の製品を選びましょう。不審者がクリニックに侵入した際に、まず防犯カメラを壊す可能性が高いためです。防犯カメラを物理的に破壊しようとしたり、水をかけてショートさせたりするため、衝撃と水に強いカメラを選びましょう。

解像度

クリニックに防犯カメラを設置するときは、解像度もチェックしましょう。解像度が低いと侵入者の顔を識別できないリスクがあります。一方で解像度が高すぎると録画容量が大きくなるため、長期保管する際に大容量の録画媒体の用意とこまめなバックアップが必要です。

クリニックごとに定めている保管期間に合わせて、適切な解像度の防犯カメラを選びましょう。

暗視性能

夜間無人になるクリニックや、暗い廊下の監視をおこなうなら暗視性能も重要です。通常のカメラは光源がないと鮮明に映像を映し出せません。深夜にクリニックに侵入者があった際や深夜に患者が徘徊した際に気づくためにも、暗視性能があるカメラを選んでください。赤外線カメラなど、光源がなくても撮影できるカメラを選べば暗い場所でも監視できます。

クリニックにおすすめの防犯カメラ

クリニックにおすすめの防犯カメラを3種類紹介します。

バレットカメラ

クリニックの監視におすすめの防犯カメラは、バレットカメラです。バレットカメラは箱型のマウントにカメラが収納されていて、防犯カメラがあるとひと目でわかります。そのため威圧感があり、入り口などに設置すると犯罪抑止効果が期待できます。

また箱型マウントがカメラを守る構造であるため、衝撃や水への耐久性が高いです。

ドーム型カメラ

ドーム型カメラはドーム型の強化プラスチックのケース内に、カメラ本体を収納したカメラです。一見してカメラとわかりにくい見た目であり、クリニックの患者や関係者に威圧感を与えません。待合室やレジ付近など、プレッシャーを与えたくない場面で使用すると良いでしょう。

PTZ型カメラ

PTZ型カメラとは遠隔操作でカメラの首振りができるカメラです。カメラの近くにいなくても画角を調整できるため、クリニックでの監視にも使用されています。入院設備があるクリニックで夜間患者の様子を確認したり、首振り機能を使って広い廊下を全体的に監視したりする際に便利です。

クリニックにおすすめの防犯カメラ設置場所

クリニック内のどこに防犯カメラを設置すべきかを説明します。

受付付近

受付付近はクレームや内部不正が起きやすい場所のため、防犯カメラを設置しましょう。音声録音機能がついたカメラなら、クレームの内容についても克明に記録できます。威圧感を与えないために、ドーム型カメラを選びましょう。

病棟

入院設備がある場合は病棟にも防犯カメラを設置しましょう。侵入者や病院荒らしに対して抑止効果があります。また万が一病棟で事件や事故が発生した際に、映像で状況を確認できます。侵入者への抑止効果が高いバレット型カメラや、広い廊下を首振りで監視できるPTZ型カメラがおすすめです。

通路

スタッフが使用する通路にも防犯カメラを設置しましょう。スタッフの勤務状況や動線の確認ができるため、オペレーション向上にも役立てられます。また薬品などの持ち出しなどを防ぐ効果も期待できます。通路が広い場合はPTZ型カメラなど、撮影範囲が広いカメラを選びましょう。

薬品庫

薬品庫には持ち出し禁止の薬剤などが多数あるため、防犯カメラを設置して管理しましょう。箱型の防犯カメラなら威圧感もあり、不正な薬剤持ち出しを防げます。

職員通用口

職員通用口から不審者が侵入する可能性もあるため、防犯カメラを設置しましょう。また更衣室などで盗難が発生する場合もあります。更衣室内へのカメラ設置は法律上禁じられているため、出入り口にカメラを設置して監視しましょう。

駐車場

クリニックの駐車場にも、防犯カメラを設置して自動車事故などにスムーズに対応しましょう。カメラの種類は箱型カメラなど存在感があり、また屋外での使用に耐えうる耐久性の高い製品を選んでください。

病室

患者と家族の合意が必須ではありますが、病室に監視カメラを設置するケースもあります。遠隔で患者の様子をチェックでき、夜間で人が少ない時間帯でも容体をモニタリングできる点がメリットです。

ただしプライバシーにかかわる場所であるため、病状で24時間監視が必要であると判断された場合に限って設置し、設置する場合は家族の同意を得て合意書作成しておくなど、個人情報に配慮した運用方法が必須です。撮影映像についても厳重に管理し、流出や悪用の恐れがないようにしましょう。

クリニックに防犯カメラを設置する際の注意点

クリニックに防犯カメラを設置する際の注意点を紹介します。

自治体のガイドラインに従う

防犯カメラを設置する際は、クリニック所在地の自治体が定めるガイドラインに従いましょう。自治体ごとに内容が異なるため、各自治体に問い合わせるなどして確認してください。

監視カメラの設置と利用目的の周知

防犯カメラを設置する際は、設置した事実と利用目的を明示しましょう。顔が映り込むため、監視カメラ映像が悪用されないか、不安に思う人もいます。病状を家族にも知られたくないという患者もいるため、患者へ理解してもらったうえで防犯カメラを運用してください。

あくまで防犯のためなど目的を設定したうえで流出リスクに備えた対策をしている旨を文書化し、掲示板などに貼っておきましょう。

監視映像の取り扱い規定の策定

クリニック内に設置した防犯カメラの映像には、個人が識別できる情報が多く含まれます。そのため監視映像の取り扱いには十分に注意してください。監視映像を確認できる権限を院長や副院長など役職者のみに与えるなどして、流出や悪用がないようにしましょう。

患者やスタッフのプライバシーへの配慮

クリニックに防犯カメラを設置する場合は、患者やスタッフのプライバシーへの配慮を欠かしてはいけません。更衣室やトイレ、病室(原則として)などには防犯カメラを設置しないようにしましょう。

合意書の作成(病室に設置する場合)

病室にカメラを設置して患者をモニタリングする場合は、家族の合意を得て書類を作成しましょう。あとから「言った言わない」のトラブルを避けるためです。合意書には映像の利用目的や保存期間などを明記して、家族に納得してもらったうえでカメラを設置してください。

適切な保存期間

クリニックに防犯カメラを設置する際は、適切な保存期間も設定しておきましょう。一般的にクリニックでは、2週間から1か月程度映像を保存しています。特に医療ミスなどのトラブルは時間が経過してから発覚することも多いため、長めに設定しておくと良いでしょう。

まとめ

クリニックで起きる犯罪や事故、クレーム対応のためにも防犯カメラは必要です。また入院設備がある病院では、重症患者のモニタリングのために病室に監視カメラを設置する場合もあります。

クリニックに防犯カメラを設置する際は、個人情報への配慮を忘れないようにし、設置場所に合わせて適切な機能を搭載したカメラを選んでください。

適切な防犯カメラ設置業者がわからない場合は、下記のフォームからお問い合わせください。適正な設置工事や防犯カメラの選び方や工事の方法についてご説明いたします。

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