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防犯カメラ・監視カメラ用語集

防犯カメラや監視カメラの導入を考えている方に向けて専門用語の解説です。
ご自宅やオフィス、店舗などに防犯カメラ、監視カメラ、ネットワークカメラを導入する際にぶつかる疑問を解決するべく、「カメチョ」では専門用語を、分かりやすさを意識して解説いたしますので比較検討時の知識としてお役立てください。

HDR(ハイダイナミックレンジ)機能

英語表記:high-dinamic-range rendering
読み:エイチ・ディー・アール

HDR(ハイダイナミックレンジ)機能とは、異なる露出度の画像を合成することで、擬似的にダイナミックレンジ(画面内で一番暗い箇所と明るい箇所の差)が大きい画像に補正する機能のこと。

防犯カメラ・監視カメラに内蔵されている画像センサーは一度に記録できるダイナミックレンジが(肉眼およびヒトの感覚と比べて)狭くなっており、逆光になる撮影場所などでは影の部分が黒く潰れてしまったり、日光があたる部分が白く飛んでしまったりする。これを防ぐために、屋外設置用のカメラでは、異なる露出で同時に撮影した映像を自動で合成・補正するHDR機能を搭載したものが多くなっている。

「逆光補正機能」「WDR(ワイドダイナミックレンジ)機能」と呼ばれることもある。

By Richard Huber (Own work) [CC BY-SA 3.0 or GFDL, via Wikimedia Commons