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防犯カメラが映らない時のチェックポイントとメンテナンス方法


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防犯カメラが急に映らなくなった時のチェックポイントを紹介します。
機械の故障かと思っていても、ちょっとしたメンテナンスで防犯カメラは復旧できるかもしれません。
自分で直せるエラーなのか、防犯カメラの修理が必要な故障なのか、ひとつずつチェックしてみましょう。
また、防犯カメラの故障を防ぐ定期的なメンテナンス方法についても紹介します。

今回はWi-Fiカメラの無線の不具合によるものは除きます。
Wi-Fiカメラでカメラの通電が確認できている場合は、まずは有線接続でWi-Fi接続に問題がないか確認してください。

防犯カメラか映らない時の4つのチェックポイント

防犯カメラが映らない時、まずは自分で直せるエラーなのかを確かめます。
ただのコンセントの挿しし忘れのようなうっかりミスもよくある話かと思います。
4点のチェックポイントから、復旧できる防犯カメラのエラーであるかチェックしましょう。

  • 電源が入っていない
  • 再起動で復旧するバグ
  • 配線が外れかけている
  • 接点が汚れている

電源が入っていない

防犯カメラ本体の電源ランプをチェックしましょう。
電源ランプが消灯している場合、電源OFFやコンセントの挿し忘れの可能性があります。
コンセントにプラグを差し込み、電源を入れることで復旧可能なエラーです。

再起動で復旧するバグ

防犯カメラも精密機械です。一時的ななフリーズにより一時的に防犯カメラが映らなくなっている可能性があります。
すべての機器の電源を一度OFFにして再度ONにすることで復旧可能なエラーです。
繰り返しフリーズが起きたり、復旧しない場合、内部で故障している可能性があるのでお気軽にお問合せください

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配線が外れかけている

屋外での強風や振動などで、防犯カメラの配線が外れている場合があります。
正しく配線が挿さっていなければ、防犯カメラの映像は映りません。
奥まで差し込むように配線を抜き差しすることで、復旧可能なエラーです。
電源ケーブルや同軸ケーブルなどのすべてのケーブルをチェックします。

接点が汚れている

ケーブルを差し込む接点の接触不良の可能性があります。接点には金属が使われているため、酸化したり埃が蓄積したりすることで電気が流れなくなります。
ブロアーで埃を取り除き、専用の接点回復剤を使って拭き取ることで復旧可能です。

防犯カメラが映らない時の4つの復旧方法

防犯カメラが映らない時の復旧方法についてまとめると、以下の4点がポイントです。

  • 防犯カメラの電源を入れる
  • 防犯カメラを再起動する
  • 配線をすべて抜き差しする
  • 接点の清掃を行う

この4点で回復しない場合は、防犯カメラの故障を確かめましょう。

防犯カメラの電源を入れる

コンセントを電源タップの奥まで差し込み、電源を入れます。
うっかりミスに対処する基本的な復旧方法です。

電源を入れなおす

一時的なフリーズであれば、電源のOFF/ONで復旧が可能です。
繰り返し不具合が起きる場合は、機器の異常と思われるので、修理か交換が必要になります。

配線をすべて抜き差しする

きれいに配線が刺さっているように見えて、接点で接触不良を起こしていることはあります。
一度すべてのケーブルを抜いて、挿し直してみましょう。
ケーブルを抜いた際に、次に紹介する接点の清掃もあわせて行えば効果的です。

接点の清掃を行う

ケーブルを挿しこむ接点の汚れや酸化が原因で、接触不良を起こしている可能性があります。
まずは、ブロアーやエアダスター、乾いた綿棒などで埃や汚れを除去。
次に、無水エタノールや接点復活剤を使って接点を拭き掃除することで、防犯カメラは回復することがあります。

防犯カメラ故障の6つのチェックポイント

紹介した復旧方法を試しても防犯カメラが映らない場合、機械の故障の可能性があります。
どの機器が壊れて防犯カメラが映らないのか6つのチェックポイントを紹介します。

  • 電源が入らない
  • モニターのバックライトが光っていない
  • モニターにはメニューや時刻が表示されている
  • モニターに直接カメラを繋ぐと映像がうつる
  • レコーダーとカメラが一体型の場合
  • テスターでケーブルが通電しない
  • レコーダーとカメラが一体型の場合

機器の故障であれば、自分で修理をすると保証の対象外になることがあります。
壊れている機器を特定できたら、修理は必ず販売店に依頼しましょう。

電源が入らない

電源ケーブルの断線または電源アダプタの故障、機械本体の電源が故障している可能性があります。
電源内部にはコンデンサーと呼ばれる一時的に電気を蓄える電子パーツがあります。
コンデンサーは電流の安定やノイズの除去に役立つ電子パーツなのですが、繊細で故障のしやすい電子パーツです。
コンデンサーの交換は電子回路を触らなければならないため、購入した販売店へ修理をご相談ください。

モニターのバックライトが光っていない

モニターの電源がONであってもバックライトが光っていなければ、モニターの故障が考えられます。
バックライトの修復は、モニターを交換するよりも値段は高くなる場合が多いため、モニターの交換をオススメします。
防犯カメラを購入した販売店へご相談ください。

モニターにはメニューや時刻が表示されている

カメラ本体が故障している可能性があります。
機器のメニューや時間表示はレコーダーから出力されるもので、レコーダーは動いているがカメラは動作していないと考えられます。
カメラからレコーダーの間に故障箇所があるので、防犯カメラを購入した販売店へご相談ください。

モニターに直接カメラをつなぐと映像が映る

防犯カメラのレコーダーが故障している可能性があります。
防犯カメラを直接モニターにつなぐことで、レコーダーになんらかの不具合が起きていてることが分かります。
レコーダーの修理は内部の電子回路を修復する場合もあるので、防犯カメラを購入した販売店へご相談ください。

テスターでケーブルが通電しない

機器本体の故障でなくケーブルの断線やコネクタの破損によって防犯カメラが映らない可能性があります。
ケーブルは銅を素材とした単線や銅線を束ねたより線でできています。
何度も折り曲げることにより断線するのですが、ケーブルは皮膜で覆われているため、内部の断線を見ることはできません。
ケーブルの断線を確かめるには、テスターを使います。
テスターが反応しない場合は、ケーブルを新しいものに交換することで防犯カメラは復旧可能です。

レコーダーとカメラが一体型の場合

今までのチェック項目はすべて、モニターとレコーダー、カメラを分離している防犯カメラでのチェックポイントです。
すべての機器を1台に収めた一体型の防犯カメラの場合は、一部の機械の不具合であっても個別の修理や交換はできません。
防犯カメラをまるごと持ち運び、販売店へ修理や交換を相談ください。

定期的な防犯カメラの5つのメンテナンス

防犯カメラは24時間稼働し続けるシステムで、普通の電子機器に比べて故障しやすい機器です。
防犯カメラの耐用年数は5〜6年程度。
車の車検とおなじように、定期的なメンテナンスによって使用出来る期間も長くなるので、1年に1度ではメンテナンスを行いましょう。
カメラの機能低下や急に映像が映らなくなるトラブルを防ぐ効果があります。

  • 防犯カメラの動作チェック
  • 異音のチェック
  • 埃の除去
  • 無水エタノールで清掃
  • プロによる保守作業

防犯カメラの動作チェック

すべての機器の動作を確かめるために電源をすべてOFFにします。
再度、防犯カメラの電源を入れ直して、機械の動作に不具合はないかひとつずつチェックします。

防犯カメラの異音チェック

カメラやレコーダー、モニターの動作音をチェックします。
耳を近づけると小さなノイズは聴こえるのが一般的ですが、内部の機器に不具合がある場合、ビー、ピーと明らかな異音が聴こえてきます。

埃の除去

ブロアーやエアダスター、乾いた綿棒などで機器の埃を取り除きます。
埃は通電性があるので放置しておくことで発火の危険があります。
濡れタオルでなく、乾いた掃除道具で埃を取り除いてください。
接点を濡らすとショートや金属腐食を起こす可能性があります。

無水エタノールで清掃

先に、ブロアーやエアダスターで埃を飛ばしてから行います。
電子機器の水拭きはショートや金属腐食の原因になるため、無水エタノールを使用します。
無水エタノールは揮発性が高く、電導率は低いため電源部や回路基盤の清掃にも使われるアイテムです。
レンズや電源プラグの清掃にも利用できます。
※アルコール消毒液もエタノールの一種ですが、水分を含むので使用しないでください。
※レンズの質を維持したい場合、レンズ専用クリーナーをご使用ください

プロによる保守作業

メンテナンスの質を高めるには、業者に依頼してもよいと思います。
業者であれば、機器内部の清掃や電子機器の不具合チェック、ケーブルの破損チェックなど素人ではできないチェックまで期待できます。

また、下の記事ではカメラ以外のメンテナンスにも言及してあります
SDカードやレコーダーのような接続機器が故障している可能性もあるので確認してみてください。

【3分解説】初心者でもわかる防犯カメラのメンテナンス!頻度や料金・内容まとめ

防犯カメラが急に映らないトラブルを防ぐために

防犯カメラの耐用年数はおよそ5年程度です。故障する前に防犯カメラを買い替えることで故障の不安も解消できるかと思います。
定期的なメンテナンスも使用期間を伸ばす効果があるため1年に一度はメンテナンスしておきましょう。
この記事では素人でもできる一般的な対処方法しか記載していないため、プロによる定期的な保守作業も行っていきましょう。

また、今回紹介したチェックポイントで改善されなかった場合には故障の可能性があります。
確認したが映らない、そもそも確認できているか不安という方はお気軽にご相談ください

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