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防犯カメラの電気代目安は?維持費を安くする3つのコツを紹介


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防犯カメラは常に稼働しているため、電気代が高いと思われがちです。

しかし、実際の電気代は月400〜500円程度が目安で、同じく常時稼働している家電と比べても抑え目の価格となります。

この記事では防犯カメラの電気代目安、電気代以外にかかる費用目安、電気代を少しでも抑えるコツを紹介します。

電気代が気がかりで防犯カメラの導入に悩んでいる方は、記事内で紹介している防犯カメラの電気代目安やコストを抑えるコツを導入検討の参考にしてください。

防犯カメラは月400〜500円で設置可能

防犯カメラの電気代目安は、月400〜500円程度です。契約しているプランや電力会社によって費用は異なりますが、さほど高額ではありません。

防犯カメラだけでなく、モニターやレコーダーの消費電力、常時稼働する家電と防犯カメラの電気代の比較についても紹介します。

防犯カメラの消費電力は0.5〜2W

防犯カメラの消費電力は、月に0.5〜2W程度です。

全国家庭電気製品公正取引協議会(よくある質問Q&A)」によると、1kWhあたりの電気代は31円です。

上記の価格をもとにして、1日1Wの家電を動かした場合の電気料金を算出してみましょう。

1W÷1,000(k)×24h(時間)×31円

防犯カメラを一台を常時稼働させても、電気代は1日あたり0.372〜1.488円です。つまり月間にして11.16円〜44.64円しかかかりません。

モニターやレコーダーの消費電力

次に防犯カメラと接続するモニターやレコーダーの消費電力を算出します。モニターとレコーダーの消費電力は、それぞれ20W程度です。

つまり先ほどの計算式で算出すると月間446.4円となり、年間稼働させても5356.8円しかかかりません。

設置台数が増えるほど電気代は高くなりますが、防犯カメラと合計しても年間で約10,000円の金額で1台の防犯カメラとモニター・レコーダーを動かせます。

常時稼働する家電と防犯カメラの電気代を比較

防犯カメラの稼働にかかる費用は、年間約6,000円程度です。この金額が本当に安いのか、常時稼働する家電と比較してみましょう。

家族用の冷蔵庫を稼働させるために必要な電気代は、年間7,749円程度です。

防犯カメラを稼働させる費用と比べると、約2,000円高くなっており、防犯カメラの消費電力は低めであることがわかります。

防犯カメラ設置における電気代以外の費用

防犯カメラを設置するにあたって、電気代以外の費用も予算に入れておきましょう。防犯カメラを設置する際にかかる購入費用や設置工事費用、レコーダーやモニターの購入費用が必要です。

初期費用とランニングコストを考えて、防犯カメラを導入するか検討しましょう。

防犯カメラ本体の購入費用

防犯カメラを購入して設置する場合は、防犯カメラ本体の購入費用が必要です。種類や性能によって大きく価格は異なりますが、相場としては監視用に使われるカメラの相場は2〜5万円程度。

安価なカメラは10,000円以下で購入できますが、一方で高性能のカメラは数十万円する場合があります。

カメラを購入せずにレンタル・リースすることもできますが、長期契約の場合には割高になる可能性もあるため、よく検討しましょう。

防犯カメラ設置工事費用

次に防犯カメラの設置工事費用が必要です。自分で設置できるタイプのカメラもありますが、屋外設置の防犯カメラや設置箇所からモニター・レコーダーの場所が遠い場合は、配線・配電工事をしなければなりません。

配線・配電工事は、自身での設置工事が難しいため、必ず設置業者に依頼しましょう。工事を業者に依頼した場合の費用は屋内用カメラで10〜20万円程度、屋外用カメラで15〜30万円程度が相場です。

上記工事費用は1台あたりの価格となるため、設置するカメラが増えるほど工事費用が高額となります。

レコーダー・モニター購入費用

防犯カメラのレコーダーやモニター本体も、あわせて購入しなければなりません。レコーダー本体の購入費用相場は2〜10万円程度、モニターは5〜15万円程度が相場です。

機能やメーカーによっても費用は異なりますが、あまりに安価なものを使うとすぐに壊れたり、録画容量がなく長時間録画ができない場合があります。

クラウドカメラを用いる場合はレコーダーが不要ですが、クラウドサーバーを契約しなければなりません。容量によってクラウドの契約費用が異なるため、複数のクラウドサービスを比較検討して選びましょう。

防犯カメラの電気代を抑える3つの方法

防犯カメラの電気代を抑えるには、3つの方法があります。防犯カメラの維持費はさほど高額ではありませんが、長年設置するならば、少しでも節約したいはずです。

今から説明する防犯カメラの電気代を安くする方法を、実践してみてください。

契約電力会社の見直し

防犯カメラの電気代は、契約電力会社によっても変わります。今契約している電力会社が最適かどうか、他社のプランやシミュレーションを使用して、比較してみましょう。

契約電力会社のホームページにシミュレーターを利用すれば、検針表の内容などを打ち込むだけで、今より電気代が安くなるか簡単に比較可能です

契約電力会社を変更するだけで、電気代が安くなり防犯カメラの維持費を安くできる可能性があります。

アンペアの見直し

契約アンペアを見直して、防犯カメラの電気料金を安くすることができます。

実際の消費電力より高いアンペアプランを利用している場合、アンペアを見直せば基本料金自体が下がる可能性があります。

そのため、防犯カメラを含めたすべての電化製品の電気代を抑えられます。

防犯カメラ稼働時間の見直し

防犯カメラを常時稼働させずに、必要な時間帯だけ稼働させるなどすれば、電気代を安くできます。

例えばスーパー店舗のレジに設置する防犯カメラは、顧客からのクレーム発生時や店員の監視のために使用するため、従業員がいない場合はオフにしても良いでしょう。

常時監視の必要がある場所を除き、防犯カメラの稼働時間を見直せば電気代は安くなります。

まとめ

防犯カメラの維持にかかる電気代は、レコーダーやモニター含めて年間6,000円程度です。ほかの家電と比べて極端に高いわけではないため、維持費は安めといえます。

ただし防犯カメラの性能や稼働時間によっては、より高くなる可能性がある点に注意してください。

また防犯カメラの設置にかかるコストは電気代だけでなく、本体やレコーダー・モニターの購入費用、設置工事費用も計算しなければなりません。

なるべく安く防犯カメラを設置したい場合は、業者にレコーダーなどの選定も含めて依頼することをおすすめします。

しかし、どの業者に防犯カメラの選定や設置を依頼して良いかわからないとお悩みの方もいるはずです。

そのような時は下記のフォームから、適正な防犯カメラの選び方や設置工事についてお問い合わせください。

電気代がなるべく安いカメラなど、適切なカメラを選ぶアドバイスをさせていただきます。

カメチョは弊社の防犯設備士の資格保有者が、お客様に最適な機能や設置方法をご提示いたします。