ビジネス・生活を守る防犯システム「SK VMS」を徹底解説!
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革新的なネットワークカメラ映像管理システム「SK VMS」。
容易な拡張性と耐障害性が高いシステム構築が最大の特長で、ネットワークカメラ(IPカメラ)などからのライブ映像を検出・設定・録画・検索・共有するソフトウェアプラットフォームです。
数台の小規模監視カメラシステムから数千単位の大規模カメラシステムまで拡張可能で、ライブおよび録画映像はPC(Windows、Linux、Mac)やスマートフォン(iOS、Android)などで監視や管理することができます。
今回は、SK VMSの基本機能や魅力、利用シーンなどについて解説します。
目次
映像管理システム「SK VMS」とは
SK VMSは、ネットワークカメラ映像管理システムです。
インターネット環境を活用することで、抜け目のない防犯システムの実現に成功しました。
まずは、その基本的な機能、価格・推奨環境について見て行きましょう。
基本的な機能
基本的な機能は、下記の通りです。
- SK VMSは、1台で最大128台のカメラを接続できます。
128の映像を同時に処理するためには、ネットワークの管理に相当な負担がかかるのでは?と思われるかもしれません。
しかしながら、SK VMSは映像処理を機能ごとに分け、良好なパフォーマンスを保てるシステムとなっています。
基本的なNVRは1台あたり最大128台までとされていますが、「NVR-Pro」という高性能モデルを導入することで、最大で数百~数千台のカメラを管理することも可能です。
これにより、大規模な工場や広域に設置されたカメラの一元管理も可能となります。
膨大な数のカメラの録画データを保存する場合にも困りません。
SK VMSでは、システムが使用するストレージの管理、拡張を容易に行うことができます。
ローカル接続のHDD/SSDだけでなく、NASやファイルサーバーなどを録画データ保存先のストレージとして設定することができ、設定した外部ストレージは録画容量の拡張・ バックアップとして運用することが可能です。
ちなみに、SK VMS対応のカメラは、国内のCanon、Sony、Panasonicをはじめ、海外のAXIS、VIVOTEKなど、有名カメラメーカー30社以上に上ります。
詳しくはこちらをご確認ください。
- カメラで撮影する映像は、一台ごとのアングルを自由に切り替えられます。
一般的な防犯カメラで使用されている「魚眼レンズカメラ」は、名前の通り魚の目のような丸みのあるアングルで、全方位を撮影できます。
しかし、魚眼レンズカメラの映像は、丸く歪んで見づらくなってしまいます。
そこで、SK VMSの「歪み補正モード」を活用しましょう。
下の画像のように、丸みを帯びた映像から通常のアングルに歪み補正をすることができます。
出典:SK VMS
また、映像の指定部分を拡大表示する「デジタルズーム機能」を使って、1台のカメラの映像を4つに分けることもできます。
つまり、カメラ4台分のコストが1台分のコストに削減でき、工事費も同様にカットできます。
出典:SK VMS
- 録画映像の異変を逃さずチェックできます。
膨大な録画時間のカメラ映像をチェックする作業は、骨の折れる作業です。
そこで、「何か異変のあったときだけ映してほしい」というニーズに応えられる機能が「モーション検知機能」です。
モーション検知機能は、動きのあった時間帯・カメラの映像だけをピックアップできます。
また、「感度設定」も可能です。
わずかな動きでも反応するか、大きな動きでしか反応しないかを設定できます。
モーション検知機能はSK VMS側についているため、既存のカメラやアナログカメラでもモーション検知ができます。
価格・推奨環境
SK VMSは、ネットワークカメラ1台につき、1つの録画ライセンスを必要とする料金システムです。
ライセンスは必要な台数分だけ購入することができ、柔軟な使い方が可能です。
たとえば、あるネットワークカメラでの録画設定を解除した場合でもライセンスは失効されず、他のネットワークカメラに再利用できます。
詳しい価格は、こちらからお問い合わせください。
出典;SK VMS
SK VMSの推奨動作環境は、対応OSやCPU、メモリ(RAM)、ネットワークカード(NIC)などで決まります。
詳しくは、こちらをご参照ください。
SK VMSの魅力3ポイント
次に、基本的な機能では紹介しきれなかったSK VMSの魅力ポイントを3つ紹介します。
①直感的に操作できる使いやすさ
SK VMSは、ユーザーの思い通りに使える操作性を実現しています。
まず、複数のカメラの映像を自由にレイアウトすることができ、配置からサイズ、向き、ズームを自由に変えることが可能です。
また、一度作ったレイアウトを保存して、いつでも呼び出すことができます。
「録画映像のチェック中に、リアルタイムでトラブルがあったのに映像を見逃した…」といった事態に備え、録画とリアルタイム(ライブ)映像を同時に再生できます。
また「スマート検索」機能をモーション検知機能と掛け合わせて使うことも可能です。
画面内で指定したエリア内で動きのあった時間帯だけをピックアップし、自動で再生できます。
これにより、より効率的な映像のチェックが可能です。
さらに、外出先から映像をチェックできます。
一般的なサービスだと、外部から映像にアクセスする場合には、コストや設定(DDNS、固定IPなど)の手間がかかります。
しかし、無償の「SK Cloudサービス」を利用することで、スマホ・タブレットで外出先から簡単に映像をチェックできるようとなります。
このようなシステム操作に関して、より良いサービスを提供できるように常に無料アップデートが行われています。
②高セキュリティ環境でデータ管理も安心
SK VMSは、高いセキュリティ環境を構築し、「カメラの台数を増やしたのに、映像データが破損していた」「トラブルの起こった時間帯の映像データが壊れていた」といった事態を防いでくれます。
たとえば、「RAID(Redundant Array of Independent Disk)」対応であることがポイントとして挙げられます。
RAIDは、データの保存先であるHDDの故障を防ぎます。
HDDは熱や埃に弱く、故障するリスクが高いです。万が一、HDDに障害の起こった場合に備えて、データをバックアップしてくれるのがRAIDの機能です。
また、「自動フェイルオーバー機能」も有効です。
これは、サーバー上で突然のトラブルが起こった場合に、別のサーバーに自動でアクセスし、カメラの録画を継続させられる機能です。
トラブルのあったサーバーが復旧すると、元の状態に戻ります。
他社のVMSだと、基本的にはフェイルオーバーをつけるのに別途ライセンスの購入を求められます。
しかしSK VMSは、最初のライセンス購入に自動フェイルオーバー機能が含まれているのです。
③連携&検知機能で防犯度を高める
モーション検知機能に加えて、パトライトや人感センサーなどその他の機器と連携させることで、より防犯度を高めることもできます。
その他の機器との連携は別途ライセンスが必要ですが、システム開発やカスタマイズをせずにできる点は魅力です。
また、APIの連携も可能です。
SK VMSはこのような場所で役に立つ!
多数の機能を有すSK VMSは、ビジネス・生活におけるさまざまシーンに役立ちます。
飲食店・小売店などのお店
SK VMSは、万引きや強盗、スタッフの過失といったトラブルが起こり得る、飲食店や小売店などのお店で効果を発揮します。
お店周りの防犯だけでなく、店舗のマネージャー・店長不在時の勤務態度のチェック、お客様のクレーム対応など、防犯以外にも使えるでしょう。
複数の店舗を管理する場合にも、SK VMSの防犯システムは有効です。
工場
工場でつくった在庫商品を狙う不審者の被害に遭わないために、工場の防犯カメラは必須です。
また、特に生産ラインのある工場では、機械が正常に作動しているかチェックしなければなりません。
工場の規模が大きくなればなるほど、映像の管理も難しくなるため、SK VMSを利用する価値は高まります。
オフィス事務所
顧客情報などの機密性の高い情報を取り扱うオフィスにおいて、防犯カメラを中心としたセキュリティシステムの構築は欠かせません。
オフィスの規模に応じたネットワークカメラの設置が必要となります。
SK VMSを導入することで、オフィスを訪れる人々の動きを逐一チェックできます。
駐車場・マンション
駐車場の車を狙う車上荒らし、住まいを狙う泥棒などから人々を守るために、SK VMSの防犯システムは有効です。
また、マンション住人同士のトラブル(ゴミ捨て場や共有スペースの利用など)回避・解決のためにも役立ちます。
複数の駐車場やマンションを所有するオーナーにも対応できます。
SK VMSで効率的な防犯システムを実現しよう
さまざまな機能で犯罪やトラブルから守ってくれるのが、ネットワークカメラ映像管理システムの「SK VMS」です。
SK VMSには、今回紹介しきれなった利便性の高い機能が他にもたくさんあります。
規模の大小にかかわらず、快適な防犯システムを用意してくれるSK VMSの導入を検討してみてはいかがでしょうか。