【試してみた】多業種での活用が可能な高機能クラウドカメラ!ギガらくカメラの実力

突然ですが、みなさんはクラウド上に録画した映像が保存される「クラウド型カメラモニタリングサービス」をご存知でしょうか?「クラウド」の概念自体については理解している人も多いかと思いますが、これは従来PCや専用の端末で行わなければならなかったデータ処理、保存などの作業をクラウドサーバー上で行うタイプのサービスです。GmailやYahoo!メールなどのウェブメールなどのサービスでいえば、従来は電子メールの送受信や保存は専用のソフトウェアを自分のPCにインストールして利用していましたが、ウェブメールだとクラウド上で処理・保存されるようになっており、現在は主流になっています。みなさんが普段使っているメールもこのウェブメールなのではないでしょうか?

このクラウド型カメラモニタリングサービス(以下、クラウドカメラサービスと呼ぶ)は防犯・監視カメラの分野にも普及しつつあり、専用のレコーダーで録画を行う一般的なタイプの録画方法に加えて、クラウドサーバー上でデータの保存を行うことができるクラウド録画サービスが登場しています。その中でも今回はNTT東日本が提供している「ギガらくカメラ」のサービスをご紹介したいと思います

防犯カメラ・監視カメラのデータをクラウド上に保存するメリット・デメリット

なぜクラウド録画のサービスが普及しつつあるのか、についてそのメリット・デメリットを含めて簡単に説明してみたいと思います。

クラウド録画サービスのメリット

  • 設置場所にレコーダーを用意する必要が無いため初期費用が抑えられる
  • レコーダーまでの配線が不要なので配線工事が比較的容易
  • 録画した映像の閲覧権限などを細かく設定できるため、高度な管理が可能
  • クラウドサーバーはサービスの提供会社が管理するため、レコーダーの破損やデータの紛失の心配が無い

クラウド録画サービスのデメリット

一方で、一般にクラウド録画サービスというと下記のようなデメリットも懸念されます。しかしそこはNTT東日本。今回紹介する「ギガらくカメラ」は、デメリットを払拭するようなサービスになっています。

    • 録画データをネットワーク上にアップロードするため、ある程度の回線速度が必要になる

→NTT東日本・NTT西日本が提供するフレッツ光インターネット回線であれば最大1Gbpsの通信速度で安心。

    • インターネットに接続する必要があるため、セキュリティの面で不安がある

→実績のあるNTT東日本のデータセンタにデータを保管するので安心。

    • クラウドサービスの利用料がランニングコストとして発生してしまう

→「ギガらくカメラ」であれば録画期間や必要な機能に応じて料金体系が細かく設定されているので無駄なコストを抑えられる。

実際に使ってみてわかったギガらくカメラの強み

まずは、NTT東日本の「ギガらくカメラ」の内容について細かく見ていくことにします。ギガらくカメラは、クラウド型録画サービスのひとつで、クラウド上への録画機能の他にも、リアルタイムの映像を確認できるリアルタイム監視機能や、PCだけでなく、タブレットやスマートフォンから閲覧できるマルチデバイス対応など機能が豊富なサービスです。

「ギガらくカメラ」には、活用方法やシチュエーションに応じた3つのプランが提供されており、録画機能が必要なく、リアルタイム映像の閲覧を目的とした「モニタリングプラン」、モニタリングに加え、決められた期間内の映像を録画する「常時録画プラン」、そしてリアルタイムモニタリングに加え、カメラ側でイベントが検知された場合に録画を行う「イベント検知録画プラン」の3種類のプランが用意されています。

実際にオフィスに設置してみた。

今回はNTT東日本からPanasonicの高性能ネットワークカメラBBSW172Aをお借りして来ました。このカメラの特徴はPoE給電用のハブを間に挟んでケーブル1本で給電と映像データの伝送を行うところです。これを設置場所のネットワークハブにつなげれば設置は完了となります。このカメラはPTZ操作(カメラのズームや首振りの操作)を行うことが可能になっており、広いスペースを監視しなければならない場合や店舗スタッフの手元をズームアップして確認する際に活用できるため、対応可能なシチュエーションがぐっと広がります。

もちろんこの機種以外にもギガらくカメラでは7メーカー95機種(2018年2月現在)に対応しており、360度カメラから赤外線によって熱源を探知できるカメラまで必要に応じて機種をチョイスすることができます。

PoEインジェクタ

LANケーブル1本だけで給電と映像データの伝送を行うことができるPoEインジェクタ。

※設置は専門の業者が責任を持って行ってくれるので、設置者自身で配線や設定を行う必要はありません。

使いやすいインターフェース

PCやモバイル端末などのウェブブラウザを利用して専用のログインページからログインを行うことで閲覧ができるため、外出先からでもカメラの映像を確認することもできます。

肝心の使い勝手ですが、モニタリング画面は直感的に操作できる仕様になっています。

①2つのモードを用途によって使い分ける直感的な操作方法

リアルタイムの映像を確認するための「モニタリング」モード、録画した映像を再生する「録画再生」モードの2種類が用意されていて、ワンクリックで切り替え可能です。

②モニタリング画面分割機能

中央部は設置したカメラの映像が映し出されており、1画面に1台~最大16台までの映像を同時に表示できる仕様になっています。

同時に複数台のカメラが監視できるのは多数の監視カメラを管理する際に重宝しそうですね。

③PTZ機能

PTZ機能を利用する事によって遠隔地で操作する管理画面からズームや首振り、ピントの調節などが可能になっています。時間帯によって監視する場所を変えたい場合や、ズームアップして細かな部分まで確認したい場合に非常に役立つ機能です。ズームの倍率や画角は「プリセット」機能で記憶させ、元の画角にワンクリックで戻すことが可能である点も見逃せません。

④サムネイル表示と日時指定で特定のシーンを素早く探索

万が一の犯罪や不正が発生した場合、もしくは単純に過去の映像を見直したい時に役立つのがサムネイル表示と日時指定機能です。録画した映像を見返す作業は意外と時間がかかったりしてしまいますが、特定の日時を指定する機能と録画映像のコマのサムネイルでの一覧表示機能、そして録画映像の倍速再生機能を組み合わせることで素早く目的のシーンを見つけることができます。

⑤細かな設定が可能な「検知機能」

その他にも、カメラで撮影している範囲で人や物が動いた時にそれを検知してくれる「動体検知」、「動体検知」で検知した瞬間に事前に登録したメールアドレス宛にメールが送られてくる「メールアラート送信機能」、そして、検知を行うスケジュールを最大5つの時間帯まで指定できる「検知スケジュール設定機能」など必要に応じて細かな設定ができます。

「イベント検知プラン」の場合には1台のカメラごとに5つまでの録画時間帯を設定できる。「常時録画プラン」の場合には動体検知のON/OFFのみ設定できる。

⑥カメラ通信状態監視機能

停電や断線、ネットワーク障害などの理由で録画映像がNTT東日本のクラウドサーバーに送信されていない場合にあらかじめ登録されたメールアドレスに通知を行う機能です。カメラを設置している場所に不正に侵入した第三者を素早く発見することにつながります。不法侵入などの事例ではカメラの配線を切断することで証拠を隠匿しようとする犯人も多いため、こういった事例にも対応できます。

「リアルタイム」と「レコーダー不要」がもたらす様々な業種への応用

では、クラウド録画のメリットがどのようなシーンで活かされるのか、利用方法と合わせてご紹介したいと思います。

飲食店・小売店・サロンなどの店舗での活用

レジカウンターを覗かれると・・・

飲食店や小売店・サロンなど実際にお客様が来店する店舗では従業員の接客態度を店舗オーナーやマネージャーが本社や遠隔地から監視するなどの活用が考えられます。ギガらくカメラでは、カメラごとに閲覧できるカメラをID別に設定することができるため、本社、エリアマネージャー、店長などの閲覧権限を個別に割り振ることも可能になります。また、IDごとにモニタリングや録画映像の閲覧などの行動をログとして管理することが可能になっている点も特筆すべきポイントでしょう。

工場・倉庫などでの活用

工場や倉庫などは、塵や埃が舞う環境です。防犯カメラ・監視カメラや録画用のレコーダーを設置するには厳しいですが、クラウド録画のサービスである「ギガらくカメラ」は対応するネットワークカメラの機種が多く防水・防塵性能を備えたカメラを状況に応じて選択することで屋外はもちろん、埃が舞う環境など様々な状況に対応できます。さらに、ナイトモード搭載の暗闇でも映像を写すことができるカメラと動体検知、そしてメールアラート組み合わせることで夜間等、どうしても無人になってしまう時間帯でもメールアラートによって侵入者を検知することが可能になるはずです。

コインランドリー、パーキングなど無人施設での活用

コインランドリーや、コインパーキングなどの無人施設でも既に監視カメラが設置されている施設は多いですが、たいていの防犯カメラは設置場所で器物破損やトラブルが発生した時の備え、となっているのが現状です。しかし、クラウド録画サービスを活用することで「万が一に備えるだけの設備」から一歩踏み込んだ活用ができるはずです。というのも、クラウド録画の監視カメラを導入することで、利用者間のトラブルやイタズラの抑止に繋がることはもちろん、遠隔監視の機能を組み合わせる事によって混雑状況の把握や物品の破損の確認なども含めて定期的な巡回業務の回数を減らすことにも繋がるので、管理会社やオーナーの負担を減らす効果も期待できるのではないでしょうか。ギガらくカメラであれば、PTZ機能にも対応しているので、気になる部分をリアルタイムでズームアップして閲覧、といった活用方法も考えられます。

まとめ〜クラウドカメラが当たり前になる時代を予感させる理由〜

ここまでギガらくカメラを例にクラウドカメラについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。現在ではアナログ・デジタルを問わず防犯カメラを導入する際には台数に合わせたレコーダーを用意するのが主流です。大規模な企業であれば自社内に監視カメラ用の録画サーバーをシステムごと構築してしまう、などの解決策もあるかもしれませんが予算の制約もあり、なかなか難しいはずです。

そういった状況でも録画サーバーを必要な分だけレンタルする感覚で利用できるクラウド録画サービスであれば導入の初期費用を抑えることができ、クラウド上に保存されているデータを活用することも簡単になるので、今後はますます普及していくサービスであると感じています。現在、国内の防犯カメラ・監視カメラの映像データの99%がレコーダーのHDDなどの(インターネットにつながっていない)ローカルデータとして保存されていると言われており、膨大なデータが活用されない状態で眠っています

万が一に備えるための防犯カメラ、という認識からマーケティングや業務改善につなげるためのカメラとしての活用など、今後に期待したいと思います。

ギガらくカメラの料金・詳細はこちらから

※本記事の内容はNTT東日本より提供いただいた資料・機材をもとに構成、編集しております。