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お手軽設置が魅力のネットワークカメラArlo(アーロ)シリーズについて


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ネットワークカメラの設置には、配線周りや固定金具等、面倒な作業がいくつかあります。しかしお客さまの中には、あまり自宅に施工業者を招き入れたくないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、誰でも簡単に・どこにでも設置出来る「Arlo(アーロ)」について解説いたします。

NETGEAR株式会社とは?

「Arlo(アーロ)」を開発したのは、1996年に創立された、ネットワーク機器の開発・製造及び販売を行っている、NETGEAR(ネットギア)株式会社です。ネットギア社はルーターやWi-fiなど、インターネット接続に関する周辺機器の販売を主軸としています。今回ご紹介する「Arloシリーズ」は、こうしたネットギア社の持つ技術ノウハウを活かして開発された、ネットワークカメラになります。

ネットギア社は防犯カメラメーカーとしては日は浅いのですが、20年以上にわたるネットワーク技術を駆使して、さまざまな製品を開発・販売を行っています。なお日本では、ネットギアジャパン合同会社(東京都中央区)が販売及びサポート業務を行っています。

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「Arlo」について

「Arlo」はベースステーションとカメラをWi-fiで接続し、最長6ヶ月駆動可能なリチウムイオン電池を使って、場所を選ばず設置できるのが特徴です。またIP65の防塵防滴機能が備わっているため、屋外への設置も可能にします。最近ではバッテリー駆動の「Arlo Pro」も販売されています。

そして「Arlo」は、Amazon EchoやGoogleHomeといった、スマートスピーカーとの連動が可能になっており、これによりスマートスピーカー対応家電を操作する上での「目」の役割も果たすことになります。

また日本国内においても、2018年3月14日には、赤ちゃんの見守りに特化した「Arlo Baby ABC1000-100JPS」が発売されました。子供にも馴染みやすいデザインで、子守唄を流したり、ライブカメラで赤ちゃんの様子を見守って、泣き声に反応して通知をするなどお母さんの強い味方となっています。

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4つの「Arlo」シリーズ

2018年3月現在、国内にて販売されいるArloシリーズには4種類あります。

Arlo(アーロ)

一番一般的な「Arlo」は、100%ワイヤーフリーのネットワーク・セキュリティカメラです。Arlo本体とAlroベースステーションを必要とし、コンパクトながらもさまざまな機能が搭載。

主な機能

  • Wi-fi接続
  • 電池駆動(最長6ヶ月)またはAC電源
  • IP65の防塵防滴機能
  • 視野角110度広角レンズ
  • 720p(1280×720)の高画質録画
  • 動作検知
  • 夜間撮影機能

無料のベーシックプランが標準付帯されており、7日間のクラウド録画(1GB)、1台のベースステーションでArloカメラを5台まで管理できます。そのほか、プレミアプラン(1,190円/月・30日間・最大10GB録画・10台までサポート)、エリートプラン(1,790円/月・60日間・最大100GB録画・15台までサポート)などにプラン変更も可能です。

Arlo Pro(アーロ・プロ)

「Arlo Pro」は、既存Arloの機能強化版になります。電池駆動からバッテリー駆動へと変更され、解像度も1080pのHD高画質・視野角130度広角レンズに変更されています。またカメラに内蔵されたマイク・スピーカーで、アプリケーションとの双方向通話が可能です。動体検知機能に音検知機能も追加され、より高い精度で検知されるようになっています。

Arlo PROベースステーションには、USBストレージが接続できるため、クラウド録画の弱点であるインターネット切断時の録画が可能になります。

Arlo Q/Plus(アーロ・キュー/プラス)

「Arlo Q」は、Arloシリーズの屋内専用Wi-fi高解像度モデルになります。こちらは単品での可動が可能で、ベースステーションを必要としません。本体にマイク・スピーカーが内蔵されており、アプリケーションとの双方向通話が可能になります。屋内専用なので、防塵防滴機能などは備わっていませんが、1080pのHD品質高解像度カメラで、自然な映像を撮影する事が可能です。さらにナイトビジョン機能により、真っ暗な部屋での撮影も可能です。電源は、AC電源またはUSB給電を使用します。

なお「Arlo Q Plus」は、Alro Qに有線接続の機能が備わったモデルで、LANケーブルを介して映像の出力や、PoE給電が利用可能となっています。「Alro Q Plus」には、microSDカードスロットも備わっており、インターネットが切断されたときのみmicroSDカードへ記録します。どちらもクラウドでの24時間録画が可能です。

Arlo Baby(アーロ・ベイビー)

赤ちゃんの見守りに特化したセキュリティカメラです。Wi-fi接続、マイク・スピーカー・ナイトビジョンといったArlo Qの基本機能の他に、本体に搭載された環境センサーで、温度や相対湿度・有機化学物質(VOCs)の測定が可能です。

電源はmicroUSB給電で、付属のアダプターまたは充電式バッテリー(駆動時間は3~6時間)を使用します。「Arlo baby」は音や動きを検知して録画を開始します。イベントは、Android / iOSアプリにて通知され、アプリやWEBブラウザからリアルタイムで映像の閲覧ができます。またマイク・スピーカーを使った双方向通話や、本体から録音した音声や子守唄などの音楽の再生も可能です。

Arlo Baby本体には、別売りで緑のうさぎ・黄色の猫・黒縁の犬の着せ替えカバーを装着可能なほか、内蔵されたLEDライトで好きな色に変更することも可能で、赤ちゃんが好む色・形に本体を変更可能です。

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まとめ

ワイヤーフリーのネットワークカメラの出現は、様々な用途での防犯カメラの利用を可能にしました。現時点でArloは、リチウム電池で電源を確保するため、数ヶ月で電池の交換が必要になってしまいます。使用頻度の高い場所でなければ使いやすいものだとは思いますが、常時録画もできないため、利用の際は、こうしたランニングコストの部分も考える必要があるかと思います。

今やネットワークカメラは、たくさんの種類が登場しています。どれを選んだらいいか分からず、頭を抱える方も多いのではないでしょうか。もし防犯・監視カメラの導入を検討していて、悩まれたら、お気軽にご相談ください。