カメラ映像から素早く証拠を探し出す、Ciero(シエロ)の「画像検索機能」とは?

皆さんのお店や工場で「レジに残っている合計金額が合わない」「発注した商品の数が合わない」なんて事はありませんか?しかし万が一発生したとしても、証拠がなければ何もできません。こうした理由から、最近では小売店や物流倉庫などでも防犯カメラの需要が高まっています。
いままで憶測でしかなかった「事件の原因」が、カメラ映像によって証拠を見つけ出せるようになりました。一方でその原因解明のためには、録画映像を全部見続けなければいけないという問題がありました。
そんな中、この問題を解決したのが、Panasonic子会社である「ヴイ・インターネットオペレーションズ株式会社」の新サービスです。

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ヴイ・インターネットオペレーションズ株式会社とは

ヴイ・インターネット オペレーションズ株式会社(V-Internet Operations, Inc.(通称:VIO))は、1996年松下電工株式会社のベンチャー制度により設立された、パナソニックの連結会社です。当初は米国ファイアウォールベンダーと販売契約をし、日本国内でのシステムインテグレータ(業務用コンピューターやLANなどのコンピューター・ネットワークを導入するときに必要な作業を一括して請け負う業者のこと「通称:SI」)で、某大手ゼネコンのファイアウォール/メールシステム納入を手がけています。

2003年には、製薬会社の電子錠・カメラ連携システムを開発し、同年にはカメラパッケージ「ArgosView(アルゴスビュー)」の販売を開始し、以降は、ネットワークカメラを用いた映像監視ソリューションやストリーミング配信ソリューション、授業配信ソリューションなどを提供。このArgosView映像監視システムは、2016年には4万台の監視カメラ接続に対応し、2016年・2017年ともに国内VMS市場において30%を超える、シェアNo.1の企業でもあります。IPカメラ市場が拡大している今、SIの分野とVMSベンダーとして、多くの企業から支持されている会社となっています。

クラウド録画サービス「Ciero(シエロ)」とは

「Ciero(シエロ)」とは、スペイン語で「空」という意味です。VIOの「Ciero」は、手軽に始められる低価格なクラウド録画サービスで、手持ちのパソコンやタブレットのブラウザーから他拠点の防犯カメラ映像を、録画やライブ配信で確認できるサービスになります。映像はVIOのクラウドに保存されるため、レコーダーは不要なうえ、HD高画質で細部まで映像が確認できるのが特徴です。

このたびその「Ciero」に、録画機能を簡単に検索できる新機能が、2018年11月5日リリースされました。

新機能「録画機能検索」について

開発の背景

小売店や金融店舗においての金銭トラブルや、物流業務における誤出荷の調査には、正確な事実をいち早く特定することが大事です。そのためには「エビデンス(証拠)」が必要で、憶測だけで社員を疑うより、大事な証拠を防犯カメラ映像で確認することが求められていました。しかし個々のカメラ映像をクラウドから検索するには、高度なシステムと連携を行う必要があり、その費用と時間がハードルとなり、長時間にわたり担当者が映像を確認することで事実を特定するしかありませんでした。

新機能の特長

そこで「Ciero」の検索機能は、高度なシステム連携を施すことなく、CSVデータ(ファイルの作成日時・変更日時などの履歴が保管されたデータ)をアップロードすることで、POSデータや作業履歴データとの連携が可能になりました。それによりCieroは、社員の入退店記録から作業履歴などの検索条件を設定して、クラウド録画で記録されたカメラ映像の検索を可能にしています。

料金

Cieroに接続するためのカメラは、屋内用Wi-Fi対応カメラが30,000円、屋外用カメラが60,000円、どちらも有線LAN接続によるPoE給電対応です。また既存のカメラと、Cieroを接続するためのユニットも販売中で、LTE搭載ユニットが125,000円~、LTE非搭載ユニットが95,000~となっています。

料金プランはカメラの台数と録画映像の保存期間ごとに設定が可能で、契約期間はどれも最低1年契約です

<カメラ1台あたりの月額利用料金>

  • 7日間録画プラン  1,700円
  • 14日間録画プラン  1,900円
  • 30日間録画プラン  2,400円

また「録画映像の検索機能」は、2018年11月5日から提供を開始しています。現在はCSVデータによるログ連携が、1カメラあたり月額1,500円で可能となっており、近日中にはAPI連携によるPOSデータや作業履歴データとのリアルタイム連携もリリース予定です。

どういった用途で利用できるのか

では録画映像の検索機能は、どのような場所で利用できるのでしょうか?

小売業:金銭受け渡しトラブル時の確認

金銭の受け渡しに関するトラブルや、レジ金差異が発生した場合、POSデータに含まれている「レシートNo.」や「時刻」などをキーにして映像検索をすることができます。検索して出てきた映像を確認することで、どこのレジで打ち間違いが起きたか、どのタイミングで金銭受け渡しのミスが発生したかを、素早く確認することが可能です。

物流:汚破損や作業ミスの原因特定

物流倉庫などでは、WMS(物流管理システム)の作業実績データに含まれる「伝票番号」「作業指示No.」「作業者」などをキーに映像検索をして確認することで、汚れや破損の確認や、作業員の誤作動がなかったかをチェックすることができます。

オフィスビル:入退時刻の早期確認

社員の出退勤時に、タイムカードの打刻忘れや、外部からの来訪者の入退館時刻が未記入の場合、セキュリティドアの入退データに含まれる「カードNo.」や「氏名」をキーに映像を検索し、再生することで、入退時刻の早期確認が可能となります。

これまでの機能追加

2018年7月、ArgosViewは最新の動画圧縮規格であるH.265に対応しました。従来のH.264規格に比べ、高いデータ圧縮能力があるH.265に対応することで、ネットワーク伝送の負荷の軽減を可能にしました。録画映像の検索機能も9月6日に追加されており、ArgosViewの進化とともにCieroも進化しています。

今後のリリース予定

VIOは現在、画像解析ソフトウェアのデベロッパー「株式会社エイブリッジ」との連携により、作業指示情報や荷物情報を読み込むことで、作業トレース情報を映像で確認可能な機能を開発中です。これからも他のソフトウェアベンダーとの連携を深め、VIOのArgosViewとCieroは、より多くの映像活用シーンを創出する予定となっています。

まとめ

いままでの防犯カメラ製品は、システムを更新する度に本体データを更新する必要があり、場合によっては買い換える必要がありました。その費用が高いハードルになり、新しい機能を利用できなかった店舗も多くあると思います。しかしCieroはクラウド録画サービスなため、新しい機能をサーバー側が追加してくれます。既存の防犯カメラから映像出力もできるため、ユーザーは本体を買い換える事なく、順次リリースされる新機能を追加できるのはありがたいですね。新機能の録画映像の検索機能があれば、レジ業務のミスや不正もすぐに見つけ出せます。「憶測」ではない「エビデンス(証拠)」が真実の答えです。真実が解明されれば問題解決への足がかりにもなりますし、職場の改善にも役立つと思います。Cieroは工事も不要で設置できますので、小規模な監視カメラシステムには最適な一台と言えるのではないでしょうか。

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