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防犯カメラの役割~利用客にも安心を提供しよう~


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近年、通信や映像技術の開発によりカメラも著しく進歩しました。しかし開発者の意図とは裏腹に、小型化されたカメラやスマートフォンなどを利用した「盗撮」といった犯罪も増加し、ニュースでも多く取り上げられています。

盗撮と聞くと、エスカレーターや公衆トイレを連想される方も多いと思われますが、実は意外なところにも危険が潜んでいます。今回は実際にあった整体院での盗撮事件を参考にしながら、犯罪を助長させないための、そして利用客に安心を提供できる、防犯カメラの活用法について一緒に考えていきたいと思います。

整体院で起こった盗撮事件

奈良県生駒市内の整体院で起こった事件は、2017年12月から2018年2月にかけて施術中の女性3人を、整体師の男が小型カメラを利用して盗撮をしたというものでした。盗撮の手口としては、施術に利用するオイルが入った容器に小型カメラを取り付け、足先から撮影するほか、玄関やトイレなどにも小型カメラを数台設置し、動画記録もしていたとのこと。

施術に乗じて盗撮するといった悪質な手口で、準強制わいせつ罪に問われた整体師には、2018年9月の判決公判で懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年)が言い渡されました。

このようにテクノロジーの進化は、同時に新しい犯罪を生み出してしまいます。この事件は、もはや一般人も盗撮とは無縁でなくなったことを表しているのかもしれません。

プライベート空間である整体院

整体院などでは特に、女性と整体師の2名だけの閉鎖的な空間になるがゆえに、プライバシーや安心を求められることが多くなってきています。また整体院のほかに、接骨院やマッサージ院、エステなどもプライベート空間を生む意味では同一に挙げられます。

上記のような事件が発生していることもあり、整体院などの安心・安全を利用者へ担保する為に、防犯カメラの導入が増えています。カメラでの撮影をしている点では、利用客に不安も与えかねないので、もちろん防犯カメラを目的以外の用途に利用しないことを明記し、同意を得たうえでの運用となります。

防犯カメラの導入目的

整体院などで防犯カメラを導入する目的には、以下のようなものが挙げられます。

防犯

整体院も金銭を取り扱う以上、強盗などにも注意しなければなりません。また施術で使う高価な機械なども、昔に比べコンパクトかつ軽量化が進んでいるため、盗まれる可能性も高くなっています。

その他、上記事件のような従業員による盗撮といった悪質な犯罪を未然に防ぐためにも、防犯カメラが役立つことでしょう。

エビデンス(何か事件が起きた時の証拠として)

特に男性施術師がおもな整体院では、通常の施術にも関わらず、女性客からわいせつ行為として訴えられる可能性も否定できません。このような場合、防犯カメラによる映像を確認することで無実を証明できます。逆に言えば、確認できるものがなければ無実の証明が難しいということも覚えておきましょう。

業務上、閉鎖的な空間を必ず生み出してしまう整体院では、どんな事件や事故が起きるか分かりません。何かが起きてから対処しようにも限界があります。そのようなときの証拠を残すためにも防犯カメラが必要ともいえます。

ブランディング(安心安全)

ブランディングとは、自社のサービスを理解してもらい、競合他社との差別化を図ることを意味します。整体院で防犯カメラを設置し、利用客に「安心・安全」を提供することはサービスの向上につながり、利用客がほかの整体院と比較するうえで優位に立つことができます。

現在ではインターネットを通じて、口コミも広がりやすい時代となっているため、潜在顧客の掘り起こしといった面でも、ブランディングは大事な要素ともいえます。

整骨院での防犯カメラ導入事例

福岡県にある整骨院では、店舗入口から裏口まで死角を作らないように計4台の防犯カメラを設置。高額な医療機器を導入したため、盗難にあわないか心配になり、防犯カメラの設置に踏み切ったとのこと。

医療系で盗難に遭いやすいのはノートパソコンで、顧客情報も入っているため厳重に扱わなければなりません。もちろん医療機器も、どんどん小型化が進んでいるので安心してはいられませんね。そのほか待合室での置引きなどに注意するためにも、店舗へ出入りする人物を監視することも重要です。

今回のように店外に防犯カメラを設置する場合も、犯行の抑止効果が期待できます。実際、防犯カメラは「犯行に踏み切らせない環境」をつくることが一番大事ともいわれています。

導入目的に応じてカメラの選定を

防犯カメラを導入を検討する場合、何を目的にカメラを導入するのかによって、カメラの形状や録画形式など様々な角度からカメラを選定する必要があります。例えば屋内ならば、利用客に威圧感を与えない「ドーム型」の防犯カメラを設置することが多いです。内装にこだわっている店舗でも、目立たないのでインテリアの邪魔にならないのが特徴です。

逆に屋外では、威圧感を与えることで犯行抑止効果を高めるために「バレット型」を導入することが多いです。屋外用として防水・防塵性能も高いものを選びましょう。他にも、持ち運びができるように固定しないカメラなども存在します。目的に沿わないカメラを選択しないように、専門家の意見をうかがうのも良い方法なのではないでしょうか。

まとめ

より便利でより快適な生活をする上で、テクノロジーの進歩は歓迎されることですが、技術を悪用した犯罪が増加してしまうことにも注意しなければなりません。今回取り上げた事件も他人事ではなく、身近にも犯行を企む人がいるかもしれないと考え、事が起こる前に先手を打った対策を講じることも必要なのではないでしょうか。

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