防犯カメラにノイズが発生する3つの原因とノイズ発生時の対処法
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防犯カメラにノイズが走る原因はカメラやモニター、ケーブルの劣化が考えられます。その他、カメラの周辺に電磁波を発する機器があるなど、周辺環境によってノイズが走ることもあるでしょう。
本記事では、防犯カメラにノイズが入る3つの原因やノイズの種類と防犯カメラの故障箇所の関連性、ノイズが走った場合の対処法を解説しています。
最後まで読めば、防犯カメラのノイズを解消する対処法が見つかるでしょう。
目次
防犯カメラにノイズが入る原因
防犯カメラにノイズが入る原因は主に3つあります。
- カメラやモニターの故障
- ケーブルの劣化
- 周辺機器の強い電磁波
ノイズの原因はカメラ本体や周辺機器の故障、または電磁波の干渉です。画面のチラつきや揺れなどのノイズが入ると、正しく動画が確認できません。原因を特定したうえで、防犯カメラを問題なく利用できる環境を整備しましょう。
カメラやモニターの故障
防犯カメラにノイズが入る原因は、カメラ本体やモニターの故障です。カメラ自体が老朽化していたり、レンズに異常がある場合、録画画像にノイズが入ります。
また、カメラではなくモニターが故障し、ノイズが発生している可能性もあります。モニターの故障では、録画された映像自体にノイズは入りませんが、カメラ本体が壊れている場合は、正しい映像を保存できません。
カメラまたはモニターどちらが原因か確かめて、早めに買い替えなどを検討しましょう。
ケーブルの劣化
カメラとモニターを繋ぐケーブルが劣化し、防犯カメラの映像にノイズが走っている可能性もあります。ケーブルの断線や劣化で映像を送信する周波数に狂いが生じるためです。
ケーブルは長期間利用していると劣化します。ケーブルが劣化すると、録画映像にも影響が生じるため、早めに取り替えなければなりません。
周辺機器の強い電磁波
防犯カメラの映像にノイズが走る原因として、強い電気波を発する機器が近くにあることも考えられます。たとえば、カメラの配線と並行して電線が走っている場合、電磁波誘導によってカメラにノイズが発生します。
また、近くに電波塔やラジオ局がある場合や同じ室内や建物内に印刷機やプレス機がある場合も電磁波誘導が起こります。カメラやモニター、配線に問題がない場合は、周辺環境を見直したうえで防犯カメラの設置位置を工夫しましょう。
ノイズの出方と故障場所の関連性
防犯カメラのノイズと故障場所には関連性があります。ノイズが現れる場所や種類によって、ある程度まで故障箇所が特定可能です。
ノイズが入った防犯カメラの映像を観察したうえで、故障している箇所を特定して、ノイズを解決しましょう。
防犯カメラが故障した場合のノイズの出方
防犯カメラ本体が故障した場合は、以下のようなノイズが現れます。
- 縦縞
- 縦揺れ
- 点滅
- ブレる
- 塗りつぶしたようなノイズ
このようなノイズが発生した場合はカメラ本体が故障している可能性が高いため、カメラの買い替えや修理が必要です。
もちろんモニターやケーブルに異常が発生している可能性はあるため、ケーブル交換やモニター交換をおこない、本当にカメラが原因か特定しましょう。
日中のみ映像が白飛びする場合
夜は正常に録画できて、日中のみ映像が白飛びするような場合は、カメラレンズに問題があるかもしれません。レンズを柔らかい布で拭くと、白飛びが治る可能性もあるでしょう。
またはカメラの感度が問題で白飛びしている場合もあるため、購入元のメーカーに連絡して設定を見直してみると改善する可能性があります。
全てのカメラにノイズが入る場合
複数台のカメラを監視しており、全ての映像にノイズが走る場合はモニターが原因と考えられます。カメラが原因の場合は、故障したカメラにのみノイズが入るためです。
モニターを交換してみて正常に映るようなら、モニターが原因でノイズが入っています。この場合はモニターを交換すれば、ノイズが解消するはずです。
防犯カメラのノイズが気になる場合の対処法
防犯カメラのノイズは早めに対策しましょう。稼働中に映像が不鮮明になっては、監視の役割を果たせないためです。
またせっかくの証拠映像にノイズが入っていると、いざ確認したときに証拠として役に立ちません。防犯カメラにノイズが走った場合は、以下の対処法を試してみてください。
- 配線ケーブルの交換
- 他のモニターを使用
- 強い電磁波を発する機器から遠ざける
- 防犯カメラの買い替え
ノイズの発生原因は、ノイズの入り方である程度特定できます。以下の手順で故障箇所を特定して、適切な対処をとることで防犯カメラのノイズを解消しましょう。
配線ケーブルの交換
防犯カメラにノイズが入っていたら、配線ケーブルを交換してみましょう。ケーブルの劣化が原因の場合は、交換すればノイズが解消するはずです。
モニターとカメラを繋ぐケーブルなどを交換して、映像に変化があるか確認してください。ケーブル交換でノイズが解消されれば、この次からの手順はスキップしましょう。
他のモニターを使用
ケーブルを交換してもノイズが改善されないときは、防犯カメラの映像用のモニターを交換し、ノイズが改善するか確認しましょう。
モニターが故障している場合は、どの映像を映してもノイズが走ります。新しいモニターに交換することで、監視の際にノイズで映像が見られない事態を防げるでしょう。
強い電磁波を発する機器から遠ざける
モニターの交換でもノイズが解消しない場合は、電磁波誘導が原因かもしれません。近くに強い電磁波を発するものや電波塔がある場合は、なるべく遠い場所へ防犯カメラを設置しましょう。
また、防犯カメラの配線と200Vの電線が並行して走っている場合、電線から強い電磁波が発生してノイズが走っている可能性があります。その場合は配電を変える必要があるため、業者を呼んで配電を変更する工事が必要です。
防犯カメラの買い替え
電磁波を発する機器が周辺にない場合は、防犯カメラ自体が故障している可能性があります。防犯カメラを購入してから時間が経っている場合や激安のカメラを購入した場合は特にカメラに不具合が起こりがちです。
新しい防犯カメラに交換することで、ノイズのないクリアな映像で監視できます。
まとめ
防犯カメラにノイズが走る原因は、カメラ本体だけでなく周辺環境やケーブルの劣化が考えられます。
ノイズの走り方である程度故障箇所の特定が可能ですが、実際に故障している箇所の交換をしないかぎり故障箇所は断定できません。
記事で紹介した手順を参考にして、カメラのノイズを発生させている原因を特定しましょう。
防犯カメラが原因でノイズが走っている場合は、新しいカメラを購入する必要があります。その際は激安の防犯カメラなどは避けて、ノイズが入りにくい画質設定にするなど対策して設置しましょう。
ノイズが原因で新しい防犯カメラを購入したいと考えているものの、どの防犯カメラが良いか決めかねている方もいるはずです。
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